ソング・オブ・ラホールの作品情報・感想・評価

ソング・オブ・ラホール2015年製作の映画)

SONG OF LAHORE

上映日:2016年08月13日

製作国:

上映時間:82分

3.9

あらすじ

世間から忘れ去られた音楽家たちが、自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出る。彼らが伝統楽器を用いてカバーした「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像はまたたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。そして、天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスが、彼らとセッションすべく、ニューヨークへ招待するという奇跡のような展開に。しかし、リハーサルで両者は…

世間から忘れ去られた音楽家たちが、自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出る。彼らが伝統楽器を用いてカバーした「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像はまたたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。そして、天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスが、彼らとセッションすべく、ニューヨークへ招待するという奇跡のような展開に。しかし、リハーサルで両者は噛み合わず、サッチャルは本場ジャズの厳しい洗礼を受けてしまう。果たして、彼らは無事本番を迎えることができるのか?!

「ソング・オブ・ラホール」に投稿された感想・評価

DANDOKO

DANDOKOの感想・評価

3.5
はじめドキュメンタリーと知らずに観たけど面白かった。
音楽なんて自由なものだというのは一部の物の見方でしかないという前提から、見進めるうちにやはり、音楽とは本質的に自由なものなんだな
と改めて感じさせられる。
JAZZとラーガ。即興とルールで育まれてきた音楽として、どちらもそんなに詳しくは知らないけれど思想は似通っているのかも。
とか難しい事は置いといて最後はただ演奏を素直に聞くといいと思う。
イスラム化によって音楽がタブー化。
それにより、伝統音楽も強制的に廃れていった...。
パキスタンの音楽家たちが、音楽の再興を望んで伝統音楽×ジャズを試みるお話。

アメリカのバンドマンが話した
「ジャズは差別を受けていた者の音楽だから、何でも受け入れるよ」
の言葉が印象的。

最後のセッションが盛り上がる。
torisan

torisanの感想・評価

4.7
魂震えた!国境も文化も宗教も超えたリスペクトを生む、音楽の持つパワーと素晴らしさを、目と耳と身体全体で感じられる素晴らしい映画。「パキスタン人はテロリストじゃなくて芸術家なんだって、世界に知ってもらいたいんだ」という言葉が心に刺さる。演奏をしてる時のミュージシャン達の、嬉しくも興奮した顔って、生きる歓びをがこっちにも伝わってきて本当に最高。後半のコンサートシーンは圧巻で、家で観ていて何度も拍手をしてしまった笑 いやー最高!
「私たちは、音楽でさえカーストの最底辺にいる」

となりで観ていたパキスタン人の女性が、上映後に話してくれたこの言葉が刺さりました。私が今住んでいるところは、パキスタン人移民の割合が国内で最も高く、移民に対する感情は寛容だと言われている地域なのですが、普段 表立っては見ることのできない思いを感じて複雑な心境になりました。。

映画自体はドキュメンタリーですが、そこまで暗くないです!

パキスタンの伝統音楽を復興させるためにNYのビッグバンドとジャズ共演します。最後の「Take Five」の演奏は圧巻でした。テイストが変わっても楽しめる、というジャズの良さを味わえる映画です🎬

鑑賞後、彼らのジャズナンバーを他にもいくつか聴きました。ボサノバなんかもパキスタン音楽独特のうねり感?とリズム隊が曲を上手く味付けしていて良かったです。特に「Misty」のアレンジは好みでした。
notitle

notitleの感想・評価

3.8
長い間、音楽が悪とされてた時代の中、再び古き良き伝統音楽を広めるため、自らの楽器でジャズする話。良い意味でジャズの横綱っぷり。世界中に溢れる音楽、文化も同様、困難を乗り越えて保たれ、育つ。本当に良い物は評価される世界でいて欲しい。
イスラム原理主義の影響で虐げられてきたパキスタン伝統音楽を継承し続ける音楽家たちのドキュメンタリー。

常に音楽や生活とともにある神への感謝と祈りの所作が素晴らしい。
NYの夜を歩いて「神を讃えよ」とつぶやいていたのが印象に残る。

何かを成し遂げるには、人生の一部を捧げろ。
パキスタン人はテロリストじゃなく、芸術家だ。
イスラム化により冷遇されてきたパキスタンの伝統音楽家たちが、ジャズに挑戦するドキュメンタリー。
もうこの題材自体が面白いんだから、面白いにきまってる。
個々の演奏家がとても個性的で魅力的。
暗雲立ち込めるニューヨーク公演のリハは観ていてとてもスリリングだし、最後に期待通りたっぷりと演奏をみせてくれるのもよかった。
TSUTAYA某店で借りたのだが、帰宅後、開封してみると中身が『日本暴行暗黒史 異常者の血』だったのは、また別の話…。
めと

めとの感想・評価

2.2
イスラム化で音楽を抑圧されて来たパキスタン音楽家が伝統楽器とジャズで蘇ろうというドキュメンタリー
ドキュメンタリーだから劇的な展開などは無い。基本は練習やリハーサル中心で、合間に心情やそれぞれの考えが出てくる

期待しすぎたのか途中眠くなった
ジャズが好きなら見てみると良い
Chif

Chifの感想・評価

2.0
陽の当たらないところで伝統音楽をやってきたパキスタンのミュージシャンたちが、NYのリンカーンセンターで有名ジャズバンドとセッションする。問題続出のリハーサルやコンサート本番の異種交流セッションはワクワクして面白い。
どちらかというと演奏シーンより文化的背景とかに重点をおいてるので、見せ場には乏しいけど、パキスタンの現状も考えさせられる真面目なドキュメンタリーでした。
RMiura

RMiuraの感想・評価

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ソングオブラホール…パキスタンのミュージシャン達がウィトン・マルサリスに招かれてNYで公演する部分の渡米からの部分がもうメチャメチャにスリリングでハラハラして抜群に面白い!!
音楽に浸るならこちら。ウィトン・マルサリスがなんというかすっごいエリートで素晴らしく有能でびっくりした。 もちろん、パキスタンのサッチャル・ジャズのメンバーも素晴らしい。特にリズム隊。自信にあふれ最初から堂々としてる。タブラが素晴らしいと思ったら、彼の父は世界有数のタブラ奏者とか。
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