出てくるもの全てがとてつもなく汚いか、何かの残骸か、とてつもなく汚い何かの残骸しかない。野菜をハサミで切って調理()するのは勿論、良く見たら木の枝2本を箸の代わりにして飯を食ってたり、多分常用に使う…
>>続きを読む地獄の釜が開いた瞬間コポコポ言ってるのクソウケる。枝を折る仕草、土を踏み鳴らす、釜の飯(?)を掬うたびに「ん…アッ……」てあえぐ。笑ってしまった。なんなんだこれ。シズル感たっぷりでどうみてもうまそう…
>>続きを読む『名のない男』
原題 无名者。
英題 Man with No Name.
製作年2009年。上映時間96分。
たった1人で洞穴に暮らし、口もきかず、ただ食べて生きるため日々を営む前衛的すぎる作風の…
(无名者 ’09)
荒野の遺跡下に空く穴で暮らす男は、日がな糞を集め貧相な芋瓜畑を耕し、洗う習慣なく汚れの象皮状に集積した掌で物を頬張る。
言葉さえ過去へ置き忘れた出処不明の男に黙して正対する本…
狂った面白さを誇るワンビンドキュメンタリーの超絶傑作。すべてのドキュメンタリー作品で5本の指に入れていいのでは…劇場で観ないと良さが半減どころではないかもしれんけど…
知らん土地の知らんじいさんが見…
「三姉妹」での不衛生さなど可愛いもんだった。
凍った道に落ちた馬糞?牛糞?を素手でこそげ取りながら歩く男とは「無言歌」のロケハン中に遭遇したらしい。そこから1年間、男の生活空間(家とは言えない)に…
ワン・ビン版「ハイパーハードボイルドグルメリポート」。始まるなり「吐瀉物の中のクトゥルフ」みたいなヌードルが供される。これは強い。環境音などから周囲に文明の気配は感じられるのに、かなり世紀末感あふれ…
>>続きを読む手を洗わないおっさん(真っ黒すぎて最初手袋してるのかと思った)。野菜をハサミで切るおっさん。食器なんか絶対洗ってないおっさん。基本的に料理の食材がまったくわからないおっさん(食事シーンが繰り返される…
>>続きを読む最初のシーンで雪のチラつくなか爪先の空いた様な履物履いてたからスノトレでも買ってあげたいと思ったけど次に木の枝を集めるシーンでは丈夫そうな靴履いてたのなんなのと思った。
まじ何食べてるか分からなくて…
食って働く、働いて食う
食うように働いて、働くように食う
近くに大きな道路でもあるのか排気音が聞こえる
泥水をすくう
糞をひろう
糞の主は見当たらない
動物は彼しかいない
いやハエがいた
言葉はある…