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ハイファの夜
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『ハイファの夜』に投稿された感想・評価

[バーに集った人々の一夜] 0点 

野心的なプロデューサー(キュレーター?)のライラを中心に、ハイファにあるバーに集う人々を捉えた群像劇で、私の天敵アモス・ギタイの最新作。色々関係性のこんがらがった人々を二人抽出してきて会話させて世界観を広げる手法はアイラ・サックス『ポルトガル、夏の終わり』に似ているが、基本的にずっと滑ってた同作を真似しても仕方ないのに、芝居がかった演技、もっさりした編集、謎の長回し、唐突で直接的すぎる台詞、意味不明な挿話が加わってただの産業廃棄物になってしまった。いきなり"イスラエル人についてどう思う?"というどストレートな会話が始まったかと思えば、"私達女は抑圧されてる!"とモブの前で大演説を始めたり、終いには"15歳年の離れた友人と叔父の関係"みたいな終着点のない話まで突っ込んできて、全てのシーンの終わりに"だからなんだ?"と付け加えたくなった。悪いことは言わんから新しい脚本家を雇うか引退しなさい…ラストシーンも今年一ダサいし擁護できる箇所が一つもない。

こんなやつばっかりだと思われたらパレスチナにとってもイスラエルにとってもマイナスだと思うが…
夜の駐車場で男が殴られるファーストカットからして、一流のカメラマン(本作はエリック・ゴーティエ)を使うアモス・ギタイが、前日に見た『風が吹けば』や『マイルストーン』との違いを見せつけてくる。
カフェでの一夜の話であるが、背景を定期的に電車が通過する為、画面への興味が持続する。

精神が不安定なシェフの嫁が常に伏し目がちであるのもまた良い演出。ブニュエルの『ビリディアナ』を彷彿とさせた。

まぁただ『たそがれ酒場』なんかと違うのは1本通った話がないというのと人物の言動に魅力がないって事で、そのへんが惜しい。
白
3.0
東京フィルメックス2020
アクチュアリティを内包した1つの時空間としてのナイトクラブを舞台にする所謂箱モノ映画ではあるが、政治(=明日を生きること←誰もが今を演じている)を群像劇で表現するにあたって、役者の動きも無ければ台詞(物語内容)も取留めないので全然好きじゃない。溝口を目指した雰囲気のワンシーンワンショットの努力は少しだけ認める。

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