エルヴィスにはさほど思い入れはないですが、ミュージシャンとしての彼の偉大さをよく理解できました。ロックンロールという音楽のオリジネーターであり、ロックが「反逆の象徴」となるきっかけを作ったのが彼だった>>続きを読む
農場の子ブタが主人公?「ベイブ」の二番煎じかと思ったら、主人公はクモ! CGがえらいリアル。シャーロットってダコタちゃんのことじゃないのかよ! クモが農場の危機を救うってどんな話だよ!
クモの巣で文>>続きを読む
15年ぶりに続編を作って何の意味があるのか疑問でしたが、ジゼルがおばさん化してミドルクライシスに陥り、さらに魔法により「意地悪な継母」になるという設定はとても上手いです。
ただ、1作目の面白さがどこ>>続きを読む
自衛隊のクーデターを描く、とてもラジカルな映画です。おまけに自衛隊がブルートレイン(←昭和だなぁ)をジャックして爆破する。そりゃ、こんな過激な映画に自衛隊も国鉄も協力するわけもない。最高です。
設定>>続きを読む
本作の予習に「ロスト・イン・ラマンチャ」を視聴済。なるほど、こういう映画を撮りたかったのか。そこまで予算がかかっているようにも見えず、やむなくスケールダウンしたのかも。
ドン・キホーテって、自分を中>>続きを読む
前半は「こんな恋愛の経験はないなぁ」とボーっと見ていましたが、後半は「既視感がありすぎるぞ」と背筋が凍る。そんな不思議な映画です。
恋人が出会って別れるだけで、なんのギミックもない恋愛映画ですが、そ>>続きを読む
コブラ、懐かしいなぁ。ジャンプ黄金時代の連載も読んでたけど、子どもの頃、腕に筒をはめてサイコガンの真似をしていたものの、あまりハマらなかったな。子どもの自分には「大人読むものか?」と思ってました。ただ>>続きを読む
やや苦手な作風の映画なのですが、主演の女優2人に不思議な魅力があり、引き込まれるものがありました。肖像画の製作を通して、2人の心に少しずつさざなみが立っていく過程はそれだけで官能的です。
舞台は18>>続きを読む
清川八郎といえばは、新選組を扱った歴史ドラマや小説であれば必ず出てくる人物で、「とんだ食わせ者だな」という印象しかありません。
本作はそんな事前知識を持っていないと、かなり厳しいですね。ただでさえ、>>続きを読む
アンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲が素晴らしい。マドンナがしっとりと歌う曲も良いですが、ロック調のミュージカルナンバーの魅力が光り、アントニオ・ヴァンデラスの歌唱のほうが印象に残ります。
エヴァ・>>続きを読む
ジェシー・オーエンスの偉大さは理解しつつもも、黒人スポーツ選手が差別や貧困に負けずに異形を達成するというストーリーはやや定型的。
やはり興味深いのはベルリンオリンピックのこと。このオリンピックに参加>>続きを読む
記念すべき第1作目のガメラ映画。東宝の「ゴジラ」への対抗として企画された映画だけあって、やはり「ゴジラ」を意識した部分が見受けられます。
核兵器によって目覚めるという設定、放射能を防ぐために冷凍兵器>>続きを読む
映画を作るってホント大変なんだな。天気が安定せず撮影が進まないことに加えて、戦闘機が飛んで撮影を妨げる、主演俳優が椎間板ヘルニアになるなど、映画の中のような出来事が本当に起こる。
映画の撮影が頓挫し>>続きを読む
懐かしい! 子どもの頃、アニメをいつも観てたもの。谷口、丸尾、五十嵐、よく憶えてるわ。
思い入れバイアスがあるかもですが、青春映画として優れた映画だと思います。才能は全然ないけど、ひたすら努力を積み>>続きを読む
安彦良和だもの、絵は抜群にかっこいい。男性キャラは凛々しく、女性キャラは愛らしい。バイク戦闘部隊という設定もなかなか斬新(ちょっと「AKIRA」っぽいけど)
ただ、肝心なストーリーが弱い。いったい何>>続きを読む
くだらんなぁ。CIAの機密文書をおさめたCDかと思ったら元職員のただの自伝だったり、美容整形代を稼ぐためにCDをロシア大使館に持ち込んだりと、シュールな展開が続いた挙句に、バタバタと殺されてしまう人た>>続きを読む
ウォン・カーワイの映画は苦手なのですが、やはり本作も肌に合わなかったです…。
マギー・チャン(チャイナドレス姿が良い)、トニー・レオンの組み合わせは大人の色気が漂います。「大人の抑制的な恋愛」という>>続きを読む
「スプラッシュ」の二番煎じのような他愛のないラブコメです。
とは言え、主役はサラ・パクストン演じる人魚ではなく、彼女の恋の成就のために奔走する少女2人組(1人はエマ・ロバーツ)。この2人はなかなか感>>続きを読む
原作は大昔に読了。内容は覚えてないですが、「泣けるホラー」と話題になったのでした
映画もヒットしたのは、柴咲コウによるテーマソングが大きかったのでは。確かに耳に残る良曲だし、彼女に歌唱も見事です。>>続きを読む
「スライディング・ドア」という映画を思い出しました。あれみたいな「どっちのエピソードがハッピーエンドか?」というゲーム感覚の話ではなく、色々な形の人生を肯定的に描くという、わりとシリアスな映画でした。>>続きを読む
原作は未読。前作はイントロダクション含みだったので、起承転結のあるドラマになっていましたが、本作は最初から最後まで「戦」のみ。アクションの畳みかけ。ずっと戦い続けているので、主人公の信(山崎賢人)など>>続きを読む
「不動産あるある」の映画かと思ったら全然違った。間取り、全然どうでもよかった…。
偶然の出来事が次々と起こって、「世の中はこの3人の組み合わせしかないみたいだな」と感銘を受けずにいられません。
ひ>>続きを読む
口も動けば体も動くジャン・ポール・ベルモンドは、山田康雄軽妙な吹替のおかげでルパン三世そのものです。ルパン三世のモデルがジャン・ポール・ベルモンドらしいのですが、それも納得。
盗難された貴重品の行方>>続きを読む
久々の鑑賞。この映画、好き。
予算の節約のために戦争映画を本物の戦地で撮影しちゃう。でも役者はリアルな演出と勘違いして…。この豪快な設定がまず面白いです。
映画のパロディがふんだんにあって、有名な>>続きを読む
30年ぶりに会った旧友たちがわちゃわちゃ騒ぐロードムービーで、さして面白くはありません。
ただ、ベトナム戦争で共に戦った彼らが疎遠になるきっかけになった出来事も、彼らが再会するきっかけになった出来事>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どんな映画かと聞かれれば「宮崎駿らしい映画だよ。でもラピュタやトトロを期待しないように」と伝えたい。
実録路線(?)だった「風立ちぬ」から一転、しっかりファンタジーに寄せているし、少年の冒険譚、成長>>続きを読む
国の文化でありアイデンティティである「言葉」が奪われることが、いかに残酷なことなのか。日本語の強制が進む中で母語を守ろうと朝鮮語辞典の編纂を行う人々。まさにそれは民族アイデンティティを守る戦いなのです>>続きを読む
基本的にはゴジラの亜流で、それが恐竜になっただけ。ただ、「ジョーズ」の影響が丸出しなのが面白く、怪獣(恐竜)映画を「ジョーズ」的なホラー演出で見せるのはなかなか珍しい。恐竜もわりと丁寧に(?)人間を噛>>続きを読む
アクションの強度がとてつもなく高い本作。数あるジャッキー主演映画のうちでもかなり好きな部類に入ります。
殊勲者は何と言ってもミシェル・ヨーです。得意のカンフーアクションに加えて、車から突き落とされた>>続きを読む
テニスファンとしてシンプルに面白かったですね。そうなんだよな、最初に注目されたのはビーナスの方なんだよな。
プレーのシーンはリアルだし(CGのおかげでしょうが)、全編に響く打球音が心地よい。カプリア>>続きを読む
パーティーで羽目を外しすぎてトラブルに巻き込まれるという「ハングオーバー」的な下品なコメディです。
全然中身がなさそうに見えて、途中から、死体をどう隠すかというサスペンス(?)な展開になるし、どうに>>続きを読む
人気作「プロジェクトA」の続編。やはりユンピョウやサモハンが出ていないのは寂しい。
清朝と英国の二重統治下 の香港という舞台は興味深いですが、革命派やマフィアや海賊やらが入り乱れてストーリーのまとま>>続きを読む
ドラマ版は未見。主人公は医者でも看護師でもなく、検査技師。着眼はよく、新鮮なドラマが展開されます。技師ってなんでもできんのかよ、医師の存在感なさすぎだろ、という、いかにもなフィクションではありますが、>>続きを読む
愛人を囲う生臭坊主の下で働く修行僧が、煩悩に悩まされた末にとった行動とは。
原作は水上勉で、仏寺を舞台にした人間模様を描いたドラマではあるのです。修行僧は最後には和尚や愛人に対して逆ギレするであろう>>続きを読む
キャストが一新され、やや寂しい気分になる本作(アサドは前の俳優が良かったなぁ)。でも映画の雰囲気は前作までを踏襲しており、さほど違和感はありませんでした。
とは言え、前作の「カルテ番号64」が傑作だ>>続きを読む
東京MXにて、劇場版仮面ライダー3作連続放送。V3のテーマ曲はやっぱりかっこいいなぁ。名曲です。
ラストでライダー1号、2号が助っ人で登場(オーストラリアからやって来るという設定がよくわかりませんが>>続きを読む