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ホルモンの聖母様/ホルモンのマリア様の作品紹介

ホルモンの聖母様/ホルモンのマリア様のあらすじ

週末の田舎の別荘。ふたりの女優が舞台の稽古を重ねていた。森を散歩していたひとりが、地中から奇妙な『何か』を掘り起こす。それは、穴も手足もない、アザラシほどの大きさの肉塊。毛に覆われ、ぬるりとした肌を持ち、音を立てて呼吸をしているだけの存在。この名もなき“生き物”は、やがてふたりの欲望と執着の対象となってゆく。ふたりはまだ知らない——自分たちが掘り起こしたのが、「ホルモンのマリア」であることを。

ホルモンの聖母様/ホルモンのマリア様の監督

ベルトラン・マンディコ

ホルモンの聖母様/ホルモンのマリア様の出演者

エリナ・レーヴェンソン

ナタリー・リシャール

ミシェル・ピコリ

原題
Notre-Dame des Hormones/Our Lady of Hormones
製作年
2015年
製作国・地域
フランス
上映時間
31分
ジャンル
ショートフィルム・短編
配給会社
グッチーズ・フリースクール

『ホルモンの聖母様/ホルモンのマリア様』に投稿された感想・評価

抽象的な詩性を廃し、一応ストーリーらしきものを感じられる、「ホルモンズ」最後の一篇。
30分オーバーの、長めの短編。
二人の女優が超自然的な存在を通して、自分達の淫性に向き合う、そんな話、だったと思う。

田舎の別荘に共に芝居の稽古に来た二人の女優が、地面に転がっていた肉塊のような、それでも確かに脈動をしている、奇妙なものに惹かれて別荘に持ち帰り、二人ともがそれに心を奪われて狂っていく様を描く。

二人が取り組む芝居内容が「オイディプス王」なところは勿論、「これ」と呼ばれる肉塊の造形には太歳、女優の一人が穴を空けようとするエピソードからは渾沌の要素を感じられ、神話のエッセンスを結構いろんな箇所に感じられ、血生臭いと言う意味合いのグロもあり、アンソロジーの締めとしては見応えアリ。
2人の女優が森の中で、触覚(もろチン)が飛び出て毛の生えた肉塊を拾い、おうちに連れて帰ってアクセサリー付けて愛でている。
ぬるぬるでふにゃふにゃ言うし、だんだん可愛く見えてくる不思議。目を瞑ればグローグーに思えてくるかも。

ちょっとやだなって思う汚さとグロ映像が多いんだけど、耐性ついてしゃーないなと思えて来た。
女優2人の会話がシュールで、素っ頓狂に出て来る映像が変過ぎておかしくて声出た。

そうだ、ななまがりのコントの世界だ!
確かに!(他の方のレビューでしっくり来た)
ミシェル・ピコリ?何してるのー。
ホルモンて結局何なのーーー!!
3.5
ベルトラン・マンディコ監督の2020年の短編映画で、「ホルモンズ」という短編集の6本目。これまでの5本は10分程度の長さだったが、本作は30分ほどあった。二人の女性と謎の肉塊を描いた作品で、主演は他の短編にも登場していたエリナ・レーヴェンソンと、「パリでかくれんぼ」などで知っていたナタリー・リシャールで嬉しくなる。

二人は散歩中に謎の肉塊を見つける。これが気持ち悪く、クローネンバーグ作品に出てくるかのような造形で、触覚のようなものが1本生えているのと、もじゃもじゃの毛に覆われている。お笑い芸人のななまがりの架空下ネタで使用する小道具かのよう。二人はこれを異常なほど可愛がり始める。

「処女はまだ生きているのか?」に近いアート感覚の強い作品で、ストーリーが有りながら印象が強いショットが続く。丁度同じイメージ・フォーラムで見たピーター・グリーナウェイの「英国式庭園殺人事件」などの作品を思い出した。強烈な印象が残っただけに、長編が1作しか上映されていなかったのが残念。

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