日常に溢れるなんてことない美しい嘘と狂気。アメリカらしい日常の感じ方で白黒強く出てしまう社会だからこそ、その中間的な感情をおざなりにしてしまうが故、こういう表現は珍しくおもう。
とても愛に溢れた作品…
Couldn’t take my eyes off of it. I cried without knowing it as the scene with traumerei went on.
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ビル3部作ラスト
印刷用紙に鉛筆で描いたような棒人間のビルに、何故こんなにも心を揺さぶられるんだろう。
ここまで絶えず血を繋げてきた祖先達とか、毎日お弁当に手紙を入れてくれた母とか、
髪が長くて…
A sad story about a man slowly losing his grip on reality.
Great visuals and choice of words throug…
このレビューはネタバレを含みます
2021/04/03 DVD
評点は『ビルの物語三部作』として。
「ビル」はもはや単なる病人から人間あるいは宇宙における「存在」へと変化する。言語を介した意思疎通が意味をもたない中、それでも通じるこ…
アニメーションの鬼才ドン・ハーツフェルトの「ビルの物語」三部作の完結編です。DVD『メランコリックな宇宙/ドン・ハーツフェルト作品集』に収録されています。自らが描いたWebコミック"Temporar…
>>続きを読むドン・ハーツフェルト作品集より
『なんて素敵な日』
ビル三部作の3作目
何度観てもその雄大な語り口に引き込まれてしまう
特に中盤のお互いが誰だかわからない人との対峙、そして交わす会話…
人の魂と歴史…
全ての時間を生きていたはずのビルから、シーンを切るごとに記憶の破片が少しずつ失われていき、世界で一番悲しい反復によって刹那を生きる以外の道を無くした男の悲惨な、いや寧ろ幸福な時間が空費されていく。そ…
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