左側に気をつけろの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『左側に気をつけろ』に投稿された感想・評価

初手のチャリンコで疾走する郵便配達は軽快で気持ちよく、だけれども幾たびも重ねられるそのカットの多さには笑えてくる執拗さもありながら、この映画の始まりを干し草とボクシングリングという見事な調和の家屋へ…

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『乱暴者を求む』よりも遥かに殴られ方が面白い。変な声出てるのも面白い。相手が爆笑するシーンも面白い。
S
3.5

クレマンが右側、ゴダールが左側。
ベストのボタンが最後の一つだけ弾けない残念な感じから始まり、ボクシング教本見ながら戦う姿はまるではんにゃ金田のズグダンズンブングン。すべてがコメディアン顔負けの天然…

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tntn
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自転車をぶん投げるとか物の扱いが全部乱暴でクライマックスのリングの破壊に繋がるのが気持ちいい。
ボクシングってあの構えや殴る身振り自体がとても特徴的で映画映えするなあと。
もつれ合う時に足元だけ見せ…

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Rin
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ルネ・クレマンのデビュー作短編で、脚本と主演がジャック・タチ。近いうちにジャン=リュック・ゴダール『右側に気をつけろ』と井口奈己『左手に気をつけろ』(こっちは本作と関係あるかわからないけど)を鑑賞予…

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5.0
◎ なんとなく鬱な時に手軽く元気をもらえました!!
結局は年配の女性が最強!
JLGの'右側に気をつけろ'も見返したい!
4.0

初見時はルネ・クレマンと知らずに観たのだが、今となってはタチとは相容れないカットの多さに劇映画的なリズムを感じる。ボクシングやフェンシングの型などミュージックホール仕込みの芸が華麗だが、実のところこ…

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ルネ・クレマン監督のデビュー短編(当時23歳)。主演・脚本ジャック・タチ(当時25歳)。

どことなくオシャレなボクシング・コメディ。若き日のジャック・タチはスマートで191cmの身長が目立つ。

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3.0
ルネクレマン x ジャックタチ
それだけで価値のある映画だ。

付け焼き刃ではもちろん歯が立たぬ。みんなを巻き込んで組んず解れつやっていたら何となく勝てちゃった。でも最後にママンが全部持ってちゃうのだ。マニュアルを読みながら拳闘するのが可笑しいけれど、全体の印象…

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