「赤いやつ」が画面に現れることで誘われる幻影、幻想的世界観
最近観た作品だとオリヴェイラの訪問〜が近い、イメージやモチーフがはっきり視覚化されている作品は、監督の主張したい骨子のようなものがちりばめ…
とける音、ぶつかる音、生きる音❄️
しゃりしゃり、しゃりしゃり❄️
知床斜里には赤いやつがいる。雪原に跳躍し、息をきらせ樹下に憩う。住民はそれを知らず、それを感じ、気づかないふりして今日も暮らす❄…
斜里の風景が容赦なく美しい、そのことだけでも62分観ていられる、「赤いやつ」のモチーフと相撲シーンも面白く観ていたが、饒舌なナレーション(冒頭、霧のかかった斜里岳の幻想的な風景に早々に人間の声が重な…
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