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ZOO
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上映館(2館)
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『ZOO』に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.8
3月2日よりシアター・イメージフォーラム他で開催予定の名匠「ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師」の特集で上映される『ZOO』をご紹介。

これは、こう言い切っちゃっていいかどうかわからないけど「超変態アート映画」ですね。

ストーリーは、冒頭で、双子の動物学者の2人の妻が自動車事故で死亡するのだが、その事故で1人生き残った女性アルバも片足切断という大怪我を負ってしまう。

ここから様々な変態性が美しい(?)映像で提示されていく。

まず、今で言えばウェス・アンダーソンが第一人者ではあるが、シンメトリーと原色を多用したカラフルな映像が印象的。

主人公は双子。

片足になった女、片足のゴリラ、腐敗の最初の原因は対称性の崩壊。

りんごが腐っていくさま。死んだ魚が少しずつ食われて朽ちていくさま。双子の腐敗への執着は凄まじく、A-apple から Z-zebra まで、様々な動植物の腐敗していく様子をタイムラプスで撮影することをライフワークにしている。

そして、その腐敗していく様を、実際に撮影した映像がマイケル・ナイマンの音楽に乗せて見せられるわけだ。音楽のせいで少しはグロさは半減するが、なかなかの変態性だ。

また、フェルメールおたくの変態医師も登場して、フェルメールの絵が大きくフィーチャーされている。

妻を亡くした双子の動物学者は、脚を亡くした女に執着し、物語はどんどん変態的な方向に堕ちていく。

この双子の腐敗への執着が最終的に行き着く先は…⁈

アリ・アスターやヨルゴス・ランティモスらに影響を与えたというピーター・グリーナウェイの1985年の作品。『ZOO』は3月2日以降、HDリマスター版にて上映予定です。
【これは世界一気合いの入ったラブレター】
原題「A Zed & Two Noughts」
「ひとつのZとふたつの無」と訳すべきか、
「ひとつのゼロとふたつのゼロ」と解釈すべきか…悩ましい。
(ZedやZにもゼロという意味がある故に)

グリーナウェイ監督がパペットアニメのクリエイター、双子のブラザーズ・クエイ(クエイ兄弟)のことを大好きすぎて、彼らに捧げた変態映画。

そして私の人生を変えた映画。
この世で1番好きな映画でもあります。

監督がどれだけクエイ兄弟の事を愛しているか痛いほど伝わってきます。
本当の兄弟俳優を起用して、クエイ兄弟にあんなことしたいな♪こんなことしたいな♪という監督の良からぬ妄想が炸裂しております。
…この作品を観たクエイ兄弟の感想を知りたい。

A~Zまでの腐敗とか、シマウマは黒地に白?白地に黒?だとか、キューブリック監督の何倍もシンメトリーに固執してるだとか、フェルメール好きがこうじてオランダで撮影しただとか、撮りかたが絵画の一点透視図法だとか、長録りだとか、独特の審美眼をお持ちの監督ですが、そんな彼のエピソードの中で1番好きなのが、クエイ兄弟マニアって所です。

上機嫌の監督が、上半身裸のクエイ兄弟とスリーショットで写った写真もwebで見れますので、興味のある方はぜひ探してみて下さい。

私もクエイ兄弟が好きで色々と調べていたら、この作品に出会いました。
今ではすっかり監督のファンです。
こんなに愛されて幸せ者の双子ですね。
いや、こんなラブレター貰いたくない!
あ、あとマイケル・ナイマンさんの曲は安定に素敵でした。
(作品の内容にはあまり触れてませんけど、ZOOの感想はこれでいい!)

《自分用の追記》
2024年3月~4月にかけて全国の映画館で念願のグリーナウェイ監督作品の特集上映企画が勃発いたしました♡♡
その名も『ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師』
かっこよすぎて高鳴る胸の鼓動。
「英国式庭園殺人事件」「ZOO」「プロスペローの本」「数に溺れて」の4作品が時間割りや日替わりで鑑賞できるなんて…🥺
この情報を知った段階で心臓発作起こすかと思った。
神企画が過ぎる。
もちろん4作ともコンプリートでございます。
TakaCine

TakaCineの感想・評価

3.6
【美しき変態映画】
久々にグリーナウェイ作品を観ましたけど、やっぱり変な作品でしたね(褒めてます)😁

冒頭から暗く不穏な幕開けと「ZOO」の青文字が凄く美的で良いですね‼️

計算された線対称(シンメトリー)な構図、西洋絵画を思わせる強烈な色彩と美と醜が入り交じった映像、マイケル・ナイマンのバロック調の規則正しくも時にエッジが効いた音楽が魅力的で、意味は全く分からないけど、とにかく特異な世界観に惹き込まれました😅
まさにアート作品です🎨

美意識の塊みたいな映画。

感覚的には、(野菜や植物で顔を具現化した絵を描いた)ジュゼッペ・アルチンボルドの絵画を見た時の衝撃に近い気がしました。緻密で思わず見てしまうけど、美しいというにはグロテスクな感じがあって珍奇なんです‼️

グリーナウェイの画って、そんな感じ(笑)

更に今回の『ZOO』は死がモチーフになっていて、果物や動物が腐敗する姿を(高速再生とはいえ)真正面から映すし、男も女も恥じらいもなく無造作に素っ裸を晒すので非常に驚きます😅

今回は無修正版で公開なので、丸見えですが絵画の裸のような描き方なので、エッチさは微塵もありません。
※モザイクを入れたら、逆に卑猥になりそうですw

あるきっかけで、死に取り憑かれた男たちが様々な死骸の「腐敗」を撮影する…って話だけで十分ヘンタイな感じしますが、シンメトリー、体の一部を失った人たち、檻、中絶、双子、フェルメール、など様々な要素が散りばめられて、監督の「狙い」があるとは思いますが、劇中の台詞と同じくらい意味不明です😅(笑)

ただ例えば、2つに分かれているもの

生と死
男と女
美と醜

それらが1つに集約されていく感じがありましたが…

芸術的すぎて僕には分かりません😥💦

人々の行動が謎すぎて(特に説明もないし)、頭に「???」ばかり浮かびます💦

…なので、途中から思考を停止して映像に浸っていました😁

隣で観ていたおばあちゃん、殆ど寝てましたね😪
(無理もないと思います)

劇中の台詞で、「腐敗は均等が取れなくなる(崩れてしまう)ので美しくない」は妙に納得できました。

コマ撮りの腐敗映像を何回も見せられると、見慣れて「こんな感じで腐敗するのね!」って不快さが減ってしまうので、グリーナウェイの術中に嵌まったかもしれません😅

あと、クドイくらい本当に画面がシンメトリーだったのと、カタツムリ🐌がたくさん出てきたのが印象的でした。

最高に芸術的な映像美と偏執狂な嗜好が共存した実験映画(アート作品)でしたね。

一度は観たかったので、希望が叶って良かったです。

昔観た『コックと泥棒、その妻と愛人』(1989)の方が、娯楽性とドラマ性があって面白かったです。

僕の大好きな俳優ブライアン・デネヒー主演の『建築家の腹』(1987)も、いつか観てみたいです😌

『ZOO』に似ている作品

コックと泥棒、その妻と愛人

上映日:

1990年08月04日

製作国:

上映時間:

124分

ジャンル:

3.8

あらすじ

高級フランス料理店のシェフ・リチャードは、毎晩腕によりをかけた料理を作っていた。その料理を必ず食べにくるのは、泥棒のアルバートとその妻・ジョージーナ。しかし、ジョージーナは奪った大金をかさ…

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戦慄の絆

製作国:

上映時間:

116分

ジャンル:

3.7

あらすじ

幼い頃から一心同体に育ち、現在はトロントで産婦人科医院を開業する双子のエリオットとビバリー。性格は正反対ながら、兄弟は全てを許しあってきた。しかし、クレアという女性患者との出会いが、均衡を…

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哀れなるものたち

上映日:

2024年01月26日

製作国:

上映時間:

141分

ジャンル:

配給:

  • ウォルト・ディズニー・ジャパン
4.1

あらすじ

天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。 鬼才ヨルゴス・ランティモス監…

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