映画作家ダニエル・ユイレ、ジャン=マリー・ストローブの作品情報・感想・評価

映画作家ダニエル・ユイレ、ジャン=マリー・ストローブ2001年製作の映画)

Daniele Huillet,Jean-Marie Straub cineastes

製作国:

上映時間:72分

4.1

『映画作家ダニエル・ユイレ、ジャン=マリー・ストローブ』に投稿された感想・評価

つけ忘れてた。心なしか『あなたの微笑み』より漫才みが強い。黙々と作業するユイレと気が向くままに喋り倒すストローブを通して具体的な編集作業と背景にある思想を同時に見ることができる。
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.5
映画の編集をしている人たちをさらに編集によって構成し直すバージョン違い。
短くなっただけであんまり「あなたの微笑みは〜」と変わらないけど、若干ユイレの部分が増えてるような気もする。
ストローブ=ユイレファンとしては堪らない作品。
観念的な言説が土台として必要であることをストローブは証明してくれる。

風の動き、照明、音、構図、つなぎ、カット、俳優の仕草、表情。一つの場面を何度も何度も繰り返し見直して吟味しながら編集していく。映画は相当な熱量を持って作られているんだろうなとは想像していたけど、予想…

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A

Aの感想・評価

4.0

「あなたの微笑みはどこに隠れたの?」という副題はこの映画の核心を突いてると思う。見せる/見せない(隠す/隠さない)の選択こそが編集であり、真髄。2人のチームワークのよさは面白いけど、ユイレが支えてた…

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ストローブがひたすら喋り脱線する。
それを戻すユイレ。
共同作業でありながら妨害。
彼らの一挙手一投足にこだわる原理主義。
果たしえない完璧な映画を目指して。
決して変わることのない信念。
しかし、…

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夫婦漫才。

左にオレンジの光、右のドアの外は青い光。

【一番好きなシーン】
「許可してくれたら話す 許可されなくても話す」
eigajikou

eigajikouの感想・評価

5.0

映像作家を目指す人は必見と思います。
(そうでない人にもおすすめしたい)
生まれ変わったらダニエル・ユイレの厳しさの1000分の1くらい見習った人生にしたい。

ダニエル・ユレイとジャン=マリー・ス…

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ジャン=マリー・ストローブがひたすらに面白いよね。廣瀬純が『シネマの大義』でダニエル=ユイレを『ドラえもん』の表情コントローラー回に出てくるムスコに例えてるけど、ただの言いがかりなので是非読んで欲し…

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