ライズ -ダルライザー THE MOVIEの作品情報・感想・評価

ライズ -ダルライザー THE MOVIE2017年製作の映画)

上映日:2017年07月29日

製作国:

上映時間:147分

4.3

あらすじ

「ライズ -ダルライザー THE MOVIE」に投稿された感想・評価

特撮ヒーローのアクションモノの体裁だが、中身の濃いヒューマンドラマだった。

夢破れた青年が故郷へ戻ってご当地ヒーローになるお話。ただしそのヒーローは超人的パワーを持つスーパーマンでもなければ、莫大な財力や天才的な知性のバットマンでもなく、偶然という必然で力を手に入れたスパイダーマンでもない。まして無理矢理改造人間にされ戦う宿命を背負わされた仮面ライダーでもない。何も持たないただの人が、自らの選択と努力によってヒーローへと成長していく。

前半はいかにしてヒーロー「ダルライザー」が誕生したかが丁寧に描かれている。しかも0からの誕生!ヒーローありきではなく、ヒーローを概念から作り上げていく過程を丁寧に且つ後半でダルライザーが立ち上がり戦うようになるまでの伏線をしっかり織り込みながらじくっり見せてくれる。
後半、ストーリーは一気に加速してやや盛り込み過ぎとも思える展開で進んでいく。ダルライザーと敵対する組織ダイスとの最後のシーンの決着の付け方など今イチ感があったが1本の映画に収めるには妥当な落とし処なのかもしれないと思えた。

演じているのは、地元の素人が多く演技の粗さはあるものの、この映画の製作意図を考えたら充分お金を出して観賞できるレベル。アクションシーンがまた秀逸で、キレのある動きは必見。吹き替えスタントも地元の素人の方々!こちらは言われなきゃ素人だなんて、分からないレベルだった。
文句なしで5です。

福島だから、白河だから撮れた映画。
ハリウッドでは撮れない映画

生活、がある人なら
必ず琴線のどこかに触れる所があると思う
カイズ

カイズの感想・評価

4.5
シネコンでかかっていてもおかしくないくらいのクオリティ!「映画を撮りたい」意欲ではない、作り手の惜しげもない“情熱”が、1カット1カットから伝わってきて感無量!!ありがとうございます。
Mindy

Mindyの感想・評価

5.0
ご当地ヒーローの映画なんですけど内容は大人向け。
非常に熱量のある作品なのでいろいろな人に観てほしいです。
雨空

雨空の感想・評価

-
役者なる夢を叶えるため東京へ出てきた。今では妻もいて、そんな妻のお腹には新しい生命が...。家族を養っていくため、役者の道を諦め地元に出戻った主人公。そんな主人公の地元、福島県白河市では不穏な出来事が...。
ダルライザーができるまで、そして平凡な人間がヒーローになる(なれる)ことをとてもまっすぐに伝わるストーリー。ヒーローものだと善がいて悪がいる。もしくは勧善懲悪だったりするものが多いなか、ダルライザーが立ち向かう組織もまた人間であって、何が悪いとか断定できない部分がまた良かった。ロケ地白河市、役者も白河市市民だったりのなか、これほどまでの魅せる作品をつくれるのはすごいなあと。
役者が本当に役者ではなく市民なので、演技はまあ...というところも含めて観て本当に良かった。
安積

安積の感想・評価

3.3
ご当地ヒーローの実写映画化というのがまず凄いが、それにも増してスゴいのが、主要登場人物の大半を地元企業の社長さんやら跡取りさんやらだったりが演じていること
こういう地方主体になって作られる映画がもっと増えたら面白いと思う
hsn

hsnの感想・評価

-
初日に見ることが出来、嬉しかった。

内容はすごく濃く、これがご当地ヒーローの映画?下手なB級映画とかよりもしっかりしてる!すごい!!
正直思っていた以上の映画になっていてビックリした。

夢を持つことに対して背中を押してくれる人がいる。見守ってくれる人がいる。
それってすごいことだし、何度もくじけそうになっても、その人たちがいたから立ち上がってこれたのかと思う。(自身の心が変わり、勇気になった)
本当にすごいなって思いました。


ただ、物語状必要な要素なんだけども、序盤がゆっくりしていて中弛みのように感じてしまうことがあった。
しかし、序盤がゆっくりだったからこそ、終盤の疾走完がすごかった。

自身も誰かに背中を押されて、誰かの背中を押せるようになりたい。
(3回鑑賞)
cmaoa

cmaoaの感想・評価

4.0
とにかく熱量がすごい。何度でも立ち上がれる、誰でもチャレンジできる、というメッセージがつまっていて、それを、映画の内容だけでなく、素人が集まった映画制作という行為で体現しているように感じた。
若いイケメンが演じる強いヒーロー・・・ではなく、夢を一度諦めた普通のオジサンが街や子供のために立ち上がるというのが、とても親近感を覚える。しかも特殊能力はなく、ただの人間。でも見終わった後には、その主人公がちゃんとヒーローに見える。

自分は白河とは全く関係のない地域の出身で、ダルライザーもツイッターで見かけるちょっと変わってるご当地ヒーロー程度の認識、ショーも見たことないし、白河に行ったこともなかった。しかしYoutubeで見かけた予告動画が、ご当地映画のイメージとは違うシリアス路線で、映像のクオリティも高かったのが気になり、調べてみたら、様々なチャレンジをしているのだということがわかって興味がわいた。

ダルライザーのツイッターで紹介されていたのは、
監督は初の長編監督作品で大学の助教
メインスタッフは映画業界現場ではまだアシスタントの若手
サブスタッフは映像学科の学生
敵役であるダイスを演じる市民は演技経験なし
アクションも全部市民
だという。

そして見てみた映画は、予想を超えたクオリティと熱量だった!
自分もチャレンジしてみよう!転んでも立ち上がろう!と勇気づけられる内容だった。わざわざ新幹線で見に行ったかいはあった。

この映画が、白河以外でも上映されることを切に願う。
雷雨の音が聞こえる中での上映だったけど、内容に没頭するにつれ気にならず、終わったら晴れてた。2回目より3回目。いろんな立場からの思いがぐるぐるして各所で泣ける。うしろに中高生男子連中が座ってて、彼らの反応もおもしろかった。ちゃんと観てくれてたようで、ダルライザーの思いもちゃんと伝わったんじゃないかな。これが明日までなんてね。
えーじ

えーじの感想・評価

5.0
ご当地ヒーロー、ダルライザーの映画ということで観ました。ひいきにしてるご当地ヒーローの映画だからというわけでもなく、素直に、地方のみでの上映にしておくにはもったいない、そう思わせるほどの作品でした。
上映時間は2時間半と少し長めですが、いざ観ると「もう終わったのか」と思うほどあっという間に時間が過ぎてしまいました。それほど展開がおもしろく、観客を引き込むように作り込まれていたように思います。
ダルライザーは、特殊能力があるわけでもなく、パワードスーツを着ているわけでもない、いわばご当地ヒーローを名乗るだけのただの人…だからこそ、その言葉や行動がとても身近で心に響きました。
主人公の迷い、失敗しながらも、自分の道を探して立ち上がる姿は、強いヒーローのように人々に道を示すものではありません。ですが、見る人に様々なことから立ち上がる、「ライズ」するきっかけをくれる、そんな物語なんじゃないかなと思います。
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