シード ~生命の糧~の作品情報・感想・評価

シード ~生命の糧~2016年製作の映画)

SEED: The Untold Story

上映日:2019年06月29日

製作国:

上映時間:94分

3.7

あらすじ

「シード ~生命の糧~」に投稿された感想・評価

種苗法が改正されようとしている
日本もこうなってしまうのかな
怖い

どんどん農家が貧困になるし
貧困層が遺伝子組替え作物などを買うことになって、法を改正しようとしてる政治家や富裕層はしっかりオーガニック を食すんだろうな

見るべき
東京裁判観に行くつもりが日を間違えてこれを観た。寝てしまった。
majiri

majiriの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

注意・このレビューはきっと最後まで読むと気分悪くします。読まないほうがいい。(記録として書きました。)
・日本でも種子法が通りそうな気配。レビューはほんとに散々に書いてますが、それでもこういうドキュメンタリーも観てしまう。


もうこういうドキュメンタリーは散々観た。人間のエゴイズム。
種を守る人たちVS種に特許を与えて遺伝子操作する者たち、って感じ。二項対立。
OK、このドキュメンタリーは素晴らしいよ。種子を守るのだ。植物の多様性はどんどん失われている。食べる野菜の個別の品種はどれもかつての90%は失われた。(でも生き物の多様性が失われているのは植物に限ったことではない)
OK OK、確かにそうかもしれない。我々も種子を守らなくてはならない。あぁ、そうだついでにプラスチックが社会に、海に大気中にも蔓延していて、自分たちの体の中にも入り込んでいる。おっと、我々の捨てる洗剤、薬剤、除草剤、殺虫剤、あらゆる飲み残しの薬も、捨てられたらどうなる?そう、また海に大気に蔓延しているだろう。自分たちの子どもに、自分たちに混ざり込んでいる。
あ!原子力の問題もあった。福島の原発は、汚染水も垂れ流しているし、あの土はどうなったんだろう?忘れてはいけないのは、SNSを筆頭に携帯スマートフォンに依存して、他の事を忘れてしまう人々の問題だ。それは我々の影に正にいま潜んでいる。その裏で音声や情報をあらゆる会社に搾取されて、私たちはなにも考えられなくなる。なんの話だったっけ?あぁ、そうだ。種を守らなくてはいけないんだった。
でもそれだけが問題ではないだろ? オーガニックだって?
そういうドキュメンタリーを観たあとに私たちがやっている行為は、きっと、ほとんどがその製薬会社のほうに加担している行為なんだと思うよ。いちいち意識してたら生きてはいけないだろう。

でもまぁ、考えてみりゃ、俺らはモンサント側だ!もうどうしようもないんだ!ってずーっと言ってる鬱映画を観せられても、皆んなどよーんって顔で映画館を出て行く訳だから、これでいいのか。
良かった良かった。

少し前まで、リサイクル用のごみプラスチックは、中国に輸出されて、中国でリサイクル出来るものと出来ないものに分けられ、出来ないものは燃やされる。(汚染物質が出る)それを先程、中国が輸入しなくなったから、プラスチック問題などともうとうの昔からあることを言い出した訳で、その前も今も、なーんにもよくなってなどいない。知れば知るほどうんざりするだけだ。
自分はなるべく意識的に行動はしている。
だけど、今のこのどん詰まりの状態はひとりひとりが、意識してほんとうになんとかなるレベルなのか、それともこのドキュメンタリーもただの一つの「娯楽」なのか?
そこがこの作品の問題だと思う。

例えばオバマ大統領は皆保険制度を打ち出し、アメリカの国民がインフルエンザなんかで死なないようにしようとした。けれども皆はいけすかない意識高い系の大統領に税金をあげられたくなくて、金が全てだと豪語するトランプ大統領を選んだ。これが「選択」だ。その裏にSNSやロシアを使っての画策もある。それを陰謀とも言える。しかし実際トランプになって、経済は内需で回して、それで上手くいってるからいいじゃないかと。アメリカはそういう世論だと思う。
日本のロジックもそう変わらないよね。今の政権を維持する理由も。

例えば中国でコロナウィルスが蔓延して、他の国にも飛び火したから人々の流動性が下がって、あるいは中国の生産性も落ちて、経済が悪くなって困ると日経新聞に書いてある。
あるいは情報の流動性が上がって、それが更なる生産性、物と物との間の垣根をどんどん壊すことが、良しとされている。

種と人というのは、あるスパンで人が植物との距離感を保っていたコミュニケーションだった。この作品はそのコミュニケーションを取り戻そうと言っているのだと思う。
でも家畜でも種でも、とっくにその垣根は壊されている。すぐに携帯を手に取ってしまう私たちも、その流動性の中にとっくに巻き込まれている。4Gを5Gにする事の覇権を中国とアメリカが競い、そうまでして早さや便利さを求めていることを(つまりそれが経済発展だと言うことを)徹底的に批判している者はもういない。いてもそれはテロリストと呼ばれる者達の枠組みや陰謀論の枠組みに当てはめられる。小分けに区別だ。
人間の意識・思想もかつてのように志が高いことを憧れたり、そうなろうと言う努力を皆がする事も「ネタ」になった。
そして、意識高い系と、そうではない自分たちを区別したらいいのだ。スウェーデンのグレタさんはとてもいいことを言っていると思うのだが、(それはかつてのガンジーのような精神だとも思えるが)その彼女を発達障害だからと批判する事のほうが、話題になる。

それでも考えることは大事だけれど……

変える事を意識すべきならそれは、「貨幣を神と崇める事」や「経済の高まっていくことの妄想にけりをつける事」だろう。
かつて世界は循環していた。けれど今はもうまるで循環していない。
気候変動、人新世、多様性の消滅、寛容のなさ、etc...

ヒトラーのしたことを人々は批判してきた。映画にもそういうものがたくさんある。ナチスのしたことは人間による人間の虐殺や、管理や家畜化だった。他の種、生き物に対して自分たちはいまもそれをしているのだと思うが、それを声高に糾弾しても、本気でそれを受け止めないから、経済は発展していくのである。それは別のかたちの「戦争」でもあるので、止めようもないというのが、自分の感想である。
それでも、それでも考えることは大事だ。
青色の

青色のの感想・評価

3.7
従来の種子に特許を取れるということに驚きました。
早いもん勝ちでお金を持っている企業が種子を独占し、ローカルの人たちから搾取する。
独占により種子が持つ多様な遺伝資源が消失されてしまい、化学肥料や農薬を必須とする農業が世界に押しつけられ、気候変動や生態系に破壊的な影響を与える、という世界規模の脅威を生む原因となっています。

(農薬は、ダイナマイトと横並びで電車内持ち込み禁止物一覧に表記されており、劇薬とわかっていながらも100均で簡単に購入できることにも違和感を感じます。)

お金を稼ぐことは資本主義社会において必須のことだと思いますが、今世界で懸念されている食糧不足に直面したときに、自然を破壊し続けて得たお金を手に持ちながら私たちは気づくのかもしれません。お金は食べれないと。
オヨヨ

オヨヨの感想・評価

3.5
タネを撒くのは楽しい。芽が出て来るのを見るのが好き。
冒頭からタネの形にフォーカスした映像には上がった 笑

遺伝子組み換え作物やアメリカのモンサント社の事とかあまり知らなかった。知る事だけでは何かが変わるって訳ではないけど、知らないよりは意識して行動出来るかな。

自給自足生活に近い生活するのが将来の夢なんで、その思いを強くした。
NatsMiz

NatsMizの感想・評価

3.5
兎にも角にもモンサント……

種の問題、あんまり知らなかったから衝撃。学びある、ザ・ドキュメンタリー。
かず

かずの感想・評価

3.6
こういうドキュメンタリーも観ておくといいよね。普通に生きてたら知らないままになっちゃうから。
あと、モンサントには気をつけようと思った。
Tom

Tomの感想・評価

4.0
種子は自己複製機能があるのに、現代の農家は法律により毎シーズン新しい種子を買わなければいけないらしい。しかもその種子が農薬をたっぷり含んだ遺伝子組換え種子。農薬は発ガンなど様々な人体被害と相関があることは研究で指摘されており、私たちは当たり前のように農薬漬けの食品を毎日食べていることの重大さに気づいていない。そのことに気づけるだけでも本作品を見る価値はあると思う。
ありとあらゆるものがお金に見える人が世界を動かしている事に嫌悪。そこに暮らしている人の生活や尊厳を大事にしていたら起きないであろう問題。代々農業を営んできた地元の近隣でも死活問題だと思う。
KTNB

KTNBの感想・評価

4.0
この手の話はモンサントのような大企業に焦点が合いがち(それも大事)だけど、そもそも僕たちのような消費者か望んだ便利さとニーズから生まれた産物のようにも思えることなので、日々の暮らしの中でなにができるのか?を今すぐ考えて行動しないと、本当の食物が食べられなくなるかもしれない。

それは食だけの話ではない。

この作品はとても見やすかったので、色んな人に触れてみてほしい。
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