ノヴェラ ピカレスカの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ノヴェラ ピカレスカ』に投稿された感想・評価

3.8

“悪者はいつだって自由だから”

なかなかの掘り出し物。
かわいい短編作品だった。

悪い子になりたい。祖母から受け継いだ古本屋に閉じこもって暮らしてきたヨーコ。心惹かれる小説家の”ノヴェラ・ピカレ…

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悪人になりきれない優しい人たちと、秋の木漏れ日みたいに綺麗な映像。フレンチトーストを焼いて、珈琲を淹れて、読書をしながらゆったりと過ごす、穏やかな休日の朝のような映画。

映像は綺麗で語り説明もあって、わかりやすい。

ただ、ストーリー通して伝えたい事が分からなかった…

「悪い子になりたい」って、ダークな展開期待してたのに、ほのぼので終わってしまった…

短編なので…

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みり
-
いい子でいるのは生きづらくて、悪人は自由。だけど、ピカレスク小説の主人公になるってのは簡単じゃないからいい子でいるしかない。
 演技がいい味出してたのは認めるけれど、1人語りが多すぎて小説でいいじゃんって思った。

 ささやかな話しでよかったし、悪者への憧れってテーマもよかった。

 ただ本当に短編小説でよかった。
ふく
-
バスジャックがある不思議な優しい世界
ま
3.0
食パン一斤を切らずにパクパク食べるのはなかなかの悪党だ
mochi
3.3

いい映画に見せかけたあんまり良くない映画、と言う印象(好きな人すみません)。ナレーションで色々説明するスタイルは映像表現の意義を下げるという考えがあるので、あまり好みではない。一方で、今回の舞台は古…

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3.7

ささやかに生きる人たちのささやかな野望と、そこから派生するちょっとした悪事(の願望)。
ピカレスクロマンの主人公になるには相当なバイタリティを要するよね、という話。

ストーリーとして綺麗にまとまっ…

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