苦痛と幸福は対極ではなく、むしろ隣り合わせの感情である
(本作への評価が真っ二つに割れているように、芸術に対する憎悪と絶賛も隣り合わせである)
被写体を極限状態に追い込む
被写体としての自意識を…
このレビューはネタバレを含みます
このレビューはネタバレを含みます
ジャケットと邦題で大損してる。
酷評されるのもわからないではない、むしろよくわかる。
けど、描かれているテーマは非常に好き。
愛情と芸術への狂気の相入れなさにもがく。
奇しくも伝わってしまう愛情…
ただ順番に脱がせる(体も心も)というエロティックの基本動作のみで最後まで進んで行くが、その過程のスリリングな演出は見事。早い段階で全てを提示しきった後、さらなる絶頂をむかえるまで緊迫感を失わない。園…
>>続きを読む