
主人公のオリビアは、アメリカの永住権を手に入れるために、ある男性との結婚を予定しているフィリピン系移民。しかし彼女はトランス女性であり、パスポート上の名前も性別も異なるため、結婚や永住権獲得には一層の困難がつきまとう。ある日、彼女が住み込みで介護をしているロシア系の老婆オルガの元に孫のアレックスが帰ってくる。彼女とアレックスは次第に親密になっていく。トランプ政権下の移民政策が移民の人々の生活に不穏な影を落としている現代アメリカを背景に、一人のトランス女性の願いや苦しみを丁寧に映し出していく。
パリ郊外の団地に住むアフリカ系移民の少女・マリエムは、忙しい母親と暴力的な兄の代わりに小さい妹たちの面倒を見る毎日。成績が悪くて進学もままならない、そんな日々に鬱屈していたある日、マリエム…
>>続きを読む旧ユーゴスラビア出身で無国籍のフロリンは、母国の紛争中に起きた虐殺を生き延びた末に来日した。しかし最初の10年間近くを刑務所と入管収容所で、その後の10年間を、帰る国もなく、就労許可も健康…
>>続きを読むアフリカからヨーロッパを目指していた不法移民のフランシスは、船が嵐に遭遇した時に、もし無事に上陸できたなら今後は心を入れ替えて真面目に生きると誓う。その後ドイツへ辿り着くことができたフラン…
>>続きを読むペンシルベニア州に住むオータムは、友達も少なく、目立たない17歳の高校生。ある日、オータムは自身が予期せず妊娠していたことを知る。ペンシルベニアでは未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を…
>>続きを読む1960 年代、中絶が違法だったフランス。大学生のアンヌは予期せぬ妊娠をするが、学位と未来のために今は産めない。選択肢は 1 つー。アンヌの毎日は輝いていた。貧しい労働者階級に生まれたが、…
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