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ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―の作品紹介

ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―のあらすじ

1400 人という多くの犠牲を出した、2008 年から 09 年にかけてのイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に 29 人も殺されるという、過酷な事件を経験していた。監督・古居みずえのカメラは、家族を失いながらも、懸命に生きる子どもたちの生活を静かに見守り、彼らの心の傷と変化を写し出す。子どもたちの証言から垣間見られたもの、それは“生きる力”“人間力”だった。

ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―の監督

古居みずえ

原題
What We Saw: Gaza, the Children of Samuni Family
製作年
2011年
製作国
日本
上映時間
89分
ジャンル
ドキュメンタリー

『ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―』に投稿された感想・評価

知
-
2008年の攻撃後に作られた映画。映像の中の子どもたちは当時10歳前後だったから私と同い年くらいだ。なんで今まで知らずにいられたんだろうとつくづく思う。3歳の子どもが家族がどうやって殺されたのか、生活が破壊されたのかを語るし、それを語るための言葉を持っていた。殺された、殺されかけたという体験が人生の基底にあるし、そうさせているのは何?誰?という話。
この子たちが今生きてるか分からないのが悲しいし怒りでいっぱいになる。この時からずっとここで何が起きてるか知ってほしいって言ってるのに、耳を傾けてこなかった、その結果の今、状況は変わらないどころか悪くなってる。知った今何もしないなんてことは許されないでしょ。
「今何もできません。でもその中でも抵抗はできます。イスラエルの望まないことをするんです。(超絶ニュアンス)」、望まないことをし続けるわよ〜〜〜!

オーナーのお二人の話も聞くことができて本当に良かった。良い時間だった。
第19回難民映画2024
寄付つきのオンライン鑑賞にて。

2008年12月から2009年の1月にかけての22日間、イスラエルがガザを攻撃。パレスチナ側の死者は1400人を超えた。
その中で一族の29人が一瞬にして殺されたサムニ家の子供たちの生活や証言を記録したドキュメンタリー。

これがもう今は収束した過去の問題についてのドキュメンタリーならば、一度はダメになった畑を耕し直し植えられるオリーブの苗や、「信仰や教育で暴力に抵抗する」という少女の言葉に希望を感じられるのですが、残念ながらこれ以降も攻撃は続き、ジェノサイドと言うほかない人道危機が今もなお続いていることに胸が苦しくなるばかり。

この映像の中で家族に起きたことをたくさん語ってくれた彼らは今どうしているだろう。ガスも通っていない中、火傷しながら料理をしていた人や、家を新しく建てる手伝いをしていた彼は…。

侵攻を忘れるためにと子供たちにお絵描きをさせる中にも描かれる攻撃の瞬間。
自分の両親や友達がどうなったかを絵に描いて、言葉にして、我々に伝えようとしてくれる子たち。

監督のインタビューにも載っていましたが、とにかくこの世界は間違ってるという認識を持ち、それをどうにか世間に知ってもらうために、現状を必死に伝えんとする子供たちの姿が特に印象的でした。

中でも胸が痛くなったのは、銃の薬莢を拾ったり、イスラエル軍のマネをして顔を黒く塗ったりする行動。
自分の父親を撃った弾丸が収められてたかもしれない薬莢や、自分の家族を殺し、夢にまで出てきたイスラエル軍の顔を…なぜ……と。
でもその理由にも彼らなりの解釈があって、意味があって。そうせざるを得ない環境があって。成長とともにそれは変化する場合もあったり。

とにかく思うのは、ガザの街には確かにいろんな文化があって人々が生きていて、何の罪もなくて。それがイスラエルによる封鎖で自由が奪われ、侵攻で命や尊厳が奪われ、未来を奪われてることの非人道性に対する怒りです。
一刻も早く事態を解決しないといけませんよね。


監督インタビュー↓
https://www.japanforunhcr.org/news/2024/rff-interview-mizuefurui
Keita
5.0
子供たちが自分たちの家族に起こったことを話していく。イスラエル軍兵士による残虐な行為が明らかになる。これは15年前の映像で、2024年の今のパレスチナは殆んどが破壊し尽くされ何もない。希望も救いもない。あの子供達がまだ生きているのかわからないが、未来への希望となることをただただ願う。
欧米のおかげで日本は近代化できたし今も先進的な取り組みを尊敬し感謝もしている。しかしパレスチナの惨状を見たら欧米に過度な憧れや幻想を抱くのをやめた。圧倒的強者にも怯まずNOと言おう、自分のエゴのために誰かを犠牲にするような行いをもうやめさせたいと思う。

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