▪️JPTitle :「博士と狂人」
ORTitle:「The Professor and the Madman」
▪️First Release Year : 2019
▪️JP Release Date : 2020/10/16
▪️Production Country : イギリス・アイルランド・フランス・アイスランド
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-163
🕰Running Time : 124分
▪️Director : ファラド・サフィニア（P.B. シェムラン）
▪️Writer : トッド・コマーニキ、P.B. シェムラン
▪️MusicD : ベアー・マクレアリ
▪️Cast : メル・ギブソン、ショーン・ペン、ナタリー・ドーマー、エディ・マーサン、スティーヴ・クーガン
▪️Review
フォローさせて頂いているXavier さんの紹介で鑑賞しました。ありがとうございます！とても重厚で切なくて美しい作品でした。
博士と殺人犯、二人の人生が交錯して一つの偉業を成し遂げる。素晴らしい脚本と構成力ですね。やはり原作が素晴らしいと言われるだけあります。全米で大反響を呼んだサイモン・ウィンチェスター原作のノンフィクション「博士と狂人―世界最高の辞書 OEDの誕生秘話」を映画化した作品です。
さらに、独学の天才学者と精神疾患のある殺人犯が文通しながら世界最高の辞書を作ったというのが実話というのにビックリ！！その内容も博士とが言った台詞『言葉の翼を持てば世界の果てまで飛べます』に代表されるように、グッとくる『言葉』が満載の展開にも愉しまされます。
そして主演の二人がまた素晴らしい！！メル・ギブソンとショーン・ペンが初共演です。ギブソンは原作の映画化に早くから意欲を燃やしていたので、その入れ込み方は別格、アクションはありませんが（笑）ギブソンの別な魅力が見られますよね。圧巻なのはショーン・ペンの渾身のクレイジー演技で熱演です。

物語は。。。
貧しい家に生まれ学士号を持たない学者マレーと、エリートながら精神を病んだアメリカ人の元軍医マイナー。辞典づくりという壮大なロマンを共有し、異端の天才ふたりは固い絆で結ばれていきます。だが、大英帝国の威信をかけた一大事業に犯罪者が協力していることが明るみになり、プロジェクトは暗礁に乗り上げてしまいます。ついには、時の内務大臣ウィンストン・チャーチルや王室をも巻き込んでいくことになるのですが。。。

▪️Overview （映画. comより）
初版の発行まで70年を費やし、世界最高峰と称される「オックスフォード英語大辞典」の誕生秘話を、メル・ギブソンとショーン・ペンの初共演で映画化。原作は、全米でベストセラーとなったノンフィクション「博士と狂人　世界最高の辞書OEDの誕生秘話」。貧しい家庭に生まれ、学士号を持たない異端の学者マレー。エリートでありながら、精神を病んだアメリカ人の元軍医で殺人犯のマイナー。2人の天才は、辞典作りという壮大なロマンを共有し、固い絆で結ばれていく。しかし、犯罪者が大英帝国の威信をかけた辞典作りに協力していることが明るみとなり、時の内務大臣ウィンストン・チャーチルや王室をも巻き込んだ事態へと発展してしまう。マレー博士役をギブソン、マイナー役をペンがそれぞれ演じるほか、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のナタリー・ドーマー、「おみおくりの作法」のエディ・マーサンらが脇を固める。

「オックスフォード英語大辞典」📓略称
OED 世界最高峰 と称される 辞典の〝礎″
を築いた 二人の男の 感動の実話ドラマ … ✨✨✨

映画構想から20年 驚くべき事実をドラマ
チックに描いた待望の作品である …
かなり濃厚な内容であるのと聞いていたので
私も 心して向かいました … 😅
久しぶりに感じた 映画を身体で味わう素晴ら
しい 芸術作の域 であると感じた … 〝熱い″ 傑作 ⁉︎ 🤷🏽

〝メル・ギブソン″〝ショーン・ペン″ 二人の 全身全霊をかけた 演技と熱量が 半端でない 渾身作であった … 観てる私まで汗をかく💦程 迫力と充実感に満たしてくれた … 良かった 🙆🏽

作品の感動的な事実と 歴史をも動かした二人の強い信念が この時代に残す偉業を成し得たと考えると … 今の時代を生きる私達に何か〝 考えさせられる ″ 強烈なメッセージを貰ったように感じた … 💆🏼

『シンドラーのリスト』を観た時と同じぐらいに身体で感じた作品であった … 🤦🏽


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

そういえばエクスペンダブル3
以来メル・ギブソン出演作品を摂取していないわねえ、
あの時は担当は磯部勉さんだったなぁ～(幸)
と思い出に馳せつつまだ鑑賞していない
吹き替えギブソンがたんとあるわ！
ギブソンたんだわっ！と奮起して
ユーネクストにて鑑賞。

2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画で、
世界最大の英語辞典
「オックスフォード英語辞典」
誕生に隠された真実の物語を描く作品。
(オックスフォード英語辞典は、
オックスフォード大学出版局が
刊行する記述的英語辞典で、
世界中の多様な英語の用法を記述するだけでなくて、
英語の歴史的発展をも辿っていたり、
学者や学術研究者に対して
包括的な情報源を
提供しているものだそうです、すんご)

監督は
P・B・シェムラン、
脚本は
『ハドソン川の軌跡』などの
トッド・コマーニキ、と
P・B・シェムラン

原作は
サイモン・ウィンチェスター
『博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話』

製作は
ニコラス・シャルティエと
ガストン・パヴロヴィッチ

メル・ギブソンとショーン・ペンの初共演作品でも
ありんす。
そしてショーン・ペンと言えばこれまでに
安原義人(やすはらよしと)、
平田広明(ひらたひろあき)、
家中宏(やなかひろし)、
内田夕夜(うちだゆうや)、
山路和弘(やまじかずひろ)さん等が
主に吹き替えを担当してきましたが、
今回は誰でしょわくわくさんでしたが、
ひゃっほーーーーーい！！！！！
と歓喜出来る盤石の吹き替えキャスト陣は
こちら

ジェームズ・マレー
演-メル・ギブソン
声-磯部勉（いそべつとむ）
独学で言語学博士となった孤高の天才学者

ウィリアム・チェスター・マイナー
演-ショーン・ペン
声-山路和弘(やまじかずひろ)
殺人犯。精神科施設に収容中のアメリカ人の元軍医

イライザ・メレット
演-ナタリー・ドーマー
声-佐古真弓(さこまゆみ)
夫をマイナーに人違いで殺された妻

マンシー
演-エディ・マーサン
声-魚建（うおけん）
精神科施設の看守

エイダ
演-ジェニファー・イーリー
声-塙英子(はなわえいこ)
マレーの妻

ファーニヴァル
演-スティーヴ・クーガン
声-谷内健(やないけん)
マレーを推薦した教授

ブレイン
演-スティーヴン・ディレイン
声-平林剛(ひらばやしたけし)
精神科施設の院長

他出演声優

細川祥央／斎藤寛仁／佐藤友啓
小林操／吉富英治
拝真之介／菊池康弘／辻田啓一
宇田川紫衣那／多田このみ
小林さとみ／井川康平／山本満太

と、
なんと今作では
『Uターン』以降、ショーン・ペンを
ほぼ専属で担当され始めている
山路和弘さんがショーン・ペンで、
エクスペンダブル3のメル・ギブソンを
担当されていた磯部勉さんが
今回もメルを担当という、
吹き替え版キャスティング担当した方
ほんま分かってますのーっ、
っとゆーことで先ずは
精神科施設に収容中のアメリカ人の元軍医で
殺人犯のマイナーに

山路和弘(やまじかずひろ)

山路さんはグエムルのレビューにて
タップリご紹介いたしておりますので、
簡略方式で行きます～♪
アニメーションでは膨大な出演作がありますが、
直近の作品でしたら
『SAND LAND』
（ラオ）役、
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
（龍賀克典〔りゅうがかつのり〕）役、
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
（ヘンリー・ヘンダーソン）役、
等がおススメです♪

吹き替え作品でしたら
グエムルのソン・ガンホは勿論ですが、
『ドリームキャッチャー』の
（オーウェン・アンダーヒル〈トム・サイズモア〉）役、
『ツイスター』の
（ビル・ハーディング
〈ビル・パクストン〉）役、ソフト版。
『MEG ザ・モンスターズ2』の
(ジョナス・テイラー 〔ジェイソン・ステイサム〕役
などおススメです、
そして
英字辞典を1858年に始まり1928年で、
編纂には70年かけて完成させた脅威の
マレー博士に、

磯部勉(いそべつとむ)

磯部さんは
『オデッセイ』のレビューにて
ご紹介させて頂いておりますので山路さんに
引き続き簡略化させていただきますゆえ♪
アニメーションでは直近の
おススメでは
ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊
（浜の大将ブライアン）役、
で、巨大なトドの大将を演じてます、
かわいい世界観とポップな作品でも
磯部さんの迫力を楽しめますおススメ～です、

吹き替え作品では
トランスフォーマー/ロストエイジ
（ロックダウン）役、
がおススメです今作の品位や気品に満ち溢れた
メル・ギブソン演じるマレー博士とは
真逆の、
あくどい賞金稼ぎのロボット役を堪能出来ます。

そして名台詞シーンも
ご紹介、
一つは大学の図書館、
イングランドの
オックスフォード大学出版局理事会の
面接にマレーが臨むシーンで、
理事会の重鎮マックス・ミュラーが
適正に欠けるのでは？と否定的に
問うた所で、

マレー(磯部勉)
「なるほど、適正ですか、ああ・・
ラテン語とギリシャ語が堪能です、勿論
ああ～ロマンス諸語の知識にも長けています、
イタリア、フランス、スペイン、カタルーニャ、
それから～ポルトガル語、ヴォー州方言、
プロヴァンス語の、知識があります、
チュートン語派では、ドイツ、オランダ、
デンマーク、フラマン、
私の専門分野は、古英語と、
モエシアゴート語で、現在本を執筆中です、
ぁあとーロシア語も一通り分かります、
ヘブライ語とシリア語は、辞書無しで、
聖書を読めるくらいには理解しています、
その外にはーあ～・・アラムアラビアコプト、
あとは、ゲゼニウスの早期フェニキア語、
あ・・早口で失礼しました、質問はありますか」

と、とてつもなく饒舌に捲し立てる
シーン、
オックスフォード大学出版局理事会から
の面接に合格し、
妻のエイダ(塙英子)に

マレー(磯部勉)
「すまない、エイダ・・」

エイダ(塙英子)
「何が？」

マレー(磯部勉)
「住み慣れた家を・・手放すことに
なってしまった」

エイダ(塙英子)
「迷いや恐れは捨てて、約束よ、
ジェームズ、始めたからには、
必ず最後迄やり通すの」

エイダがそっと蝋燭にマッチで
火を灯し、
意を決して自室に向かうマレー
そして封書を書き始め

マレー(磯部勉)
「イギリス、アメリカ及び
イギリス植民地で、英語を使う人々へ、
英語辞典編纂の為、本を読み、引用文を
お送りください、我々は、地球や人類の起源を、
把握できています、水が沸騰する温度や、
長さの単位、船乗りであれば、緯度と経度の
図り方も理解できます、しかしー言葉の海を
切り抜ける為の海図や羅針盤はありません、
且つて、様々な基準を設けたように、
言葉にも敬意を表し、その全貌を明らかにしましょう、
送り先はオックスフォード、我が国の郵便網を、
大いに活用し、偉大なる事業達成に、
協力ください」
と、
市民への協力を膨大な数の封書で
募るシーンなど、
お芝居で意味を理解しながら
声や呼吸を合わせるだけでも
大変な所業を、
大変とは思わせない高い技術で
メル・ギブソンとシンクロさせています
台詞に集中するとスキルの高さに驚けますよ(嬉)
妻役エイダの(塙英子)さんも
見事にマレーの妻にしか聞こえません♪
聴きどころ有良しです。

そったら
山路さんシーンの前に、
夫をマイナーに人違いで殺された妻
メレット婦人役の
(佐古真弓)さんと
精神科施設の看守
マンシー役の
（魚建）さんの
秀逸なやり取りシーン台詞も
抜粋です、

マイナー博士(山路和弘)が
メレット婦人にアメリカ軍から
貰っている年金を渡してほしいと
精神科施設の院長である
ブレイン博士(平林剛)にお願いした所、
私がお届けします、と
マンシーが立候補し任せられ
メレット婦人宅を訪ねる所で婦人宅ドアを
コンコンコンコン、とノックすると、

メレット婦人(佐古真弓)
「子供が寝てるのよ」

マンシー（魚建）
「手紙を届けに来ました」

メレット婦人(佐古真弓)
「こんな時間に、郵便屋じゃないわね」

マンシー（魚建）
「警察や記者でもありません、危害は
加えませんから、只手紙を確実に
渡したいだけです、隙間から入れますよ」

ガチャっとメレット婦人が出て来る

マンシー（魚建）
「記者じゃない」

メレット婦人(佐古真弓)
「じゃあ誰なの？」

マンシー（魚建）
「私はマンシー、味方です」

手紙をちら見する婦人

メレット婦人(佐古真弓)
「あなたから？」

マンシー（魚建）
「いえ、読めばわかります」

メレット婦人(佐古真弓)
「誰から？」

少しうつむくマンシー、
という一連の何気ないが重要なシーンでの
自然な会話のラリーに聞き入る事可能です、
なぜならば二人のお互いの
ぎこちないシーンを、
ぎこちなさ一切無くさらりと映画に
没頭できるからです♪全体を通してお二人とも
抜群の演技力です。

最後はお待ちかね(やかましいわ)
山路さんマイナーが精神科施設の院長
ブレイン博士(平林剛)に相談を持ち掛けられ

ブレイン博士(平林剛)
「ウィリアム、(呼びなおして)マイナー博士、
あの、相談があるんだ、あなたに会いたい人がいる」

マイナー(山路和弘)
「トリストラムシャンディ！・・この本は、
マンシー達から貰った、中を見てくれ」

ブレイン博士(平林剛)
「話を聞いてくれ」

マイナー(山路和弘)
「もっと、本があ！今持っている本じゃ
到底足りそうにない」

ブレイン博士(平林剛)
「ウィリアム、今後にかかわる大事な話だ」

マイナー(山路和弘)
「オックスフォード大学が、英語辞典の編纂に着手
すると、書いてあったんだ、・・協力が・・
必要って」

ブレイン博士(平林剛)
「聞いてるのか」

マイナー(山路和弘)
「ふうう～ううっう、うう、私にはこれが、
・・必要だ、協力すれば・・立ち直れる！」

ため息をつくブレイン博士

マイナー(山路和弘)
「本が要る、本があれば良い」

ブレイン博士(平林剛)
「欲しい本の題名を教えてくれ、ここにあれば、
持ってこさせる」

マイナー(山路和弘)
「ありがとう、院長・・では」

立ち去ろうとするマイナー

マンシー（魚建）
「ウィリアム」

立ち止まるマイナー

マイナー(山路和弘)
「ふーっ(息を吐き)」

マンシーを見、
院長を見て

マイナー(山路和弘)
「彼女はいつ来る？」

馬車が到着しメレット婦人が下りて来る。

というようなメレット婦人と対峙する前の
緊迫感と
精神病により間違えて殺人犯となり病んだ
状態から立ち直れる希望を見出すシーン、
複数の複雑な葛藤や苦しみを表現する
重く難しいお芝居を鮮やかに表現しています、
それからマレーが、
マイナーが収監されている
ブロードムーア刑事犯精神病院に
赴き、
大きく力を貸して貰ってるお礼を
直接伝えに院内の庭園で初めて対面した時の
シーン

マンシー（魚建）
「ご案内します」

マレー(磯部勉)
「ふふふ(笑)」

院内庭園のベンチに座る
マイナー
そっと目の前に立つマレー

マレー(磯部勉)
「博士ですね」

マンシー（魚建）
「マレーさんです」

マレー(磯部勉)
「マイナー博士、お会いできて光栄です」

マイナー(山路和弘)
「んんは、あ」
とベンチから立ち上がる

マンシーを見て、
マイナーを見てマレーの
髭に触るマイナー

マイナー(山路和弘)
「んん？」

マンシーを見るマレー

マレー(磯部勉)
「んっふ♪んはははははは♪んははーっふ！
信じられない」

マイナー(山路和弘)
「ああ、私もです」

お互いの容姿と髭の形がそっくりな為
驚きと喜びの二人

マイナー(山路和弘)
「んどうやって入ったんですか？」

マレー(磯部勉)
「これを渡したくて、来たんです、
世界で受け継がれる我々の努力の結晶です、
ほんとに、感謝しています」

マイナー(山路和弘)
「なんてことだあ！」
マレー(磯部勉)
「あなたのお陰ですよ」
マイナー(山路和弘)
「女王陛下のお役に立てて光栄ではありますが、
あなたの手柄です」
マレー(磯部勉)
「手柄と言う意味の、アルビアリーの引用」
マイナー(山路和弘)
「1580年前と」
マレー(磯部勉)
「そうだ」

マンシーが嬉しそうに二人きりの
時間を作ろうと距離をとる為に去っていく

二人ベンチに座りながら
マレー(磯部勉)
「英語ラテン語フランス語の辞書、
私が教えた」

マイナー(山路和弘)
「詩人のバレットだと思っていたがー、編纂者の
方だった」

マレー(磯部勉)
「私のお陰でしょうー？」

二人顔を見合わせ
マレー(磯部勉)マイナー(山路和弘)
「んふふふふ(笑)」

マレー(磯部勉)
「アルビアリーも、ぜひ辞書に、加えねば」

マイナー(山路和弘)
「では、コッシュと、フェトラも？」

マレー(磯部勉)
「ええ(嬉)ルーシュも、
子供のころ聴いて、は・だ・かを連想した」

マイナー(山路和弘)
「私のお気に入りの単語は、
コモトリックスです」

マレー(磯部勉)
「手を焼きそうな単語ですねえ(嬉)」

マイナー(山路和弘)
「んー♪」

マレー(磯部勉)
「ジャイル」

マイナー(山路和弘)
「回転旋回」

マレー(磯部勉)
「デキセイテッド」

マイナー(山路和弘)
「十字の交差、横切る事」

マレー(磯部勉)
「あなたの方が～向いていそうですがー、
ふうぅ、代わりに私が医者になる訳にも、
いきませんので、これからも共に、
言葉を、集めましょう(嬉)」

マイナー(山路和弘)
「アメリカ人と共に」

マレー(磯部勉)
「・・何故、アメリカ人のあなたがここに？」

マイナー(山路和弘)
「ふうう～・・その話は後にして、
続きをやりましょう！オックスフォードと
イエールで！」
マレー(磯部勉)
「老人同士」
マイナー(山路和弘)
「天才と、狂人」
マレー(磯部勉)
「どっちがどっち？」
足枷を見るマイナー
マレーも見て、
マイナーに目線を戻す

マレーが持って来た辞書を
ペラペラとめくるマイナー

マイナー(山路和弘)
「・・今後の計画は？」

マレー(磯部勉)
「アンタゴニズムからベース」

マイナー(山路和弘)
「ベイサブルからコレラ」

マレー(磯部勉)
「コレリックから、ディセンテリック」

マイナー(山路和弘)
「ディセンテリーから、エクゼマ」

マレー(磯部勉)
「エクゼマタスからファングス」

マイナー(山路和弘)
「レプロシー迄飛ばしましょう」

マレー(磯部勉)
「飛ばしすぎですよお(嬉)」

マイナー(山路和弘)
「アクネ迄戻ります？」

マレー(磯部勉)
「焦らずに行きましょう(嬉)
っふふふふ(笑)」

という言葉の美しさをも
感じられるスンバラしいシーンを、
とても聞き取りやすい
粒だった言葉で、
だのに自然な二人の会話ラリーを、
本人たちの喋りをオーバーにしすぎるでも無く、
負ける事もなく絶と妙で
鮮やかなる吹き替えで聴かせてくれます、
この後も美しい言葉の
やり取りが続きますので
鑑賞出来る機会があらばお聞き逃しなくです♪

というもの凄く哲学的、
文学的でもあり、二人の友情物語でもある
本作、
製作や公開にかなり紆余曲折もあり
ある種公開に漕ぎ着けたのは奇跡かもです、
このキャストと製作陣で、
それがなけれればこの高技術の吹き替え陣も
集まらなかったかもしれません(涙)
難しい作品だからこそ映える吹き替え作品の
一つです、
作品自体は友情物語だけでは無く残酷描写や
辛いシーンも多いですしかーし
見る価値ありすぎ♬見ないと
内務大臣ウィンストン・チャーチルや王室から
縛り首にされかねませんよ(^^)/。

是非一度は御覧なさいね

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