ナポリの隣人の作品情報・感想・評価・動画配信

「ナポリの隣人」に投稿された感想・評価

タケ

タケの感想・評価

2.5
思てたのと違う展開過ぎて戸惑う。
おもしろくはないし、共感もできなかった。
むしろコメディタッチにした方が良かったのでは。
主役のおじいちゃんは良かった。
原題 La Tenerezza は英語の Tenderness にあたる「やさしさ、愛情」のような意味。
やさしい気持ちは、ともすれば空回りしたり、届けたつもりなのに届かなかったり。
仲たがいしている病床の父のかたわらで娘が体調をたずね、近況報告をするのに父は何も反応しない。眠っているの? 意識不明なの? しかし娘が去ったあと、父はむっくりと起き上がる。全部聞いていたのだ。
同じような場面がもうひとつ。重傷を負って集中治療室にいる隣人の奥さんのかたわらで、老人が体調をたずね、回復を願いながら語りかけるのだが、彼女は反応しない。でもほんとうに聞こえていないのだろうか。いちどだけ目を開けたとき、聞こえていたのかもしれない。でもそれきり。
老人と隣人の奥さんがワインを飲みながら料理をする場面、それは生きている彼女と話をする最後の機会となったのだが、そこでも、彼女の最後の言葉「グラツィエ」は、帰ってゆく老人がドアを閉めた後に発せられる。せっかくのやさしいことばが、彼にはとどかない。
ラストシーンは、遠回りと空回りのあげくにようやくやさしさが届けられた瞬間、と言えるだろうか。
タノ

タノの感想・評価

3.2
家族の絆の繋がりを考える映画だった。
家族といっても他人なので嫌になって切り離したくなるけど、親と子の繋がりは簡単には切れないのを感じさせられた。
面白い映画ではないけど親子の関係が上手く描いてて良かった。
Tsugu

Tsuguの感想・評価

3.0
ところどころ奥さんのサイコみが強くて、これどんな表情?って思う謎表情が多かった。

☑️『ナポリの隣人』及び『ことの成り行き』▶️▶️
EU圏連続上映は、画一化されてきた日本映画トーンでは観られなくなってきた、叙述のパターンを大きく越えた熟練者の語りの意欲と、たどたどしい新参者の及び腰も誠実であり続ける姿勢が、新鮮にも感じられた。日を挟んで、連続して観る。
『ナポリの~』。何か聞いた事があると思ったら、劇場公開された話題作らしく、イタリア映画通の岡本さんが字幕担当されている。力んだ様子はないのに、ミステリアスで何かを隠し、それでいて人間的な魅力を感じられるキャラらの配置、特異な構図(脇の第三者越しの図の再三挟まりと極り、等)、味わいある美術、思わぬ長回しによる隠れてた本性の突出(会食中の押し売り?に逆に怒り付きまとい追い続ける夫、等)、事件の内からの重さ·大きさを映画的に引き上げる効果(辺り一面の降雨状施設破綻噴水)、らの味わいは、一級品の証しで、かつ、重要な背景については、回想場面投入等考えもしない、作品バランスを屁とも思わない、述懐(長回し)延々を敷いている。並大抵の懐ろではない。前後他のカメラ移動、豊かな深いアングル、しっかりカット組立も。
生まれてこのナポリの地を出たこともない、ナポリ流の気安さを心得、体現してる、隠退してる老弁護士。同時に強く癖ある個性·わがままな振る舞いの持主だったらしく、周囲から重んじられてはいるが煙たがられ揶揄もされてる。2人の子供は形の上では粗末にはしてないが、破りがたい距離を保ち通常の会話もない。彼が倒れ入院し、大きな一人アパートに戻る間に入居していた、嘗ては自家の一部だった向かいの部屋の、ナポリの空気に馴染めない地方出の夫婦と偶然親しくなり、疑似家族化してゆく。2人が心の病も抱えた、欠落部に怯え·すがり何かを求めてた事に、より助言もし、彼らのフランクさに教えられもする。しかし、人との接し方に不案内で·火のついた怒りの止まらない夫の方が、少年時代の思い出の品と再会した夜、一家惨殺·無理心中を引き起こす。辛うじて一命を取り留めた妻に、実父と偽って寄り添う主人公。回復の幻影を味わうも、やがて彼女も亡くなり、 嘗ての 愛人の存在平然と憤死的妻の死、その契機による娘や社会一般との遮断、の経緯も見えて来て、どちらの方が口を閉ざしたのか、娘との記憶の齟齬、原点的世界との窓口として、死者らを経過して·2人の距離は狭まってゆく(娘は字面だけでなく、その感情も伝えるべき、といつも煩悶してる、難民等の処置に関する、通訳の仕事をしている)。
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一方、若手によるらしい『ことの成り行き』。全編、効果的と云うより、撮影時の即座対応出来、構えを外す為かと思われる、ほぼたどたどしい手持ちカメラで通し(意図はなく、小刻みに多く揺れてる)、デクパージュ自体は、切返し·フォロー·トゥショット·パン等極めてありきたり。
内容も、週末だけは自宅帰宅等、自由にも出来る、刑事事件で有罪とされた少年らの施設に、手に負えないと寧ろ親の意向で入れられた少年が、そもそも安易につるみ優勢な流れに従うに抵抗持つ存在が、虐げられ側の者と相方めになったり、或いは偉ぶりを捨てて·こっちを頼ってもくる姿勢を見せるボス的存在と対等に付き合う心地よさに身を任せるうち、教官にもへりくだらないので脱走を繰返し·口振りが横柄に、手に負えないように見えてくる。不器用なのだが、それは代理外部へも金取り立ても含め、事情も汲み色々加減を変えたりすることで、かなりの者に突き放し返され、孤立してゆく。元々の孤独感は、同性愛やペットのハムスター溺愛にも向かってたが、それらに手をつけられると、過剰な暴力が爆発する。その描写と、死体とされたペットをトイレに流し、その便座に座った時に、映画·その表現も、初めてオタオタした頼りなさから、独力ではまり、自律してゆく。
yuko0925

yuko0925の感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

こんな老人が身内にいたら嫌だ。
隣人にだけ心を開いた感があるけど、それ以外が自分勝手すぎて老人の孤独に全く同情できない。
隣人の女性が亡くなった後の展開がまとまりがないので最後も唐突感だけが残る。
mArikO

mArikOの感想・評価

3.8
なんとなく観たけどとても良かったー
家族は他人なんだな。
失くさないと気づけないことばかり。人間の愚かさを思い知る。。
孫の塩対応が可愛くなくて、凄い(笑)
渋くて地味ながら、間違いなく秀作👏🏻なぬで🎬予告編(ネタバレなし)で各自ご判断いただければと思いますが、予想以上にショッキングで重い🏋️‍♂️展開でつ ´;゚;ё;゚)💦✨主に『疎遠になった父と娘』が描かれますがズッシリ見応え充分。きっとアダルトチームほど我が身を省みて、身につまされる作品

【🇮🇹ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(主演男優賞)、ナストロ・ダルジェント賞(監督賞・主演男優賞・作品賞・撮影賞)など各賞11部門受賞🏆✨ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(主演男優賞・助演男優賞・作品賞・助演女優賞・監督賞・美術賞・音楽賞・美術賞)など各賞12部門ノミネート】

只今『☔️梅雨のジジババ映画祭り🐌』開催中🎶

オリジナルのビジュアルはコチラ👇🏻
https://m.imdb.com/title/tt5765192/mediaviewer/rm3366006784/
Bom

Bomの感想・評価

3.2
まさにです。まさに。血が繋がっていても、心が繋がっているとは言えない。血が繋がっていないから、心が繋がっているのかもしれない。それぞれの思い合い、思いやり。

2021年初観作品151本目
エイジ

エイジの感想・評価

3.7
人間は難しいよね。

年取ると尚更実感する。

偏屈じじいにならないようにしないとな(笑)だから、仮想体験出来る映画を見るのはいい事だと思う!


この展開はほのぼの系かと思ったが違ったよ。
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