
新しい世代の台頭を予感させる1988年生まれで双子のディンノツェンツォ兄弟の長編第2作は、とりたてて変わったことはなさそうな日常が徐々に壊れていく群像劇。ローマ郊外、夏。近所と程良い関係を築き、息子と娘が成績優秀なプラチド家には特に問題がなく、普通の家族のように見える。だが、実のところは子供たちに無関心だったり、父親にはサディスティックな傾向があったりし、周囲の大人たちの醜悪さを見抜いている子供たちは大胆な行動を取る。
1980年初頭のナポリ。ラジオ朗読のホストを務めるアルドと妻ヴァンダ、アンナとサンドロの二人の子供たちの平穏な暮らしは、夫の浮気で終わりを告げた。家族の元を去ったアルドは、定期的に子供たち…
>>続きを読む第二次世界大戦末期にボローニャ近郊のある山村で起こった虐殺について、一人の少女とその家族を物語の中心に据えて描いたジョルジョ・ディリッティ監督(『私は隠れてしまいたかった』)の長編第2作。…
>>続きを読む海沿いの家に二人で暮らす姉妹。17歳の妹・ヴァレリアは妊娠しており、姉・クララは離れて暮らしている母親・アブリルを電話で呼び寄せる。お腹の中の子供の父親は、クララが経営する印刷所でアルバイ…
>>続きを読むみずみずしい光を緑に放つ、イタリア・トスカーナ地方の人里離れた土地で、昔ながらの製法で養蜂園を営む一家。ジェルソミーナは4人姉妹の長女で、気難しい父ウルフガングの独自の教育と、寵愛を受けて…
>>続きを読むオーストリアの名匠ミヒャエル・ハネケが、第一次世界大戦前夜の北ドイツの小さな村を舞台に、連続する不吉な出来事や迫りくる不穏な世界の足音を描き、ナチスの台頭を予感させて国際的に高い評価を受け…
>>続きを読む