冬の糸の作品情報・感想・評価

冬の糸2017年製作の映画)

製作国:

上映時間:31分

3.1

あらすじ

「冬の糸」に投稿された感想・評価

minorufuku

minorufukuの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

漁村でヒロインは、漁師の父親と姉とその夫と4人で暮らしていたが、ある日、姉が事故で亡くなってしまう。残された父親は漁に出ることはなくなり、家に引きこもり姉妹のホームビデオを見て過ごす。代わりに姉の夫が海にでるようになるが慣れない仕事に悪戦苦闘していた。そんな義兄にヒロインはほのかな恋心を抱くようになって…という話。

以前、短編作品集を借りて、全作コンスタントに面白かった外山文治監督の作品。アイドルグループの仮面女子が主演の映画シリーズの一作。短編ながらもとても趣のある作品。
姉の死によって悲しみにくれる人々を、ヒロインの視点で静かに追っていく構成で、冬の港町の寒々とした風景と相まって暗い空気が全編に流れていた。周囲の人々に慕われていた姉の逝去の喪失感は大きく、登場人物たちは戸惑い、彼らの日々がどうしようもなく重く停滞している様子が繊細なタッチで映し出されていた。姉の夫は少しでも亡き妻に関わる者としてしがみつきたいと慣れない漁師となり、また、姉を死に追いやった事故の加害者家族は「事故の前の日に戻り、その日を毎日繰り返すことができれば」と悔恨の言葉をもらす。全体的に後ろ向きな彼らの思考に、ただ1人ヒロインが異議を唱え、姉の死から前に進むことを提案する展開がとてもしみじみと泣けて良かった。
父親役が元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高なのは驚き。演技はいまいちだが、個性は強い。
FR

FRの感想・評価

2.6

このレビューはネタバレを含みます

具志堅は演技はアレだが漁師の役は似合ってた気がする。
しっとり終わればいいのに、エンディングテーマで台無しに。
30分なのにまあまあ良かった。
30分だから最後まで観れたのかも(笑)
あまりにも早い死と向き合うのはつらい...
まぁ

まぁの感想・評価

3.6
仮面女子出演「Aliceプロジェクト」の1作品…☆

大切な人を突然喪った…遺された人々がどう生きていくのか…(涙)

「死」の受け止め方、受け入れ方って…人それぞれだと思うので…どれが正しいか…なんて…気軽に言える事では…ない…(涙)

でも…「生きて」いるんだものね…時間?人?もの?…乗り越える為に必要なのは…*
…それも…人それぞれで…良いよね…☆

少し強引かな…と思ったラストだけれど…
「生きて」いるんだから「生きる」しか…ない…☆

良い短編作品だった…(o^^o)

…エンドロールの歌…この作品に全く…(^^;;
溢れそうになっていた涙が…止まってしまった…(^^;;
yamachi

yamachiの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

外山監督作品。

冬の糸と書いて「終」

大切な人を失った時、どうするか。

思い出に浸って、ずーっと悲しみながら生きるか。

大切な物を胸にしまい、前を向くのか。

色々考えさせられた。

エンディングは...失笑。

こういう短編のしっとりした映画が得意なんだと思う。

外山監督がいつか全国ロードショーの映画を作る時、どんな作品になるのか楽しみ。
torisan

torisanの感想・評価

3.6
最愛の人の死という喪失から、どう一歩前に進むかというお話。思春期の主人公を中心に、各人が、平穏な日々への思いを振りほどいていく。ラストの主題歌は椅子から転げ落ちそうになったが、きっと監督のせいじゃない。