ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレが、北フランスのル・フレノワ国立現代アート・スタジオで行った『シチリア!』の編集作業のワークショップを、6 週間にわたって撮影したペドロ・コスタのドキュメンタリー。「現代の映画シリーズ:映画作家ストローブ=ユイレ」の製作後に残されたぼうだいな映像素材を元に、長編映画として作られた。映画創作のプロセスのみならず、ストローブ=ユイレ夫婦のときには滑稽にさえみえる膨大な議論や感情のやりとりを通して、ふたりの物語や映画の愛が浮き彫りとなる。
レマン湖のほとりの町に住むごく普通の夫婦に起きた出来事。ある日の夜、出かけていた夫が突然帰宅し、妻・ラシェルは彼に抱かれる。「夫に乗り移った神」だと彼は宣言し、妻はそれを信じた。だが妻は、…
>>続きを読む人妻と独身の男。ふたりは愛し合い、喧嘩し、一匹の犬が町と田舎を彷徨う。言葉をめぐり季節は過ぎ去り、男と女は再び出逢う。前夫が全てを台無しにし、第二のフィルムが始まる───
離婚の危機にあるリチャードとマリア。ある日決定的な諍いを起こし、夫は高級娼婦と、妻はディスコで出会った青年・チェットと、それぞれ一夜を過ごす。翌朝、自殺を図るマリアを助けたチェットは彼女へ…
>>続きを読む映画監督のジェルジーは、スイスの小さな村で『パッション』という題の映画を撮影中。その作品は、レンブラントやドラクロワの名画を、扮装したり裸になった俳優をカメラの前で静止させ映像で再現すると…
>>続きを読むジャン=リュック・ゴダールから、映画界への最後の贈り物。2022年9月、彼が自ら選んだ死の前日に完成した、本当の遺作。コラージュ技法による18分の本編と、ゴダール自身が制作ビジョンを語るド…
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