「どうか父のことを許してやって」
「私たちのことは家族と思って」
僕ならこれ言われたら手が出てしまうな。
誰もが知らぬ存ぜぬで突っぱねてしまう中逃れようのない手段を模索した結果がアクト・オブ・キリ…
メガネ技師の男性アディには、自身が生まれる前に虐殺により命を落とした兄がいる。そして兄を殺した加害者達は今も近所に住み、中には権力者となった者も。アディは視力検査を口実に彼らに接触し、当時の話を直接…
>>続きを読む65年インドネシア大虐殺加担者の現在を描く『アクト・オブ・キリング』の後続作。被害者側の視座に立つ今作では、米国に協力したと悪びれない人々や加害者子孫との対話のやるせなさが際立つ。今なお継続される心…
>>続きを読む古く埋もれた歴史ではない。
自慢げにカメラの前で殺しを再現してみせる男たち。
その映像を無表情で観る犠牲者の家族。
大虐殺の時代に生きた犠牲者の世代。
親の苦しみを見て育った息子の世代。
歴史を知…
先日、アクト・オブ・キリングを鑑賞した日は悪夢を見た。笑
今作は眼鏡屋さん兼被害者の弟がインタビュアーとして加害者に話を聞きに行くというアプローチがとてもよかった。
インタビュー内容はとにかく胸が苦…
このレビューはネタバレを含みます
加害者は、自己を正当化しないと狂ってしまうんだろうな。だから、喉を裂くだけでなく、血まで飲んだ。自分の家族が同じ目にあったら、なんて、恐ろしくて完全にフタをしておきたいんだろう。
過去の過ちを見つめ…
強烈なインパクトと奇妙な滑稽さのあった前作と比べて今作は静かで落ち着いた雰囲気。
だけど撮影で行われている事の危険度は今作の方が遥かに高く、この静かさが逆にヤバさをプンプン臭わせてくる。
心持ち次第…
胸を切ると断面がココナツのようで…なんて現実とは思えない会話が繰り広げられていて混乱する。アクトオブキリングで衝撃を受けもっと掘り下げて知りたくなり被害者視点ver.も観た。アクトオブキリングの時は…
>>続きを読む(c) Final Cut for Real Aps, Anonymous, Piraya Film AS, and Making Movies Oy 2014