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アリーガルの夜明け
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『アリーガルの夜明け』に投稿された感想・評価

IMW2022パート1 ⑧
今更ながら、今回のIMW2022パート1 はいろんなカタチでの“人を愛すること”そして、その先にある“結婚”についての作品を集めていたのだなぁと気づきまして😅そんな中で、今作も“愛すること”をテーマとしていた作品。
刑法によって長年、同性間の性行為が犯罪とされてきたインドで2009年、デリーの高等裁判所がそれを違憲と判断。 だが2010年、大学教授が同性愛行為を盗撮され、解雇される事件が発生する。実話に基づく社会派ドラマ。大学を追われた教授と、その事件の真相を追う記者との間の友情。後ひく余韻が素晴らしい良作。
1番印象的だったのが、記者が女上司と、教授が車夫とそれぞれ“愛し合う”シーン。この2組のシーンを並べて見せることで「異性同士と同性同士で、やってること自体に違いはありますか?」って問いかけられているようだった。
元々教授は争うことを嫌う教養豊かな知識人で、浮世離れした人。だからこそ、周囲に学部長就任を妬まれ、謀略によって嵌められ、その後の自らの解雇の無効を訴える裁判でも、どこか他人事のような感じで、挙げ句には審理中にも居眠りしてしまっていたのだろう。それでもインドという国での生きづらさを感じていて「アメリカに渡りたい」と酔っ払って記者に話す姿はとても切ない。
ラストに突きつけられる、その後のインドの現実。ちょうど今日、似たような司法判断が日本でも示され、いろいろ考えさせられた。
それにしても、あの裁判での大学側の女性弁護士の弁論での無茶苦茶な物言い、アレこそセカンドレイプに近いのではないのかと思わされた。
4.1
"愛というものを少しは理解しなさい"
またまたボリウッドの野心が見える実験的な作品にして傑作でした✨インドではまだまだ後退的なセクシャルマイノリティ嫌悪への痛烈な批評に攻め込んだ勇気。心を打つ名言多し。性的嗜好を理由に組織ぐるみの嫌がらせを受けた悲劇の64歳教授と後退的な法制度に基づく話。同性愛とか援助交際とか言葉でレッテル貼りされてるよりももっと崇高な場所にある愛の話をしよう、と終始言いたげな気難しくて扱いづらい主人公のキャラクターが深遠な空気感を作っていた。第一に愛の物語であり、人間の尊厳と権利の話であり、友情であり、法廷ドラマであり、悲壮的であり。とにかく脚本の素晴らしさと演技の円熟感、アートデザインの秀逸さが鳥肌でした。
桃龍
2.5
2009年、ニューデリー高裁は同性愛を合法と判断。しかし
2013年、インド最高裁は同性愛者を最高10年の禁固刑とした。
この間に起こった事実を元にした映画みたいだけど、演出がヘタクソ。

なぜ裁判中に張本人が居眠りしてるのか分からない。
なぜ女性上司とキスするシーンが必要なのか分からない。
いい題材なのに残念。

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