ルック・オブ・サイレンスの作品情報・感想・評価・動画配信

『ルック・オブ・サイレンス』に投稿された感想・評価

視聴後私の中には言語化しがたい重さが残った。
それは恐怖ではなく、むしろ倫理的な義務感に近い。
ジョシュア・オッペンハイマーが「アクト・オブ・キリング」で加害者の記憶の虚構性を暴いたのに対し、本作で…

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naka
-
このレビューはネタバレを含みます

今作は被害者側の視点。加害者と対峙する勇気と真剣な目。現在も続く貧富の格差。加害者の罪悪感のなさ。手法は「ゆきゆきて」を想い出す。
ただし、個人でなく政府を責めるべき。監督、製作が西欧なのが引っかか…

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100万人以上が殺された大虐殺。
その再現を加害者に実際に演じさせるというとんでもない荒業を使ったドキュメンタリーの「アクト・オブ・キリング」。

その姉妹編と銘打たれたのがこの作品。
被害者が今度…

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3.8

インドネシアの大量虐殺の50年後、当時の被害者の弟が加害者たちにインタビューして回る様を淡々と描く「アクト・オブ・キリング」の続編。
前作同様、加害者側は悪びれもせずむしろ自らの殺しを嬉々として語る…

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加害者から被害者。
責めきれてないというか新しい情報がいまいち出てこないというか、結局加害者はシラを切るか逆ギレするだけ。今回は確信に迫りきれなかった気がする。
それでも十分見応えはあるんだけど、や…

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Omizu
3.8

【第71回ヴェネツィア映画祭 審査員大賞】
衝撃作『アクト・オブ・キリング』の続編。監督は引き続きジョシュア・オッペンハイマー。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され審査員大賞を受賞、アカデミー長編ドキ…

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虐殺の実行者たちが「昔のこと」と過去を矮小化する一方で、その行為で得た利益によって今も豊かな暮らしを送っている事実に、深い憤りを感じた。
過去の行為が、いかに現在にまで不均衡な状況を生み出しているか…

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穿つ
4.0

この映画は加害者と被害者、当事者では無い加害者家族と被害者家族の対立というマクロ面でもミクロ面でも広く通ずるテーマについて描かれていると思った
日本人である私たちにも思い当たる節があるだろうし歴史を…

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inu
-

観るかどうか迷ったけど、やっぱり対になってる作品なので
前作では罪の意識を感じていないのでは、と思ったけど質問されて怒り出す人もいたりと見方が変わった
このドキュメンタリー、インドネシアの人たちはど…

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ルック・オブ・サイレンス

責任者不在の闇の深さが出ていて、人間の最低限の理性や教育の必要を感じさせる
メガネを作ることによって視力を矯正して、見ようとしなかった現実を直視させようとする恣意的な演出

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