
週末の田舎の別荘。ふたりの女優が舞台の稽古を重ねていた。森を散歩していたひとりが、地中から奇妙な『何か』を掘り起こす。それは、穴も手足もない、アザラシほどの大きさの肉塊。毛に覆われ、ぬるりとした肌を持ち、音を立てて呼吸をしているだけの存在。この名もなき“生き物”は、やがてふたりの欲望と執着の対象となってゆく。ふたりはまだ知らない——自分たちが掘り起こしたのが、「ホルモンのマリア」であることを。
場末のナイト・クラブ。なまめかしく踊るブロンドの美女を、男が見つめている。男の名はヴァルテル。地下組織で情報の運び屋をしている。シュルレアリスム画家ルネ・マグリットの多数の絵画をモチーフに…
>>続きを読むルームメイト殺しの容疑で逮捕された美しい女アリス。心臓にハサミが突き刺さっている被害者の体には、書きかけの聖女の殉教の絵。一体なにが…?モラルも常識も超越したセンセーショナルな内容により、…
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>>続きを読むある植物園、ふたりの少女が互いに宿命を解析しようとする。(『アリアとマリア』)とある男女が、キャンピングカーで旅に出る。(『Blue Through』)監督からの手紙を基に、大森靖子が楽曲…
>>続きを読む交通事故によって記憶をなくした医学生・高木博史は、自分の中の空白を埋めるかのように解剖の世界に没頭していた。次第に彼は、現実とは異なる世界へと入り込むようになる。そこは涼子という女性と一緒…
>>続きを読む80年代後半〜90年代⽣まれの新進映画監督14名+アニメーション監督1名が参加。全編に共通した“自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること”を、各監督が8分以…
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