本日の巣ごもり鑑賞。
1938年5月のヒトラー イタリア訪問に沸く集合住宅での一日に出会った中年男女の、静かで小粋なドラマ。
ある一日の早朝から深夜までの出来事に、数時間の中年男女の単なるラ…
カラトーゾフや、アントニオーニの「さすらいの二人」を思わせるダイナミックなトラッキングショットが、団地の一部屋をくまなくとらえたところから始まる1日のドラマ。そういえばスコーラはドリーおじさんだった…
>>続きを読む例えばデ・シーカの『自転車泥棒』にしかり、「ネオレアリズモ」が生まれ得た、イタリアの長きに渡る荒廃時代の根源となったファシズムが今咲き誇ろうとしている、その前夜。
群衆はヒトラーの来訪に激しく感激…
ふたつの塔のような、6階の真向かいの部屋と部屋とが結びつく一日。
作品の中で特徴的なのは、パティオを挟んでお互いの窓を覗き合う行為、そして2人の会話とは切り離されたラジオの音ではないかな。
かたや家…
これじゃあソフィア・ローレンがマストロヤンニを「男」、ファシスト的な男にしようとしたけど失敗する物語になるんじゃないか。ムッソリーニを生でみたら妊娠するほど身体レベルにファシズム思想が根付いてるソフ…
>>続きを読む【鑑賞メモ】
九官鳥。
ラジオ放送。
風にはためくシーツ。
コーヒー豆。
窓辺。
時代も国も、事情も違うけれど、男女の構図や動きのシークエンスのせいか、どことなくウォン・カーウァイの『花様年華』に…