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食の安全を守る人々

食の安全を守る人々の作品紹介

食の安全を守る人々のあらすじ

種子法廃止、種苗法の改定、ラウンドアップ規制緩和、そして表記無しのゲノム編集食品流通への動きと、TPPに端を発する急速なグローバル化 により日本の農と食にこれまで以上の危機が押し寄せている。しかし、マスコミはこの現状を正面から報道するこ とはほとんどなく 、日本に暮らすわたしたちの危機感は薄いのが現状である。この趨勢が続けば多国籍アグリビジネスによる支配の強まり、食料自給率の低下や命・健康に影響を与えることが懸念される中、弁護士で元農林水産大臣の 山田正彦が、長年、農業をテーマに制作を続けている原村政樹監督との二人三脚で撮影を進め、日本国内だけでなく、アメリカでのモンサント裁判の原告や、子どものために国や企業と闘う女性、韓国の小学校で普及するオーガニック給食の現状など幅広く取材。 果たして日本の食の幸せな未来図はどこに・・・。

食の安全を守る人々の監督

原村政樹

原題
製作年
2021年
製作国
日本
上映時間
103分

『食の安全を守る人々』に投稿された感想・評価

4.0
【怒るだろうか】

政治家と政治家の家族、農水省の役人とその家族に、ラウンドアップが使用された農地で作られた作物を食えと言ったら怒るだろうか?

このラウンドアップを巡る問題は、Twitterデモや、Chg.Org.の署名活動もあったし、日本の政府や行政は酷いと思いつつも、バイエルのモンサント買収によるすったもんだの惨状を前から知っていたので、誰もが知っていることだと信じていた。

株式市場は、ある意味、非常に…というか、むちゃくちゃ正直だ。

山田さんが舞台挨拶で話していた通り、モンサントを買収したドイツの製薬大手バイエルの株価は、低迷しまくってる。

日本の政府や行政がだんまりを決めても、バイエルの負の遺産を懸念して、株式市場では売りが止まらないのだ。

モンサントの買収金額は日本円にして約7兆円。

買収によりモンサントの会社としての名前は消えたが、ブランド名として残っている。

モンサントは、アメリカ人が大嫌いな企業ワースト20社の常連だった。

バイエルは、モンサントと遺伝子組み換え作物(GMO)へのネガティブなイメージ払拭を試みたが、正直、成功しているとは到底思えない。

以下は、バイエルの1株あたりの株価の推移だ。

ただ、株価を突き動かすのは、その企業固有の業績や見通しに加えて、株式市場全体と歩調を合わせて値動きする部分があるので、あくまでも目安として見てほしい。

16年9月 モンサントの買収発表 約90ユーロ。

17年6月 買収撤回の可能性も残っていたのか、この月には最高値の約121ユーロを付けている。

18年6月 買収完了が報告された時点では、約100ユーロで、訴訟については、今、僕達が知り得ているほどの悲惨な状況にはならないと考えられていたのか、まだ、高い水準を維持していた。

19年8月 バイエルは、訴訟にかかる金額が多額になることを予想して、動物薬事業を円換算で約8000億円で売却することを発表。この時は、バイエルの事業圧迫が現実のものとなって、67ユーロまで株価は下落し、低迷から脱出のきっかけを見つけるのは困難になっていた。

20年6月 コロナ禍による世界的な株価大幅安を経て、バイエルは、訴訟の大部分決着と発表したが、動物薬事業の売却金額を超える円換算で約1兆円の支払いが引当金も含めて充当されるとした。この時点では、コロナに対して製薬会社としての期待があったのだろうか、また、動物薬売却額が、訴訟相当金額を充すとして、約66ユーロとほぼ変わらない水準を維持していた。

そして、21年7月2日時点では、約51ユーロ。
コロナに対して有効なワクチン或いは治療薬開発でも出遅れているとみなされている可能性もあり、ワクチンや治療薬開発に何らかのアクションが起きている企業は株価が上昇基調となるなか、更に低迷が続いている状況だ。
買収と訴訟にかかった金額があまりにも巨額で、新薬の開発が出来ないのかもしれない。

そして、僕はというと、この作品については、ラウンドアップの使用禁止と、GMOの明示義務化は同意するものの、無農薬と有機農法の違い、持続可能な農薬の使用方法のあるや無しやなど、触れる方が客観的な視点として良かったのではないかと思っている。

前に、ルワンダにコーヒーノキ栽培指導で入っているフランス人が、農作業を行う人の負担を減らしながら、持続可能性も追求することは可能で、過度に無農薬や有機農法を追求するような風潮を助長させる動きに警鐘も鳴らしていた。
ルワンダのコーヒー豆は、ルワンダ内戦後にフランス人や日本人が農業指導を行い、短期間で世界最高品質と認められるようになり、何度も賞を獲得している。

横道に逸れたが、まあ、だからこそ、日本の政府や行政にはしっかりしてもらって、透明性の確保や、安倍のような首相が、防衛品だけじゃなく、アメリカ産の農薬まみれの農作物を過度に買い付けて、トランプに恩を売るような行為を思いとどまらせてもらいたい。

安倍自身が、農薬まみれの作物を食べて、またお腹が痛くなって、どうにかなってしまうことについては、ネトウヨとは異なり、僕は一向に構わないのだが、彼は、きっと無農薬とか有機農法の作物を、たっかいカネを払って食っているのだ。ネトウヨは、お金なくて、そんなの食べられないのに…。

笑っちゃうね。
食品添加物どころではない。

輸入小麦の農薬汚染による影響は子どもの発達障害の原因になるって知らなかった。
子どもや、孫の世代にも影響するとは。
私が考えた今できる対策は、米飯食にする事。
今はよくても日本の将来が少なからず心配になる。
4.3
利潤追求の犠牲になる子供たち、毒を押し付けるアメリカとそれを享受する日本。意外に知らない農薬と遺伝子組み換えの危険性💥
すみません、、全然趣旨とは関係ないですが、杉本彩さんのナレーションのクセが強すぎて😱😱序盤の内容吹っ飛んじゃいました、😭
さて、内容はかなり衝撃的な内容でした。食や化学へのリテラシーがなさすぎて新事実すぎて恐怖だった。オーガニック生活始めようと本気で思った。農薬界で枯葉剤レベルにやばいと悪名高いラウンドアップのモンサント社の日本ではぜったいに報道されない嘘っぱちの安全性。アメリカの圧力に平伏し、遺伝子組み換えの表示レベルを上げれない日本。。モンサント社のラウンドアップのせいでガンになったという裁判が立て続いたり、ボロボロに荒れた皮膚で苦しむ黒人男性、発達障害など脳神経を中心にいろいろな箇所で異常をきたす子供たち。。

農薬の空中散布で化学物質過敏症になり病院で解毒を受ける農業従事者も、医者も、意外に農薬が危ないって認識せずに使っている節もあって、たとえ農薬が発ガンの原因になっていたとしてもちゃんとした検証すらしていないので知らず知らずに健康を害しているという怖さ。ゲノム編集と遺伝子組み換えは専門家から言わせてみればほぼイコールでどっちも危険性を孕んでいると言う新事実。。

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