種は私たちにとって命そのもの。しかし、前世紀までに野菜の種子の実に94% が消滅。気候変動や、世界の種子市場を多国籍企業の独占が大きな要因だ。市場には遺伝子組換え作物(GMO)が登場し、多くの国々で農家が種子を保存し翌 年蒔くことが禁止されるようになった。結果、人類史上最速で種子の多様性が 失われている。そんな現在、世界中で立ち上がった種の守り人たちがいる。 「種子は私たちの子孫」とトウモロコシの種を守り続けるアメリカの先住民。 人類の終末に備え、最大300万種の種を貯蔵できるシードバンク、スヴァールバル世界種子貯蔵庫に種子を保存する人々。ヴァンダナ・シヴァ、ジェーン・ グドールなど著名な活動家と種子の多様性を守る方法を探る。
ポスト・トゥルース時代に“真実”を追求するフリー・ジャーナリストたちの闘い 公益よりも私益に走り、権力の欺瞞を追及しない大手メディア。それに抗い、鋭い調査報道で真実を伝えるフリー…
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