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『ライオンズ・ラブ』に投稿された感想・評価

菩薩
3.0
一応は西武線沿線に居住している者として観ねばと思った…と言うわけではない、にしてもソフトバンク強すぎるのでは?観た人全員『ドリーマーズ』の元ネタ?って思いそうな3P映画だしドクターペッパー飲みたくなるだろうが、これもまた「68年」の映画。同時期のゴダールに比べれば生易しいのかもしれないが、それでもヴァルダもなかなかアナーキーなものを撮りよる。やれ現実だ虚構だのスタイルはヴァルダお得意な物であろうし、なんならヴァルダ本人が突如フレームインして来るくらい入り混じるわけだが、これは映画も政治も結局は役者(顔)、そんで時代により消費されていく運命にあるって事を言いたいので?ヴァルダの「うんざりだわ」って気持ちが伝わって来る様な気もしたが、まぁ正直な事言うとだいぶダラけた関係性にこっちがうんざりだわって気になっちゃってごめん。あの着ている意味のまるで無いおっぱい透け透けのドレスは次の夏のトレンドになって欲しい。
場面の繋ぎの奇妙な感じとかドキュメンタリー的なパートとかはそこそこ面白かったけど、肝心のヒッピー三人組の模様がどうでも良かった。

日本で公開されなかったのも納得してしまうくらい、アニエス・ヴァルダの作品ではつまらない部類の映画だった。
☑️『ライオンズ·ラブ』及び『脳天パラダイス』▶️▶️
’60年代後半から’70年代初め、仏五月革命、世界的な学園紛争やベトナム反戦の盛り上り、ウッドストック、正体不明も中共の文革への期待。世界は変わり得る、大きな理想の下に皆が纏まり、同時に各々が個性を実現化してゆける動きの予感、芽生え。その予兆は、宗教·民族を越えた漠然も無限だった。すぐに世界は分断·分割が本質と思い知らされる事件、真実発覚が現れてきたが。しかし、その甘く広大な可能性の予感を、名も知らぬ横に繋がる人たちと共有したことは、現実とは別に、柔軟な力として残っていった面がある。その時代真っ只中のヴァルダ作品と、今もその感触を保った感覚に支えられた、山本政志作品を前後して観て、懐かしい以上に独特の力の存在が甦った。
大寺さんはヴァルダについて何シリーズか やったらしいが、時間が合わなかったのもあるが、料金の高さに怖じ気づいたのもあって、初めて観る。一応最後の作品らしく、何本めか分からないが、記念に。相変わらず、喋るのをカットして料金を安くしてほしいと思うくらい、無内容の講演だが、日本におけるヴァルダ研究に火をつけたと自画自賛はしていた。
アメリカ文化に対してのドキュメンタルな作品かというと、そうでもなく、ヴィヴァ、S·クラーク、E·コンスタンティンらビッグ·ネームも使い、フィクションを造り上げる苦渋感もしっかり取り上げてる。舞台の劇に、スター然と3人が遅れて客として入ってきて、劇よりも注目を集め、やがて3人の試験的結婚生活が、映画タッチの切れ目·組立ても消失し、彼らの視界も、現実を感じつつも幻想に身を委ねつつ、果てることなく続くという予感が、曖昧な確かさで包みこんでゆく。R·ケネディ暗殺の報道と世相の混乱が、一転激しく細かく介入してきて、女性2監督のフィクション組立てが崩壊しかねない軋轢·齟齬も分けいってくるが。
これらのとろけるような怠惰な幻想感、浮き足立つ現実の意識、フランス文化の足場を離れ·拡げた感覚·経験·方法論は、確実にヴァルダ世界を豊かに自由にしていっただろう。
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山本政志を観る気になったのは、池田エライザの表紙にフッと買ってしまったキネ旬の最新号で(決算号以外で買ったのは何年ぶりか)、以前はなかった星取り表があって、そこの20本で最高点をマークしているからでもあった。結果は、文春もそうだが、この種のものは全くアテにならないを思い知った。
とにかく、能天気に異能の要素がゴチャゴチャに集積して、元気はいい。90°変や、切返し·全他の弛まぬ確か叙述、回るカメラ、ローアングル多角でのフォロー溌剌。性や宗教の力の覆いつくす勢い、建屋内外複数グループ勝手同時進行、生死の自在復活往き来、怪生物や彫像の特撮怪成長·暴れ、粘液·汚物·血糊のぶちまけ、冠婚葬祭突然自由にや·ミュージカルや超越的アクションの突発果てしなし。
父親の浪費で手放す豪邸最後の日に、パーティ開催とネットで流すと、離れてた家族·親族、近所の老人、遠隔地からもあらゆる他人、犯罪者も、出店も、引っ越し屋も、結婚会場にと同性愛異国カップル、考え得るあらゆる者が集まり、一昼夜、多種カーニバル並行と生死越えた闘い。ごたまぜ大混乱も、一方、全ての差異溶解、極限やサービス気質に深い繋がりも生まれ来て、大ユートピアに見えてもくる。個人毎に破綻してた、元々の家族も自立し連帯も再生、新たな旅立へ。まぁ、緊密·自在の中間を渡ってってスマートも、インパクト·拘り(解放)は弱く、古めに伝わる感覚の世界でもあった。ライミやフーパー初期作+『ヘアー』的ではあるのだが。

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