第二次世界大戦後のロンドン。何不自由なく夫と暮らしていたへスターだったが、若い元空軍パイロットのフレディに心を奪われ、駆け落ちしてしまう。しかし、フレディの愛に物足りなさを感じた彼女は――。20世紀イギリスを代表する劇作家テレンス・ラティガンの1952年初演作。過去に二度映画化され、ヴィヴィアン・リーとレイチェル・ワイズといった実力派女優がヒロイン・へスター役を演じてきた。今回同役に挑むのは、ナショナル・シアターによる舞台『メディア』(14年)での熱演が記憶に新しいヘレン・マックロリー。
俳優から転身し、ドラァグクイーンの世界へ足を踏み入れたラッセル(トーマス・デュプレシ)。大切なショーの直前、⾧年付き合っていたボーイフレンドに「俳優業に戻ってほしい」と伝えられ、ラッセルは…
>>続きを読む1923年のロンドン郊外。作家のヴァージニア・ウルフは病気の療養をしながら小説『ダロウェイ婦人』を執筆していた。「花は私が買ってくるわ」彼女は思いついた書き出しを口にする。時を超え、195…
>>続きを読む人気舞台女優・イリーナは兄・ソーリンが病に倒れたと知り、交際中の人気作家・ボリスを連れ、ソーリンの屋敷を訪ねる。すると作家志望であるイリーナの息子・コンスタンチンが、屋敷の敷地で恋人で女優…
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