セリフが極端に抑えられていることが印象的だ。人物の心情は、言葉ではなく、間合いや表情、足音といった環境音、または行動によって描かれる。そのため、観客は能動的に映像を「読む」ことを求められ、視聴体験は…
>>続きを読む台詞はほとんどなく、台詞に頼らないぶん、視線、間、呼吸、ジャガイモひとつの動きがすべてを語る。じっと観ているうちに、こちらの身体もだんだんと緊張してくるのがわかる。無言の圧が、画面の外まで染み出して…
>>続きを読むショットの撮れる監督だと思いました
あとほとんどクローズアップがなかったような
登場人物の男の一歩一歩、視線、間合い
老人のドキュメンタリーかと思うような自然な所作
一つの空間から、まるで歴史を…