ソレンティーノの助監督を務めたメッシーナが、フランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュと若手ホープのルー・ド・ラージュを迎えた監督デビュー作。大切な人が不在のなか、2人の女性の心理や関係性の変化に洗練された演出で焦点を当てる。シチリアの片田舎。邸宅で孤独な日々を過ごすアンナの元に、息子ジュゼッペの恋人のジャンヌが突然やって来る。ジュゼッペに招かれたというが、彼の姿はなかった。ヴェネチア国際映画祭コンペ部門出品作品。
フランスの地方都市らしい。彼女は車を走らせている。彼女は家族を捨てて家出をしたのだろうか。海外資料にあるストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1行のみ。フランス公開時にも物語…
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>>続きを読む北ベトナム、絹の里の富豪のもとに嫁いできた14歳の第三夫人。 女たちの愛と哀しみが眠る桃源郷を舞台に紡がれる、ある一族のファミリーヒストリー。 19世紀の北ベトナムの秘境、息を呑むよう…
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