幾つかの視座がある。
それはこの映画を物語る上で幾つか存在するということもそうなのだが、カメラの存在としてもそうである。
様々なレイヤーで幾つかの視点を行き来するこの映画が終盤、明確に一つの視座に収…
個人的にとても馴染みがあるロケ地だ。ロケ地の雰囲気がわかるだけに、カメラを向ける被写体やロケーションの切り取り方がなんとなく予想できるというか、シニア世代や若者世代、9時5時の仕事とは別に絵画や音楽…
>>続きを読むこれも結局のところ、佐藤真的な時間と空間の切り取り方を優等生的に成し遂げているというくらいで、個人史と街の景色を重ね合わせてはいるけど、それも結局のところ身の回りのものに丁寧な目線を働かせてはいると…
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