危険なメソッドの作品情報・感想・評価

「危険なメソッド」に投稿された感想・評価

FREDDY

FREDDYの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

クリストファー・ハンプトンが脚本家として携わった原作戯曲を自らが脚色しデヴィッド・クローネンバーグ監督のメガホンで制作した伝記ドラマである本作は、1904年8月、自身が勤務するチューリッヒにあるブルクヘルツリ病院に運び込まれた統合失調症患者のユダヤ人女性ザビーナ・シュピールラインの担当医となり、精神分析学の大家ジークムント・フロイトが提唱していた斬新な治療法"談話療法"を実践し、幼少期の記憶を遡り彼女が抱える性的トラウマの原因の追究に成功した2年後、オーストリア・ウィーンへと赴き念願だったフロイトと対面し、"神経症は性衝動に起因する"と話す彼と多くを語らう中で治療における新たな解釈の必要性を見出していた精神科医のカール・グスタフ・ユングが、治療を必要としていた優秀だが変わり者のグロス博士との談話療法の中で"一夫一妻制"や"患者の転移"などについて言葉を交わしていた最中、治療を経て性衝動の病気を克服し、医師を目指して心理分析療法を学んでいたザビーナが自身の研究対象が性衝動に根差していることから性体験を求め誘惑してきたことで、医師であり妻子持ちでもある自らの理念と反し欲望のままに"転移"を受け入れ、医師と患者の一線を越え秘事を重ねて行く中で欲望と罪悪感の狭間で葛藤を覚えていく様や、ザビーナをめぐって交友関係にあったフロイトとの友情に亀裂が生じ決別へと向かっていく過程を描いた作品となっているのだが、恥ずかしながらカール・グスタフ・ユングやジークムント・フロイト、ザビーナ・シュピールラインなどについての予備知識はなく、興味本位で視聴をはじめてしまったので劇中の台詞の難しさなど少しばかり戸惑ってしまった節はあるのだが、その分、彼らがそれぞれに持ち合わせていた理念や思考などに触れ考えさせられるものや学べるものも多くあり、難しいと思えた台詞が次第に面白く感じ彼らの意見交換のシーンから目が離せずにいましたし、これが実話であるという驚きもある。そしてマイケル・ファスベンダー、ヴィゴ・モーテンセン、キーラ・ナイトレイなどといったキャスト陣の共演や、ザビーナを演じたキーラ・ナイトレイの演技もまた惹かれるものがありましたし、個人的には最後まで楽しめました。ただ、いかんせん内容が内容だけに気軽に視聴ができない難点もありますし、抑揚や緩急というものがあまり感じられなかったせいか少しばかり退屈に思えてしまった。それなりには楽しめるがオススメは難しそうですね。
のんchan

のんchanの感想・評価

3.3
全く内容をチェックせず、ヴィゴを貪るために、このタイトルとジャケでエロティックなヴィゴを拝めるのか?って不純な動機が間違いだった😔

デヴィッド・クローネンバーグ監督なのにバイオレンス0️⃣
題材がユング×フロイト+患者の伝記物語って😧興味ないし〜💦
この内容、なにもクローネンバーグが制作しなくても別の監督が良かったんじゃないかな😥


精神科医ユング(マイケル・ファスベンダー)の勤める病院に、ユダヤ人女性ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)が重度のヒステリー患者として運び込まれる。精神分析学の権威であるフロイトに相談し“談話療法”に刺激を受けたユングはザビーナに治療法を実践するが.....一線を越えてしまう。
美しい妻がいて子供も生まれたばかりでも情事は重なり、そのやり方がフロイトは気に入らず友情にも亀裂...

なんかこれが実話なのかと思うと、時代とはいえ男尊女卑も甚だしいし、特に色気も無く、内容もサッパリ面白味がなくて...何が悪いんだろう?
役者の演技は悪くないし、衣装も凝っていてそれなりに素敵なので目の保養は出来るけど、なんせ集中出来なかったな😨

キーラは重度の精神病ということで、オラウータンみたいなに顔を歪めたり、身振りも大袈裟な演技しているけど、やり損というか...病気が落ち着いてからもそんなに美しく感じなかったな〜😒
ユングの妻役サラ・ガドンは強くて落ち着いていて美しかった✨

ヴィゴですが、可もなく不可もなしってか、ユングの脇役なので特に大して...つまんなかった。
クローネンバーグとヴィゴのコラボは『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』に続いて3度目。クローネンバーグはかなりヴィゴがお好きと感じます💞


やっぱりクローネンバーグって、バイオレンスでこそ力発揮するって理解したわ😁
クローネンバーグは、異質なものの融合・交接をテーマにずっとやってると私は思ってて、後年にいくにつれて、物質的なものから精神的なものへと移行してるんだと思う。

フロイトの考え方って、やっぱ男尊女卑で緻密さに欠けてるな。当時は科学だったのかもしれないけど。
女性の悩みの原因を全て、「本当は男とヤリたいんだろ」に収束させてる。

船のシーン綺麗だった。
kazzz3

kazzz3の感想・評価

-
好きな変態監督の作品だけど、テーマが少し難し過ぎたかな。とはいえKeira Knightleyの演技に救われた。
フロイトは多少読んだことあるけどユングはないんだよね
この映画が実際のユングの理論をちゃんと反映させて描かれてるのなら普通にフロイトよりユング派ですね〜目に見えないものもあるよね派だし
フロイトはまじで森羅万象を性衝動のメタファーだと思ってるからな
まあでもどちらも、そして精神分析も曲者である…

ヴィゴ・モーテンセンは『イースタンプロミス』とか『ヒストリーオブバイオレンス』の時とかとまた全然違うね
キーラ・ナイトレイの演技がものすごかった

フロイトがまだバリバリだった時代に自身が患者として診察を受け(させられ)た立場から精神科医になる女性がいたんだな〜という事実もはじめて知った
『ナイトメアアリー』で女性の精神分析医描くの珍しいかも?と思ったけど全然事実の方が先いってたのかもな

フロイトが夢を教えずに医者の権威を守ろうとしたところと、最後にユングとザビーナの患者と医者の関係性が逆転したところは綺麗な対比

話の中では中心ではなかったが精神分析の学術的な発展とナチスによるユダヤ人迫害の歴史、だいぶ絡み合っている
go

goの感想・評価

-
キーラナイトレイの演技がすごい。が、盛り上がりに欠ける
おしりペンペンしてた
これで1000字書くんか、がんばれ
ネジ

ネジの感想・評価

3.0
クローネンバーグ監督は好きだけれども今作はただ単にテンポが遅い薄味の映画という印象だった。

クローネンバーグ作品の個人的に魅力と思っていた部分は、例えば[ザ•フライ]の人間から蠅人間への変身だったり、[イースタンプロミス]の喉切りシーンやサウナ格闘シーンであったり、[裸のランチ]にいたっては全編が変態的な美術であったり、観客のテンションを下げない演出プラス独特の美的感覚が合致して生まれる濃密な世界観や緊張でした。

ザピーナ役のキーラナイトレイは良かった。
個人的にキーラナイトレイの魅力は、写す角度によっては奇麗にもヘンテコリンにも見える顔だと思うのですが、その部分の特徴をうまく生かしていたと思いました(もちろん演技も良かったです)

感想としては「テンポが遅い薄味の映画」+「クローネンバーグ監督じゃなくてもいいんじゃね?」という感じです。
  歴史上最も著名な心理学者
 ユングとフロイトの友情と決裂。
   2人の運命を変えたのは
  美しい女性患者。知られざる
   禁断の関係が今暴かれる…

  D.クローネンバーグ監督による
実話をもとにした歴史心理ドラマ🎬
 
  🪢キーラナイトレイが凄い🪢

  クロネバ監督作品15作目の鑑賞♪
  アレレ?何か違う…そう思うくらい
 私的に本作はハマれませんでした💭笑
   (何だか良く分から~ん😂)

★キーラ・ナイトレイ★ヴィゴ・モーテンセン   
 ★マイケル・ファスベンダー…の3人が
 アレコレ複雑な関係になるお話ですが、

 とりあえず美しいキーラナイトレイが
 凄~い顔をしながら精神病患者の役を
  本気で演じている姿にビックリ①😳
 
他にもキーラナイトレイが初体験したり
エロ ~い姿でおしりペンペンされたりして
エロ ~い声を出している…ビックリ②😳

…そんな感じでキーラナイトレイが凄い‼︎
(この凄さにスコア0.3UPしてます👑)

   何だか良く分からない感じで
 気付けばエンディングを迎えてたけど
  歴史や心理学に詳しい人が観ると
 分かる部分が多いのかもしれません✨

とりあえずキーラナイトレイの凄い演技が
  観れたので良しとしよう♡🙌笑

 ※おしりペンペンが頭から離れない🙈
ユングもフロイトの理論から影響を受けた人間だが、次第に自分の考えが確立されてくると、フロイトとの関係が険悪に。結局袂を分かつ事になる。
ユングとフロイトの歳の差は19歳。
フロイトと袂を分かったユングは、自身もしばらく神経症を患ったそうだが、父親を超えていく様な葛藤があったのだろうか。

今作ではユングが主人公なのだが、ユングに実在した愛人、
ザビーナ・シュピールラインという女性も、重要な役周りで出ている。
彼女はウィキベキアによると、統合失調症という事でユングの患者になったのだが、この辺りのキーラ・ナイトレイの演技がすごい。
顎を突き出し、目をひん剥いて、本当に危ない人。
演技とはいえ、よくもあそこまで顎が付き出せるものだと驚いた。

ザビーナは病気が治った後、ジュネーブ大学の医学部に進学し、無事卒業。
ユングとの不倫関係を清算した後はフロイトに師事し、彼女自身が精神分析医になっているのである。
しかし、彼女が本当に統合失調症なら、薬を飲まないと絶対に完解はしないので、再発も無くこれ程活躍したという事は、ただの神経症だったのだろう。

この作品は、ユングとかフロイトが好きな人は、彼らは本当にこんな感じだったのかしらと、すごく楽しめると思う。
だが、私の様に特に彼らに興味がなく、あまりよく知らない人間には、ああ、こういう事があったんだ…で、終わってしまいました。
M

Mの感想・評価

3.0
精神分析学の大家 ユングとフロイト
ふたりに多大な影響を与えたヒステリー患者サビーナ🇷🇺

彼らの複雑な三角関係を
鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が
実話を元に描くドラマ

過去のクローネンバーグ節からは外れたイメージだが、
ユング・フロイトに亀裂をもたらした女性、
心の奥底に眠る感情をあぶり出す 「言語連想テスト」
ユングとフロイトが意見交換する「夢分析」のシーンなど
知的好奇心を刺激するエピソードも数多く描かれる
実話ベースならではの 何かと興味深さを秘めた作品

クローネンバーグ監督のお気に入り
サラ・ガドンの美しさたるや...✨


原作 ノンフィクション
『A Most Dangerous Method』(1993)
戯曲
『The Talking Cure』(2002年)
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