蠱毒 ミートボールマシンの作品情報・感想・評価

蠱毒 ミートボールマシン2017年製作の映画)

上映日:2017年08月19日

製作国:

上映時間:100分

3.5

あらすじ

孤独でしがない中年男が、最強の戦士ネクロボーグと化し、密かに想いを寄せる女性を守るために、謎の生物に操られたヒトとマシンの複合体“ネクロボーグ”との戦いの渦に飛び込んで死闘を繰り広げていくというバイオレンスムービー。

「蠱毒 ミートボールマシン」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

西村監督の東京ミートボールスプラッシュ肉弾激闘編



日本映画の現在SFX界(SFXってもう響きが死後かもなあ、古いなあ、淋しい。)、特殊造形界のトップアーチストであり映画監督、西村善廣監督。

出会いは、恐らく井口昇監督「恋する幼虫」の特殊造形から。独特なアナログ造形を見た時、日本でもこういう造形、SFXをやる人がいるんだあと思った。スクリーミングマッドジョージのような方がいるんだあと感心した。それから同じく井口監督の「片腕マシンガール」の腕、破壊描写、「デッド寿司」人体寿司の数々の造形を見ていた。

そんななかニュースで、西村監督のデビュー作「東京残酷警察」しいな「キリキリ」えいひ嬢を主演に招きオリジナルな凶暴スプラッシュ警察を描いて大満足だった。

そんななか西村監督の最新作到着のニュース。あれ!「ミート?ボール?マシン?」ってなかったっけ?

おっ!主演旧Bobaさんこと田中要次さん。
前作は今完全に売れっ子の主演高橋一生じゃないの。

前作の山口雄大監督は、プロデューサーにまわり西村監督流のミートボールマシンが見れるのかしら?山口版前作未見。

キングレコードDVDレンタルしました。(2018年夏もソフト廉価発売サンキュー)



西村監督!これはやりきった事でしょうねえ!

全然先読み出来ない!
後半いや中盤から怒濤の格闘映画モード!
そしてタップリの真っ赤かかあの!スプラッシュマウンテン!いやスラッシャーマウンテン!必見!

何気にお金かかってそうな特殊造形も必見!

西村監督のこだわりまくりのミートボール物語ぜひ!
テンポよく
東京風俗街を背に(笑、素晴らしいロケーション。監督曰く「ご近所ムービー。浅草」とのこと。)

私が散見した影響作品てんこ盛りの小ネタの数々にお腹一杯!
まずは、おそらく推察に紹介すると!
ジョンカーペンター監督版
「遊星からの物体X」のロブボッティン造形!
極めて似せてくるので、やっぱり好きなんだなあと見ながらニンマリ。
花のパカッと割れるやつとか
首蜘蛛のやつとか
ヘンゲ犬のミミズのニュルニュルした触手とか

多くのロブボッティンによせてきた西村造形とくとご覧ください!!!

ジャッキーチェン物真似の方もいて笑ったなあ。椅子持ったりしてね、壁にはわしたり、ジャッキーの細かい物真似してましたねえ!
初期ジャッキーチェン映画も影響してますねえ!!

ほか後列挙紹介、
塚本晋也「鉄男」「鉄男Ⅱ」
フランクヘンネロッター「ブレインダメージ」
ロバートロドリゲス「マチェーテ2」
三池崇史「オーディション」
モスラ、ゴジラシリーズ
円谷プロ
丹下左膳
「ローハイド」(西部劇になるとこ音楽含め大爆笑。まさかあーなるなんて!?)
キューサイの青汁まで
他多数インフルあり
etc。

斎藤工も思わぬ出演に笑う。

主演の田中さんは、真面目さと暴力性と兼ね備えながらミートボールに変体変態します!!!

園子温組からトリデさんもさらりと出演!!

芸人枠から今やベストセラー作家矢部太郎、「ヒットエンドラン」鳥居みゆき嬢も出演!

しいな「キリキリ」えいひさんも出てます!

ほかゲスト多数
樋口監督もでてたんだあ、後調べで知る。

裏秘宝ライター高橋ヨシキデスも笑いましたあ(爆)

脚本家の佐藤佐吉さんもリアクションゲスト出演。

「東京残酷警察」からじぃじぃぶうさんも「はあっ!」出演!!!

いやあ全く想像出来ない
唐突グレイトな闘い
これは西村映像最高製作費のエポックメイキングではないでしょうか?
字幕もしっかり海外仕様!
世界の西村映像ですからね!凄いよなあ!


いやあお腹真っ赤かレッドスプラッシュに楽しみましたあ!何気に笑えます!



さて
西村監督の東京ミートボールスプラッシュ血飛肉弾沫激闘編

Jホラーファンぜひ!
西村喜廣版アンダー・ザ・ドーム。
とにかく中盤からずっと血まみれ。宇宙人に乗っ取られた人間同士が戦い、どうにか脳の乗っ乗りだけは逃れた田中要次がヒーローとなり宇宙人達と戦う。田中要次、この衣装似合う。80年代戦隊モノの悪役みたい。
単なる威勢のいい血しぶきドログチャ映画かと思うとラストは笑わせつつも現代社会への皮肉も含まれているという。よく出来てる。
西村喜廣さんの監督作と言えばヘルドライバーがスプラッター・ゾンビ映画の大傑作だったので期待する部分と東京残酷警察の妙にと言うか完全にオヤジの理想のカビ臭い男と女の関係性の画き方に辟易したので不安な部分もあり、良い意味でも悪い意味でもドキドキしつつ観賞。

結果的に両方あった感じ。西村喜廣さんは西村喜廣さんでありブレねえなと思った笑

良い方から。まずミートボールマシーンてこれで3回目なんだよね。オリジナルがあって、それを山口雄大監督がマシュアップして商業的に仕上げたやつと。
で、今回のは基本設定だけ借りてて前2作とはまったく別物て触れ込みだったけど、ちゃんと前作をリスペクトして踏襲してる部分が多いのでそこに西村喜廣さんの律儀さを見た。
小さい宇宙人が人間を乗っ取り格闘ロボ化(ミートボールマシーン)して戦うんだけど、この寄生の仕方、寄生後の性能、性質(多少、人間の頃の特性、感情を残してる)なんか完全に前作と同じ。
映画がスケールアップしてるから前作で2体しか出てこなかったミートボールマシーンがたくさん出てくる。それの造形が素晴らしい。基本は目が触覚になってウネウネヌルヌルした腸みたいのが脚や腕に絡みつく。多分、ラジコンのコードみたいなもんだと思う。これだけでもかなりの異形なんだけど、今回はそれ+寄生前に持ってたもんが武器化して体に付いてくるんだよね、それと着てた服なんかも寄生前のなごりが残ってたり。
結果、工場現場のおっちゃんの腕にドリルが付いてたり、コスプレ・キャバ嬢はセーラー服姿の触覚ウネウネモンスターになるし、車と合体するやつまで出てくる笑
一体一体個性的で飽きないんだよね。しかもミートボールマシーンにされる人達、ちゃんと寄生前に話に絡んでるから「あっ!?あのシーンのアイツがこんな姿に!」みたいに楽しめる笑
それとゴア・エフェクトとスプラッター。これは西村喜廣さん本職なんでマジで冴え冴えでいつも以上に素晴らしかった。アイディアに富んだ人体破壊にやたらと弾け飛ぶ血飛沫。
特に血飛沫は飛び方にオリジナリティーすら感じた。
それと知らずに観てても西村喜廣さんの血飛沫だとわかるぐらい!
まあ、ここは自分が西村喜廣さんがゴア・エフェクトやった作品かなり観てるからそう思うのかもだけど笑

悪い方。主人公が野田ていう50がらみの仕事もプライベートも寂しい気弱なおっさん(頭髪も淋しい笑)なんだけど、これに根拠もなく好意を持って接し無闇に全肯定してくれる美人の姉ちゃんが現れるんだよ。
ミートボールマシーンだらけになった街で彼女を守るためにおっさんが奮闘するてのがアウトライン。
で、このおっさんと彼女の絡みが寒々しいんだよな、あまりにおっさんの妄想すぎて。「野田さんの笑顔は素敵です♥️」とか二十歳前後の女性がどこにでもいるようなおっさんに向かって言うわけないじゃん。とにかくこんな、おやじの妄想炸裂シーンがけっこうあってゲンナリした、、笑
でも、これ、高確率でこれぐらいゲンナリするって実はわかってたんだよ。東京残酷警察でもその気はあったし、何より公開直後にSNSで、出てる女優さんの一人が「この映画はキモいおじさん達がキモいおじさんのために作ったキモい映画です。だからオススメはできないけど、私のアクションが見たい人だけ観てください」みたいなこと書いてるのを偶然見かけてたので笑

小森

小森の感想・評価

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化け物どものバトルロイヤル。
血糊の量がすんごい。斎藤工が最後に全部持っていった。流石です。
川本凌

川本凌の感想・評価

3.6
とにかくすごい血の量。
そしてマシンが生前の慣習に沿った闘い方をするとか、どん底に落ちた主人公が最後の意地で闘いに挑むアツい展開とか、ちゃんとヒーロー映画としてのツボも抑えてる。
だからこそ、もっと上位の存在から見たらそんなもの...っていう突き放したようなオチも際立ってる。
ただ100分はちょっと長い。瓶の外の人々の感情が流れてくとことか、別に盛り上がる訳でもないしいらない気がした。
オル

オルの感想・評価

3.0
ポトリもあるよ!ライトな肉団子機械。

あらすじ
謎の寄生機械がわちゃわちゃするよ。
血しぶきぶしゃー!内臓べちゃー!

的な内容。冴えないおじさんとその周囲の状況が突如一変してバトルロイヤルが始まる。

評価点4
おすすめ度1

まず、このシリーズはグロテスク前提なので苦手な人は近寄っては駄目。エログロ!万歳なのでそういうのを平気な関係の人と観るか、一人での鑑賞をおすすめする。

さてさて、実際内容はどうなんだ?というと軽い印象。

山口雄大監督、高橋一生氏主演の過去作はグロさの中にヒューマンストーリー的な深みがあった。この作品にもそういう醍醐味はあるものの、軽く鑑賞できる。

アクションが思いの外、出来がよくアクション映画としては悪くない気がする。

ヒロインが好みのタイプの男性陣はぜひとも観ることをおすすめしたい。

ナンセンス上等!かかってこい!って人はお手に取ってみてはいかがでしょうか。
cinema

cinemaの感想・評価

3.3
見ました。現代のメッセージを加えた作品に生まれ変わったという感じでしょうか。前作は高橋一生さんが主役だったんですね。また前作を観たくなりました。
健多郎

健多郎の感想・評価

4.0
蠱毒の蟲にされてしまうはなし

閉鎖された地区内で改造された人間たちが戦う~っていう、単純に言えばバトルロイヤル系の映画ですけど、なにこれめっちゃおもろいやん!!
田中要次は思いの外しっかりとダークヒーローが似合ってるし、ヒロインは唐突におっぱい放り出すし、クソガキはクソガキだし、チ○コでしばいてくるし、BGMが絶妙にダサいし、血の量多すぎだし、ジャッキーちゃんのジャッキーっぷりがなかなかのもんだし、斎藤工が面白すぎるし!!
やっぱ制約が少なく、監督の個性が爆発する低予算作品は良いですね…

特に、不覚にも感動させられそうになるラストバトルからのオチは秀逸!
あれのお蔭でこの映画の虚無感と、(いい意味での)くだらなさやバカっぷりが増してると思います
ナンセンスな名珍作がまた一つ。
鉄男ほどのインフレは起こらないけど、ビジュアルやノリはそのスピリッツがあった様に思う。

悪趣味な描写の連続でもう頭がクラクラします。
個人的にはショーパブ天獄で変異した嬢たちと治安維持部隊がバトルするとこ。
ダイナミックな乳がいっぱい出てきます。
おっぱいマシンガンには笑いが堪えられない!!

話はあってない様な物だけど、そういう映画ですよね。
キよ4

キよ4の感想・評価

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宇宙から飛来した謎の物体が東京のスカイツリーを中心に高さ1万メートル地下100メートルの透明な超巨大円筒壁を作る 内部では宇宙人から共存できない自分勝手な戦争好きという如何にも人間的なレッテルを貼られた人間たちが自分の持ち味を武器に鉄屑と内臓で合成合体した異形のマシーン人間となりバトルを繰り広げるスプラッターアクション映画
冴えない中年オヤジ野田の古本屋の店員というよりカルトな友愛フレンドリー教会の信者カオルさんを守る闘い
立ちションちんぽは飛び散る
画面から溢れる大量過ぎる血飛沫の大爆走
ランジェリーパブバトルとオッパイマシンガンの威力
クルマと合体したナンパにーちゃんがカッコよすぎる
白線女のファッションが痺れる
ストーリーはともかくマシーン人間の造形と大血糊大会にとろけちゃう
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