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サクラメント 死の楽園

サクラメント 死の楽園の作品紹介

サクラメント 死の楽園のあらすじ

ある日、連絡が途絶えていた妹から奇妙な手紙を受け取ったパトリック。彼は過激な取材スタイルのVICE社のサムとともに、とある共同体へと潜入取材を敢行する。「エデン教区」と名付けられたその場所は皆幸せそうに暮らしており、妹も無事だった。彼女は、ここで豊かな生活ができるのは“ファーザー”のおかげだと話す。しかし、平和に見える<地上の楽園>だったが、不可解な空気が見え隠れし始める。彼らは取材を装い、妹を救い出そうとするのだが…。

サクラメント 死の楽園の監督

タイ・ウェスト

原題
The Sacrament
製作年
2013年
製作国
アメリカ
上映時間
100分
ジャンル
ホラー
配給会社
日活

『サクラメント 死の楽園』に投稿された感想・評価

kuu
3.0

『サクラメント 死の楽園』 
原題The Sacrament  2013年製作100分 R15+ 米国映画。
ガチのカルト教団
『人民寺院』の史上最大規模の集団自殺をモチーフにしたドキュメンタリータッチ・タッチ・そこにタッチのホラー映画。

リアリティあったなぁ!
日本のフィクション小説じゃカルト教団系は
新堂 冬樹『カリスマ』
村上 春樹『1Q84 』
荻原 浩『砂の王国』
中村文則『教団X 』et cetera
あるけど
あ!村上春樹の『アンダーグラウンド』はドキュメントでしたが素晴らし作品。
この作品は、これはマジもん!イエモン、ポケモン、ぼく銅鑼衛門!P.O.V.ショットがリアリティを増さしマーシー臨場感タップリて、恐怖を体感させよる。
観てる側にカルト教団潜入モードのような錯覚を起こしつつ、事件の真相に迫って行く。
そこにあんのは『神』による絶対の陶酔じゃなく恐怖。
まぁこの歌留多じゃないカルト教団の元ネタは、
漫画『ゴルゴ13』の作品の中に、信者による集団自殺がアメリカ合衆国陸軍の特殊部隊によって行われた虐殺って設定やったけど、扱われてたかな。
扨、話は、
ある日、パトリックのとこに妙な手紙が届く。
それは連絡が途絶えとった妹からやった。
『私は共同体で頑張ってるわ。神に導かれるままに』と。
パトリックは過激な
『突撃!隣の晩御飯』ならぬ、
カルト教団への突撃取材を、サムとジェイクの3人で敢行することした。『エデン・パリッシュ』って呼ぶ共同体じゃ、すべての人が幸せそうに暮らしとった。
そこで暮らす妹は『私達がここで豊かな生活ができるのは “ファーザー” のおかげラリラリ』やと話す。
せや、一見、平和な『エデン・パリッシュ』はジャジャン、何やら不穏な空気が満ちてる。
彼らに救いを求める親子も現れ、彼らは取材を装い、妹を救い出そうとすんのやけど。。。

もととなっとる、カルト教団『人民寺院』による集団自殺事件は、1978年のことでかなり前のことやけど、2001年のアメリカ同時多発テロまでは、アメリカでは一つの事件による死亡者数は最大じゃないかな。
ほんで、そこに至るまでには『人民寺院』の恐ろしい実体があったし怖い。
創始者はジム・ジョーンズ(ラッパーにも同じ名前がおるがちゃう人)で、これが本作で “ファーザー” と呼ばれとる裏に回ればファーザーじゃなくファッカー男やねんけど。
ジョーンズはもともと『人種差別撤廃』を掲げた活動家で理念はしっかりしとる。
現在、カルトと認定されとる宗教も多くが、当初は確りとした理念はあるんやろな。
信者の8割以上は有色人種で占めていたんやけど、教団幹部は白人のみちゅう実体がある。
教祖は、マルクス・毛沢東・スターリン・ヒトラーなどに傾倒しとった!
ヤッパリよくわからんやっちゃ。
ヘーゲル、マルクス、毛沢東(若しくは、チェ・ゲバラ)ならまだしも、
スターリン、ヒットラーって、中にヒロヒトはおらんなぁ🙇‍♂️
日本の帝国主義に学ぶモンはなかったんやろか。
それが『ジョーンズタウン』(本作に出てくる「エデン・パリッシュ」)という外の世界と完全に遮断された町を作る動機になっとる。
この時、社会からバッシングされ出した教団は拠点をサンフランシスコから南アメリカのガイアナに移し、『ジョーンズタウン』はそこに作られた。
せや、『ジョーンズタウ』」は楽園ではない。
信者への暴力事件やレイプ、脱退しようとした信者の監禁、信者の子供は無理やり連れて行き、まともな教育を受けさせへん。
なんかの問題が明らかとなったん、さらには外部からの侵略に備えた軍事訓練まで行っとった。元祖オウム真理教やね。
パリ・コミューン[(仏: Commune de Paris、英: Paris Commune)フランス・パリ市の自治市会(革命自治体)のことやけど、ここじゃ国防政府のプロイセンとの和平交渉に反対し、同時期にフランス各地で蜂起したコミューン(仏: la Commune)のうち普仏戦争後の1871年3月26日に、史上初の「プロレタリアート独裁」]見たいのを目指していたんかな?
ほんで『人民寺院』を危険視したアメリカ連邦議会、下院議員と信者の家族、マスコミからなる視察団を教団に送り込んだ。。。
この事件をテーマにした映画はこれまで数本撮られてるけど、実体はまだ完全に分かってへん。
それには『人民寺院』が資金力によって多くの腐れ政治家と繋がっとったこと。
『ゴルゴ13』も意外に実際の事件のエエとこついてるかも。
事件の全て公表することによって失脚する政治家がいるから闇に消されたと云う人もいる。
ホンマ謎が多い事件だけに、そう云う意味じゃ、オモロい映画やでした。
3.4
イーライ・ロスに惹かれて。
手ブレガンガンのPOVに気持ち悪くなり、洗脳する教祖、洗脳されていく信者たちをみてまた気持ち悪くなり。作り物ならいいけど、実際に900人も集団自殺者(虐殺も含む)を出してるカルト集団。ただの詐欺師やんって思うけど信じる人が何人もいる。支配する力がある。こわすぎる
Kota
3.6
“皆で本当の”楽園”へ行こう。”

実際にあったカルト教の集団自殺をテーマにタイ・ウェストとイーライ・ロスがPOVによるドキュメンタリー調に撮り切った作品(今作のカルト教団はフィクション)。集団自殺のシーンが生々しく写されるから、苦手な人はやめといた方が良い…。

“ミッドサマー”とテイストは似ているけど、個人的にはリアリティ含めこっちの作品のほうが断然好きだった。長尺を使った教祖とのインタビューシーンの絶妙な違和感や、POVだからこその周りで何が起こっているか一瞬理解できない感じに観客もズボズボ引き込まれていく…。

POVって言ってもドキュメンタリーチックに丁寧に編集されているから、酔うこともなく気持ちよく観れる(内容は気持ちよく無いけどね!)。イーライ・ロス系のエグスリラーが好きな人は是非。

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