
「島根あさひ社会復帰促進センター」は、官民協働の新しい刑務所。警備や職業訓練などを民間が担い、ドアの施錠や食事の搬送は自動化され、ICタグとCCTVカメラが受刑者を監視する。しかし、その真の新しさは、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り 、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを日本で唯一導入している点にある。なぜ自分は今ここにいるのか、いかにして償うのか? 彼らが向き合うのは、犯した罪だけではない。幼い頃に経験した貧困、いじめ、虐待、差別などの記憶。痛み、悲しみ、恥辱や怒りといった感情。そして、それらを表現する言葉を獲得していく...。
児童養護施設等の子どもたちの自立支援団体で働く網谷勇気(40)。ゲイである勇気は、様々なマイノリティのための団体を立ち上げ、講演会なども行っている。そんな彼がある時、幼少期より児童養護施設…
>>続きを読む外来の精神科診療所・こらーる岡山に集う患者たち。病気に苦しみ自殺未遂を繰り返す人もいれば、病気と付き合いながら、哲学や信仰、芸術を深めていく人もいる。涙あり、笑いあり、母がいて、子がいて、…
>>続きを読む仮釈放中の性犯罪者と数ヶ月ともに時間を過ごした、ジャーナリストのルイ・セロー。厳しい規則で監視され続ける出所後の生活と精神状態を取材し、彼らが犯した罪の重さを考える。
無実の罪で収監された男ディヴァイン G は、刑務所内更生プログラムである<舞台演劇>グループに所属し、収監者仲間たちと日々演劇に取り組むことで僅かながらの生きる希望をそこに見出していた。そ…
>>続きを読むイギリスのドキュメンタリー監督ルーク・ホランドは、アドルフ・ヒトラーの第三帝国に参加したドイツ人高齢者たちにインタビューを実施した。ホロコーストを直接目撃した、生存する最後の世代である彼ら…
>>続きを読む受刑者向けの就職情報誌「CHANGE」編集チームは、出所者の就職あっせんと更生支援をしていた。チームのひとり藤村(35)は、ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中(34)を担当し、中華料…
>>続きを読む「今朝は死刑を執行される夢を見て、目が覚めました」。最高裁で死刑判決が出た翌日、奥本章寛死刑囚は、面会室で記者にこう打ち明けた。奥本死刑囚は2010年、宮崎市の自宅で生後5か月の長男、妻、…
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