⚪概要
独特の人形アニメーションでアメリカのアート界で特に高い評価を受ける一卵性双生児の映画作家チーム、ブラザース・クエイの短編作品の特集上映。長編劇映画第1作「ベンヤメンタ学院」の公開を機に、88年に公開済の「レオシュ・ヤナーチェク」(83）、「ヤン・シュバンクマイヤーの部屋」（84）、「ギルガメッシュ／小さなほうき」（85）、「ストリート・オブ・クロコダイル」（86）の短編4作と共に、未公開短編6作が初公開された。

⚪感想
3作品の中で一番狂気を感じる。

セミのぬけがら。
たんぽぽの綿毛。
氷。
黄色い布。
虫の声。
羽。

登場人物の2人が謎。
主人公的な方は自転車みたいなのに乗っていてかなり狂気的。
もう一方はドラゴンクエストに登場するサイレスのような見た目をしていて、罠に釣られ...。

仕掛けた餌が心臓にも見えたし、宝石にも見えた。

3作品似ているようで全く違う作品でびっくり。

普段なら借りても地上波でも観ないような作品だったのでGYAO!で配信されていて嬉しかった。

ギルガメッシュ叙事詩はどこへ。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。

• #GYAO!2020
• #GYAO!2021
• #鍋レモンショートフィルム

罠でウケる。
三輪車っぽい乗り物で移動しててSAWで出てくる人形を感じるな。
上の方にある危険な棒なんとかして。
スターウォーズの銃声が聞こえる。
エロい音楽がかかってるけど見えてるの全然エロくない。
引き出しから唇みたいなの出てきた。
ハサミが泳いでる。
氷の出し方良いな。
ホッチキスの芯が刺さってんのかと思ったらこれも罠。
腕ぷらぷらさしてたら黄色い布ゲット。
中から鳥人出てきて焦ってぐるぐる巻にして羽を切り取る。
鈴虫を投げる。
めっちゃ長くてわかりにくいタイトル、ライトノベルのタイトルの激ムズバージョン、日本のライトノベル見習った方がいい。

タイトルは『ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、ハナー・ルウスの局長のちょっとした歌、またはこの名付け難い小さなほうき』
え？？

『ギルガメシュ叙事詩』を元にしている？分かりにくいです。
作品の冒頭にはクエイ兄弟のパスポート番号が記されている。
クエイ兄弟はかつてイギリスから国外追放にあったとのことでそれを示唆しているとか・・・

もともとは実写とのコラボで作られる予定だったらしいが資金不足でアニメーションのみになったそう。
元々の企画のものがどんなものか気になります。