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記憶の戦争
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目次

記憶の戦争の作品紹介

記憶の戦争のあらすじ

枯葉剤の後遺症で亡くなった祖父は自らを「参戦勇士」だと称したが、戦争については何も語らな かった。韓国はベトナム戦争の特需で豊かさを手にした。 私は沈黙の世界を知るために旅をし、思考し、そしてフォンニィ村でカメラを回した・・・ その場所には歴史の中で忘れ去られた物語があった。 風光明媚なベトナムのリゾート都市ダナンから車で20分ほどの場所にフォンニィ村はある。ここでは 毎年、陰暦の2月になると村のあちらこちらでお香の匂いが漂う。1968年 同日同時刻に亡くなった 村人たちを弔い、残された者たちは慰霊碑の前で50年間欠かさず祭祀を執り行ってきた。 “私は目撃した。それは韓国軍人だった” あの日、家族を失ったタンおばさんは当時を思い出して涙を浮かべた。あの日の出来事を目撃した コムおじさんは身振り手振りを交えて、当時を再現して見せた。そしてあの日の後遺症で視力を 失ったラップさんは、語ることのなかった記憶を絞り出すように語り始める・・・

記憶の戦争の監督

イギル・ボラ

原題
기억의 전쟁/Untold
製作年
2018年
製作国
韓国
上映時間
79分
ジャンル
ドキュメンタリー

『記憶の戦争』に投稿された感想・評価

Moomin
4.8
ベトナム戦争時 韓国軍による虐殺の被害を受けたある村の生存者が語る

前半・後半
前半は3人の生存者にフォーカスを当てたインタビュー構成 その時何が起き、何を見て、何を感じたのか
後半はタンおばさんの活動がメインとなり作品に動きが生まれる

戦争歴史の被害者が、数十年経った現代において更に苦しまなければいけない現実がカメラに映し出される
戦争当事者にしか分からない問題。これに目を背けてはいけないが、罪のない被害者には一体どうするのか この答えは、そんなに難しいのだろうか。考えさせられる

この監督だからこそ撮れたのかもしれない人間関係と会話を感じて、心に残る

若者たちのシーンが非常に良かった
 こんな酷い事件があり、それがまだ現在も続いていることを目の当たりにした。

ベトナム戦争中に起こった韓国軍によるベトナム民間人虐殺事件「フォンニィ フォンニャットの虐殺事件」
その生存者である3人が証言をしていきながら、韓国政府に提訴し戦犯である退役軍人たちに認めさせようとするが…。

妹や友人を失ったタンおばさんが証言をしていく。この事件自体68人の犠牲者を出しながら、韓国はこのような事件は全くないと語っている。

前半は証言が軸になり、後半はタンおばさんが韓国へ訪問し事件の概要を話しながら説得を試みる。しかし、退役軍人団体が邪魔をしたりなど話は進んでいかない。

やはり戦争の加害者側というのはまったく意見を聞かずに認めないことが分かります。日本やアメリカ、中国も加害者としての出来事は認めず、自分達が被害にあったことばかり。
そして韓国もそうでした。
特に老人に認めない傾向が多い。

それでも若者たちは様々な角度から事件を知り繋げようとしています。

映画のラスト、模擬裁判で自分が見たことを話すタンおばさん。涙ながら話し、辛い記憶が甦ります。ここで銃声が聞こえてくる演出。

監督のイギルボラは韓国の若い監督です。加害者側に立つ彼女がこのような映画を製作したことに非常に意義があります。黒歴史は作ってしまったものの、それを認め互いに手を取り合うことの重要さが、未来の戦争をなくすことにも繋がると思います。

未だに韓国政府が認めないというのも現状です。
これは日本にも大きく関わってくる他人事でないことです。
ぜひ多くの人に観てほしいです。
ベトナム人から見たベトナム戦争の映画は初めて。韓国軍の派兵や虐殺、知らなかった。

韓国軍に家族を殺されて、孤児となったグエン、家族を弔うことが自分の役割だと言う。

韓国に乗り込む。地元の村人達は批判的。

謝罪してほしいと言う。
先ずはそこから。

韓国も退役軍人も認めない。その後に来る補償への対策からか。名誉のためか。既に事実が刷り変わっているのか。たぶん全部。

スピーチしても、拍手すら起こらない。

交通事故をおこしたとき、相手に謝っちゃいけないと聞いた。非を認めた事になるからだそうだ。本当にそれで良いのか?そんなこと思い出した。全然レベルが違うけど。

個人が負える問題を超えている。本人でさえも。ましてや子でも、孫でも。(監督の祖父は韓国退役軍人だそう。)
戦争から50年、大変だったと思う。
人として、素直に謝れるようになりたい。

スピーチにSE、効果的かどうか定かではないが、面白い試み。印象に残った。

何か纏まらない。本も読んでみたい。消化中です。
一年振りのポレポレ。観客3人だった。

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