Marikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Mariko

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御法度(1999年製作の映画)

3.2

『新選組血風録』の「前髪の惣三郎」を松田龍平で映画化、と聞いて
興味があったのをようやく鑑賞。

観てみたら「三条磧乱刃」との合わせ技で、個人的にはちょっと無理やり別エピソードを挿入してる感があったの
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.6

これをSFだとかタイムリープものだと思って観ると、たぶん開始20分とかで脱落するんじゃないかと思うんだけど、そういうことじゃないのかもしれない、という謎の説得力を見せてくれちゃう北欧の至宝。
ドイツ語
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

普通に面白かった!
特に期待してなかったんだけど、ディズニーの実写シリーズでいちばん面白かったかも。

ダークなんだけど、捻りがなくわかりやすいダークネスなのは流石というべきかなんというべきかのディズ
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

-

シャイア・ラブーフがセラピーの一環として書いた
自伝的物語を脚本として映画化。

子役から活躍していたハリウッド俳優の、
施設でセラピーを受ける現在と
父親から虐待を受けていた少年時代を行き来する形で
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

-

結構長きにわたってオダギリジョーの大ファンで、そもそも彼は映画監督になりたくてアメリカの大学に行ったのに手違いで俳優になるコースに入ってしまった、ことも知っていたので、今作はそういう作品を手がけている>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

-

シャン・チーは魅力的だし(いかにもイイ奴◎度ではスコットと張れる)
サンフランシスコのバス、マカオのビル外壁でのアクションはすごくよかったんだけど、終盤にかけては寝てしまった...。






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荒野にて(2017年製作の映画)

3.0

もう私は途中「この馬...大丈夫だろうか、、嫌な予感しかないんだが...」ってずっと思ってて、しかも予感的中。
うわあああ!!!

そもそも少年にも全然寄り添えなかったしもう、とにかく、馬が可哀想で、
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.7

恐竜...。
いや、、意味はあった、充分に。
けどタイトルにするか?しかも、このジャケ笑

タイトルにも騙されたし、
『ミヌース』とか『ジグザグキッズ』とか
監督は違うけど、なんとなくオランダ映画にそ
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.6

初めてのカンフー映画笑
『燃えよドラゴン』ですら観たことがないという。
「イップ・マン」ってタイトルは何度も目にしてたけど
自分には無縁だと思っていて、
でもカンフー興味なくても大丈夫、と😅勧められて
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

BSPでやってたので、ひっさしぶりに観たけど
やっぱり面白い。

ALIEN の時代を感じさせないSFホラーとは別テイストで
こちらのALIENS、若干80年代を感じるところが
ないわけではないけれど
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.5

美しくも意味深い言葉の宝庫だし
映像がとにかく美しいし(エマニュエル・ルベツキだもの!)
言うまでもなくブラピは美しいし、の
美しい尽くしなので、それだけでも観る価値はあろうというもの、
ではあるんだ
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

3.6

奔放過ぎる母はじめ個性溢れる家族が、
父が亡くなったことで久々に共に過ごすことになった7日間。

案外、可もなく不可もなくの印象。
場面場面ではそれぞれがかなり強烈なキャラを見せてるんだけど、
登場す
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.6

つまらなくはなかったけど
プロットとキャストから期待してたものとはちょっと違った。

設定自体いろいろ???だったのと、
登場するのは七重人格のうちのほぼ一人。
まあ、途中でもう一人が出てきて
やりと
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

話題になってたときに、ゲームやらないしな〜たぶん私が観てもわかんないな〜、ってスルーしてたんだけど、いま『おかえりモネ』の菅波先生にハマりすぎて汗、坂口健太郎の評判よさそうなヤツ...と探したらこれに>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

驚いた。完璧だった。

40年代のジューン・アリスン版があまりに好きで、90年代のウィノナ・ライダー観ても全然納得しなかったので、今作は、そもそもこれまでシアーシャにあまり好感持ってなかったのもあって
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

何ヶ月ぶり?かの映画館。
ブロックバスター向けいつもの劇場at都心では公開がないので、週末にIMAXプチ遠征で。
MCUまったく知らないで観ても十分満足できるアクション映画であると同時に、ナターシャを
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

最強(絶対死なないの意)パパが未来で敵と戦うゲーム、
みたいな感じ(ゲームやらないのでイメージです爆)。
いや、まあ普通に楽しめたんだけど
問題が起きた時に、関係者でその解決の鍵を持つ人がすぐ現れて、
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.7

潜水艦モノ+特殊部隊モノとの合わせ技で
十分楽しめたし、エンタテインメントとしては
とてもよくできてる、と言っていいと思うんだけど
いかんせんリアリティなさすぎというか
(それを求めるような方向じゃな
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.5

公開時に映画館で観て以来の鑑賞。

当時、この世界と映像美に圧倒されたのは間違いないのだけど、日本と満洲との関係をそれまでこういう描き方で見せられたことがなかったのと、最後が1967年、そしてその20
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.2

題材が面白そうで
キャストが豪華で
構図なんかもとても美しくて
よくここまで退屈な映画になったものだな、と
3度目の寝落ちをして気づいた時にその理由を考えたくなった。

ベネ様が出てる時点で絶対観たい
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ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

3.5

MCUに参戦、が気になりつつ
前にリブート観て途中離脱した事もあって触れずにいたけど、
ディズニー+に来たので鑑賞、
たぶん初見(だと思うけど…)

これは子供の頃「アメコミ」に抱いてたイメージまんま
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

4.0

セクシーな使えない電話番笑を久しぶりに観た勢いで
レビュー書いてなかったこれをこの機に。

正直、はじめて観た時はそんなにおもしろいと思わなかった。
アイアンマンは無印だけ観て2は観てなかったこともあ
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.1

ぶっちゃけ、映画としては全然おもしろくないんだけど
(ちなみにオリジナルも特に面白いとは思わなかった)
とにかく、スタイル抜群でスーパーチャーミングな筋肉バカの
使えない電話番(笑)があまりに魅力的な
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

シリアルキラーを追う
警察と新聞記者の話なんだけど、実話ベースだけあって
ミステリーやサスペンスというよりは純文学的な味わい。
こういう地味な(笑)仕立ては嫌いじゃないけど
いかんせん長くて二度ほど寝
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

-

はじめてのセルビア映画。

観たことのないテイストの、ものすごく不思議な映画。
すごく観てよかったと思っているけれど、
好きなのかそうじゃないのか、どうも判断しかねる。

鉄道運転士の通過儀礼としての
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

ビ、ビーグルちゃんが...。


実は初見。
こういう○○無双、みたいな映画あんまり観ないんだけど
映像がスタイリッシュなのと
さっぱりわかんないロシア語がその映像に合ってて、
また字幕もそれに合わせ
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踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

-

高校生の頃、名画座で観て
「ジーン・ケリーは凄いけど、それだけかなあ」
と思った印象からほぼ変わっていなくて(笑)
けれど、今観ると
50年頃のニューヨークを観られるという意味でも貴重だな、と。

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

かねがね話題になってた上に『パラサイト』公開時にはさらに話題になってた今作を遅まきながらにも程があるこのタイミングで鑑賞。

あの光州事件を扱ってることすら知らなかった上にそもそも光州事件も名前は知っ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

ひたすらに『ポツネン』だった。
もう脳内ではずっと小林賢太郎があの帽子かぶって立ってたよ。

それを連想させてくれちゃうこの「A」の声って誰よ
ってずーっと思っていたので、エンドクレジットで
中村倫也
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無頼の群(1958年製作の映画)

3.4

西部劇にありがちな復讐譚かと思いきや、
そうではないラストの、
街の人々からの賞賛と主人公の心に重く沈む思い
のコントラストはなかなか良いけれど
いかんせん途中がとっ散らかっていて、楽しめたとは言い難
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交渉人(1998年製作の映画)

4.0

おもしろかったー!
話としては案外(今観ると、なのかも)ストレートで、
サミュエル・L・ジャクソンがこういう役だったら
絶対こうでしょ、っていう予想を裏切らない展開なんだけど
ここにケヴィン・スペイシ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

-

ひと月くらい前に観たんだけど
感想は「参ったなあ...」だった。
それをちゃんと言語化できなくてレビューも書かずにいたんだけど
ひと月経ってもやっぱりできないので
観た記録として残しておくことに。
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.6

ようやく観終えた。
リリース早々、物凄く興味があっておそるおそる見はじめて、開始数分で具合が悪くなって中断。
そんなようなことを数週おきに3〜4回繰り返して今日は後半1時間くらいを一気に鑑賞。

こん
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半世界(2018年製作の映画)

3.4

何故吾郎ちゃんが炭焼き職人? と思って観はじめたし
やっぱり似合わないなー と思っていたのが
そういう「似合わない」職なんだとわかった時の納得度!
この主人公を観ている我々の違和感こそが、
彼が世界に
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若草物語(1949年製作の映画)

-

子供の頃観て大好きだった今作を数十年ぶりに鑑賞。
当時観ても「昔の映画」な印象だったけれど、
これが作られた1949年と私が観たであろう70年代と現在、
を鑑みると、現在から見る私が観た当時の方がよっ
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

キャスティングの大勝利。
まず顔(和風大事)、この時代の洋服をそのように着こなせる体型そしてクラシックな言い回し。
翻弄する側される側いずれにしても、「思い込んだら!」な役の怪演にかけて右に出る者なし
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