初手のチャリンコで疾走する郵便配達は軽快で気持ちよく、だけれども幾たびも重ねられるそのカットの多さには笑えてくる執拗さもありながら、この映画の始まりを干し草とボクシングリングという見事な調和の家屋へ…
>>続きを読むこれはめちゃオモロい!
まずブチギレママ(妻?)のクソでかい声。ここで爆笑。郵便配達の一回転退場、めちゃくちゃ面白い。
タチが裏でボクサーの真似してるとことか最高に面白い。後ろにはしっかりと本物ボク…
クレマンが右側、ゴダールが左側。
ベストのボタンが最後の一つだけ弾けない残念な感じから始まり、ボクシング教本見ながら戦う姿はまるではんにゃ金田のズグダンズンブングン。すべてがコメディアン顔負けの天然…
自転車をぶん投げるとか物の扱いが全部乱暴でクライマックスのリングの破壊に繋がるのが気持ちいい。
ボクシングってあの構えや殴る身振り自体がとても特徴的で映画映えするなあと。
もつれ合う時に足元だけ見せ…
ルネ・クレマンのデビュー作短編で、脚本と主演がジャック・タチ。近いうちにジャン=リュック・ゴダール『右側に気をつけろ』と井口奈己『左手に気をつけろ』(こっちは本作と関係あるかわからないけど)を鑑賞予…
>>続きを読む初見時はルネ・クレマンと知らずに観たのだが、今となってはタチとは相容れないカットの多さに劇映画的なリズムを感じる。ボクシングやフェンシングの型などミュージックホール仕込みの芸が華麗だが、実のところこ…
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