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『サウンド・オブ・レボリューション ~グリーンランドの夜明け』に投稿された感想・評価

グリーンランド🇬🇱
デンマーク🇩🇰における統治が200年続き現在は独自の政府をもつ自治区域
その自治政府を持つための運動に大きく貢献したバンドのドキュメンタリー

1973年デビューの「スミ」
グリーンランド語で何処?という意味があるバンド名
彼等はグリーンランド語で歌う初めてロックバンドだった🎵

日本でいう「はっぴいえんど」や「キャロル」のような位置付け
因みに日本でも当時はロックは英語でないと駄目という風潮があり日本語ではロックは作れないという論争が有ったとか😁

少し前に観た「北の果ての小さな村で」という映画があってデンマークの若者が教師としてグリーンランドに来て教鞭をとるのだが文化の違いに戸惑う映画があった
その作品で教師自身は意識していないと思うがデンマーク側の上からな感じがした作品だった
正に現実もあの映画のような感じだったんだと思った

昔、北欧から入植してきたデンマークによって植民地とされた経緯が有りデンマーク語を公用語とされたイヌイットの人達
文化面での発展もあったのだろうけど異文化を無理矢理押し付けられた窮屈さもあるんだろう

そして自治政府の機運が高まっていた70年代にデビューした彼等
デビューアルバムのジャケットは入植者の腕を切り落とす現地の人というショッキングな19世紀の版画をモチーフにしている
この頃パンクは未だ登場していないが精神はかなりパンク😁
サウンドはフォーク・ロックっぽい🎵

昔、聴いたことは無かったけどジャケットはプログレのバンドとして紹介されたのは見たことがあった

フラワー・ムーブメントやヒッピーが理想を掲げながらも衰退していった中で遠く離れたグリーンランドで政治的役割や自由に近付く自治権を持つのに貢献したバンドがいたという事実が知れて嬉しかったしやはり音楽の力は偉大だなと思った☺️🎵
水
3.8
1970年代、デンマークの植民地グリーンランドで、初めてグリーンランド語で歌ったロックバンド「スミ」のドキュメンタリー🎵

何も知らなかったら、グリーンランドでグリーンランド語を歌うって普通じゃない?って思うんだが・・・
グリーンランドはデンマークの植民地にされてからというもの、自治権を奪われ、学校教育は国語以外全てデンマーク語、キリスト教を持ち込み、若者はどんどんデンマークに出ていってしまい、家族は離れ離れ、欧米の文化の影響がイヌイットの文化を侵食しつつあった。

無知ながら、グリーンランドの現状をこのドキュメンタリーを見て初めて知った😳‼️植民地というのは、言語を奪い、文化も奪い、故郷も奪う…日本も一歩違えばそうなってしまってたかもしれないと思うと恐ろしい💦

炭鉱村が廃村に追い込まれても、誰も声を発しないほど、抑圧に慣れてしまっていた国民たち。
そんな時代に、デンマーク語ではなくグリーンランド語で曲を出したスミ😆

しかもジャケ写が、入植者を狩るイヌイット‼️歌詞もド直球‼️
これは勇気をもらえますわ🔥

デンマークへ渡った若者たちが母国を俯瞰して改めて感じる想いを歌詞にのせた楽曲たち✨

歌詞の一言一言がみんなに勇気を与え、行動に移すまでになるって本当に音楽の力ってすごい🥹

1979年に自治権が認められ、今はデンマークと対等な関係を築いているらしい🥰これはスミの力といっても過言ではない❣️

彼らの力強い音楽にパワーをもらいました💚💪❤️‍🔥
1970年代。デンマーク統治下のグリーンランドで、世界で初めてグリーンランド語で歌ったロックバンド『スミ』のドキュメンタリー。

グリーンランド国内の学校ではデンマーク語で授業が行われた、若者たちは職を求めてデンマークへ出て行く。グリーンランドには政治的自治権が無く、実質デンマーク政府がグリーンランドを治め、ヨーロッパ資本主義の文化による入植と言っても過言ではない状況だった。

そんな中、グリーンランドの母国語で歌うロックバンド『スミ』が現れて、彼らのデビューアルバムは「一般的なグリーンランドの家には必ず1枚あった」と言われるほどのヒットだったそう。

母国語で歌うだけでなく、歌詞もイヌイット文化への誇りや、自治権、入植者への怒りを持った政治色の強いバンドだった。

世界的ネイティブアメリカンや黒人たちが立ち上がっていた時期で、彼らの音楽は後のグリーンランド自治権獲得に大きな影響を及ぼしたそう。

スミの存在は初めて知ったし、正直音楽性自体は取り立てて優れたものだとは感じなかった。
(好みの問題もあると思うけど。とても土着的で民族音楽的な影響を強く感じた。フォーク的でもあるし、個人的には今で言うとこのカサビアンのような雰囲気を感じた。)

このバンドがここまで国内に大きな影響を与えたのは、強烈なメッセージ性とフロントマンのマリクのカリスマ性だったと思う。

特定の地域で、政治や経済あるいは若者の不満など鬱屈した雰囲気が生まれると、それを代弁するような騎手が現れ大きなムーブメントを起こすのは音楽の歴史上何度かあった。
わかりやすいところで言えば70年代ロンドンのSex Pistolsをはじめとするパンクムーブメントや90年代シアトルのNirvanaを筆頭とするグランジブームなんか。
同世代や同じ境遇の人の共感を得て大きなうねりを生み出す力が音楽にはある。

でもスミが他と違うのはブームで終わらず、実際に政治的にグリーンランドが自治権を勝ち取るまでの影響を与えているという点。しかもブームじゃなくてスミ1バンドだけで。
これは余程当時のグリーンランドが鬱憤が溜まっていたことと、マリクの書く歌詞が国民の思いに寄り添い、郷土愛を呼び覚まし、闘争心に火を付けたということなんだろうか。時代とタイミングにめちゃくちゃフィットしたのかなぁ。

そんなグリーンランドは今でもまだ変わっていない、と語るマリク。
それでもやっぱり音楽の力ってあるんだなと、そう思わせてくれるドキュメンタリー。

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