母親を幼くして亡くした男が、愛することを恐れ忘れ、やがて取り戻す。
重厚な歴史ドラマを得意とする巨匠ベロッキオの繊細な演出が映えるが、母親の死の真相が凡庸で物語の求心力がやや弱いか。
静かな物語だが…
邦題はフェリーニに掛けてるのかな。どちらにしても合ってない。原作は実話を元にしたイタリアのベストセラーであるらしい。大作「夜の外側」が素晴らしかったので鑑賞したが思いの外響かず。特に新聞投稿に対する…
>>続きを読む初めは少し難しくて時間の経過が読めなかったけど、分かってからはストーリーの単純さにビックリした。これは中々男には分からない。女性には胸を打つ話しだと思う。私は、孫持ちになってから、孫娘のケアをしてい…
>>続きを読む「夜の外側」は公開待ちですけど、そういえば今配信があるベロッキオ作品でこれ見そびれてた、と思って見てみた。
イタリアでは有名なジャーナリストの自伝の映像化。
邦題はなぜそうなった??って感じ。
非常…
幼い時に母を亡くした父子。
そこから成長して記者になって、でも心の傷は癒えず、パニックを来たして女性の医者に会う。そして…というかんじ。
大体このサイトのあらすじで書いてる。
「幸福な人間は決して…
[落下と家と死への無意識的な執着] 80点
傑作。マルコ・ベロッキオ長編23作目。マッシモ・グラメッリーニによる同名小説の映画化作品。子供時代に母親を亡くした主人公マッシモは大人になっても母親の幻…
ずーっと眺めるような目で生きてて自分のことでさえ周囲の方が感度が高いのリアルだ。
わたしは「病み終える」という概念がすごく好き(っていうと語弊があるけど)で、焦りからくる半端なポジティビティやプレ…
イタリア人ジャーナリストのマッシモ・グラメッリーニによる自伝小説が原作。
最愛の母の突然の死によって心に傷を負った9歳のマッシモは、その時からずっと空虚に囚われたまま成人していった。
1960年…
【第69回カンヌ映画祭 監督週間出品】
『シチリアーノ 裏切りの美学』などの名匠マルコ・ベロッキオ監督作品。マッシモ・グラメッリーニによる自伝的小説を原作とする人間ドラマ。カンヌ映画祭監督週間でプレ…
(c) Simone Martinetto