まずはマイケルナイマンのアバンギャルドなスコアに尽きる。ピアノレッスン以降の王道ではなく攻めに攻めた劇伴が最高。話の筋やテーマはそんなに感じ入ることはできないがグリーナウェイのシンメトリーな美意識は…
>>続きを読む一貫したコンセプトとしてあったのは左右対称というコンセプト
画角的な対称性に加えて、両足の切断、双子といった対称的な要素が判断に踏み込まれていた。
シーンとしては最後の双子の自死のシーンが良かっ…
小学生のとき『はだしのゲン』を読んで最もショックだったのは次のようなシーンだった。原爆が落ちたあと、女の子の目の前に、焼け爛れて皮や肉が剥けてぐちゃぐちゃになった生き物が現れて「助けて」と言う。それ…
>>続きを読む若い頃に途中で挫折して料理の鉄人を見る度に思い出してた本作を時間が経って大人になった今、いや本当に大人になれたのか自信は無いが馬齢は重ねた今観たら違う感慨があるのじゃないかと試してみたら、うんまあ、…
>>続きを読むこういうの作りたいと思って作ったら出来たみたいな感じで、映画というより監督の自己紹介みたいだった。飲み屋でたまたま隣に座った知らない人と喋ったらものすごく理性的にわけわかんない話されたときと似た気持…
>>続きを読む