ナポリの隣人の作品情報・感想・評価・動画配信

「ナポリの隣人」に投稿された感想・評価

ナポリという街を舞台にした淋しさがグッと漂う喜劇。
人間の生きづらさや未熟さ、家族だからこその愛憎籠もった関係などを描いており、皮肉なストーリーとなっております。
隣人に家族同様の愛情を注ぎ、身内とはギクシャクした関係というのがまあ!イタリアの拗れて幼稚な大人の人間模様。
『家の鍵』以降、この監督のファンなので見てみた。
非常に静かで上品なドラマ。
イタリアの俳優さんは、無理に役を演じようとしてないからうまい。
隣人の夫が言ったセリフ
「僕らは絶えずどうすれば愛してもらえるのか思案しているのかも」
が非常に心に残った。

72点
旧作DVDで📀
これは観る人の年齢により評価が分かれるでしょう🤔

母の死が原因で疎遠になっていた元弁護士の父と娘が、父の隣家の家族に起こった悲惨な事件をきっかけに、関係を見つめなおしていく...

理不尽な事件により、人間らしい絆を取り戻しかけた日々を突然奪われてしまった主人公🤭

肉親の家族と疑似家族を対照的に扱ったストーリーは、老人の孤独死が珍しくない日本でも十分通用するものでしょう...
肉親への贖罪を求めるかのように、最後まで隣人に関わろうとする主人公の姿は真の家族とは何なのかを観る者に問いかけているようでした🤔

母への不実を許せずにずっと父親から距離を置いていた娘の気持ちが揺らぎ始めたようなラストが好みでした🎬

若い頃、イタリアをプチ放浪していた頃を思い出させてくれる作品でもありました🇮🇹
joker

jokerの感想・評価

3.0
テンポが単調すぎて、
少し退屈に感じてしまった。

コンディションが良い時に、
もう一度観てみたい。
Zai

Zaiの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から何かひりひりとした緊迫した雰囲気が漂う映画。

結構早い段階で展開が起こる。


この映画の登場人物は皆埋められない穴を埋めようと人生を送っている。

親と子
妻と夫
男と愛人

愛情が足りない、または歪んだ愛情が素直にさせる心を邪魔しているのか。
硝子

硝子の感想・評価

3.5
元・弁護士のおじいさんロレンツォの視点とその娘で父と同じ仕事に就いたエレナの視点が交代に物語を進めます。

ロレンツォは心筋梗塞で入院し帰宅すると、入院中にアパートの隣室に四人家族が引っ越してきていたことを知ります。ロレンツォはその一家と親しくなりますが、ある日悲しい事件が起こります。
ロレンツォは街に馴染めていないと言う夫妻の相談を真摯に聞き、自身の孫(エレナの息子)と隣人夫婦の子供たちをとても可愛がりますが、自身の娘エレナや息子(名前は呼ばれてなかったかも)との関係は良くありません。

エレナやその弟を始め、ほとんどの人はロレンツォが彼なりの思いやりからとった行動を「どうせ言っても無駄。やりたいようにする人だから」と無関心な態度で見送ります。というのも、ロレンツォを一方的で「身勝手で冷たい男」と思っているからです。実際、ロレンツォの方も自分が正しいと思っていることをしているのですが「相手が望んでいることかどうか」は関係ないように見えます。

原題の「LA TENEREZZA」の意味が「思いやり」だと知り、ようやくストーリーを理解できた気がしました。
Emily

Emilyの感想・評価

3.5
主人公は現役のころ弁護士としてバリバリ働き、愛人がいて、家族を顧みない、まさに日本でも少し前の世代前に多かったタイプの男性。今は子供達とうまくいっていず孤独な老人。

隣人の妻は忘れ物の酷いADHDと思われる。夫は社会や自分の子供とすらうまく関われず、情緒不安定。妻は元々孤児で、2人ともナポリ出身でないこともあり、孤立した家族。

その孤独な隣人同士が仲良くなっていくが、心温まるヒューマンドラマというわけにはいかない。

先進国の現代社会の問題が表現されている心に刺さる作品。

良い映画だが、気分が暗くなる。エンディングのようにならないのが現実。
azkyon

azkyonの感想・評価

3.5
自分勝手に生きてきた父と子どもたち(特に娘)との葛藤ドラマ。
なのですが、私はじいさんの隣に住んでいたファビオののサイコ顔が気になり、あんな結果になった後のファビオの母親の話を聞いてもっと気になり、じいさんはどうでも良くなってしまった(^O^)
老境を迎えようと迫りくる現実、家族、隣人との繋がり。人は何を目指す?かつて小津安二郎が描いた人間の本質を静かに峻厳に抉るように描かれた映画だった。
なか

なかの感想・評価

4.0
3日連続のおじさん映画🎥
家族と疎遠な状態にいる老人が、隣人の一家と心を通わせる。しかし、一見普通の家族に見える隣人にあることが起きる…
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孤独で気難しい老人がどこか心のつながりを求めている姿に、胸がいっぱいになる。
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人との距離について。良作でした。
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