ai(love)の作品情報・感想・評価

ai(love)1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:15分

2.9

『ai(love)』に投稿された感想・評価

男女の性行為を終始超クロ―ス・アップによって映した作品。人間の身体を超クロース・アップでとらえることによって、人間の肉体性を飛び越えて、もはや事物そのものの生々しさがこれでもかと言うほど露骨に表現さ…

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このタイプの映像で、女性の曲線美をあんまり表さないのは珍しいなと
視線のシーンはバルトの表象の帝国に出てきそう
無音状態で観たので次は音聞ききます、オノ・ヨーコらしい

飯村隆彦監督『ai(love)』

Experimental Cinemaにて鑑賞。

肉体の物質性にカメラが挑むと、

いちばん無機質な愛によってたおされる。

肉が光となって、情が闇となる。

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実験映画の作家たちがこうした身体的な接触のクロースアップに引き寄せられていくことは理論上当然なことのようにも思いつつ、結局のところありきたりなモチーフに陥っている気がしてつまらない。
映画男

映画男の感想・評価

4.0
超クローズアップで捉えた愛の世界。人間の身体っておもしろいね。絡まる脚だけみると別の生きものにも見えてくる。
ナホ

ナホの感想・評価

-
抽象に突き進めば突き進むほど具体さが浮き出ててきてかなり三半規管に来る
もしかしたら乳輪って愛ある行為の時にしか使わないカモ‼️
実験ですってかんじ
ROY

ROYの感想・評価

-
絡み合う男と女

オノ・ヨーコがつけた風の音

肉体は性差をも超えて限りなく抽象に向かう

生々しい愛の記録。

愛し合う男女の身体を高コントラストで接写しており、人間としての個人のイメージはなくなり、生物を感じさせる抽象的な像に還元されている。

オノ・ヨーコが担当した音響も秀逸。ゴロゴ…

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EMILI

EMILIの感想・評価

3.4
「肌」と「身体」/「女」と「男」の描き分けが上手い。
見えているのにわからないもの、見えていなくてもわかるもの。
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