旅の終わりは寂しく、しかし確かに残るものがある。
気がつけば家の食べ物を食糧庫ごと食べられ、自分だったらキレるなというような出会いから始まったビルボ・バギンズの旅。だけど、旅が終わる頃にはその出会いは懐かしく大切なものに感じる。
感慨無量の旅の終わり。そしてロードオブザリングへと繋がる前日譚としてもとてもよく、今作を観た後にはロードオブザリングを見返したくなる。また時間を作ってみようと思います。
しかし、ドワーフがこんなにもかっこよく描かれているファンタジーは初めてだった。今までファンタジーにおいてドワーフはどこかサブ的な立ち位置のように思っていたけれど、このホビット三部作を観たあとではそうしたものは吹き飛びました。映画の力は凄いな。
そういえばAmazon資本でロードオブザリングのドラマシリーズが作られるとか。それらがどのようになるのかわかりませんが、また中つ国に行けるのなら楽しみにしていようと思います。
最高の旅路でした。