amokさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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日曜の昼食(2015年製作の映画)

3.0

ねぇねぇ、
小さいおじさんをみると幸せになれるってホント?

ボク、小さいおじさんみたんだ。
この映画の中で。

でも、まったく幸せになれる予感がしなかったんだ。

だって、突然叫び出す気ちがいがスト
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僕のウルフガール(2015年製作の映画)

3.5

完全なる雰囲気オシャレ映画。

ちょっぴりアングラなフランスのオッシャレーな雰囲気を、サクッと楽しむのに適した映画でした。


告白された次の瞬間、吐いてしまったり、
家に帰り「ハァー疲れた」とソファ
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

一目見ただけで、岩井俊二だと解る。
詩的な映像と雰囲気は唯一無二。
凄いなぁ〜。


藤井樹という人物をめぐり、2人の恋心が語られる。
脚本の妙により現実世界に創り出されたパラレルな展開が素敵。

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ローズ・イン・タイドランド(2005年製作の映画)

3.3

パーケージに騙され「わーい、オシャレ映画だー!」と飛びついたら、とんでもない映画だった。

シャブ漬け、死者蘇生、少女趣味… (゚ロ゚ノ)ノ !!!!
これは、ファンタジーの皮を被った人間の本能と欲望
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アンディ・ウォーホール 生と死(2005年製作の映画)

3.7

『おやすみプンプン』というマンガの2巻の帯に、伊坂幸太郎さんがこんなコメントを寄せている。
「浅野いにおさんは、メインストリームと前衛のどちらへ進もうか悩んだ結果、「前衛でありつつ王道を走り抜ける」と
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恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

3.3

ミシェルファイファーの唇が好き
ドレスから覗く鎖骨も好き YEAH
by ミスチル / #2601


桜井さんが、熱く叫びあげるだけあって、流石ミシェル・ファイファーの色気がたまらない。
特に、ピ
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション(2012年製作の映画)

3.3

ちぢみあがった魂
ひなびたベイビーサラミ
もう一度フランクフルトへ
by ミスチル / その向こうへ行こう


人の趣味は実に様々だ。
ある人にとっては死ぬほど好きなモノが、
ある人にとってはどうでも
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

4.5

!! 映像 ! !

臨場感のある映像は一級品!
誰がなんと言おうと『ザ・ウォーク』よりも凄い! (白鯨は2D鑑賞でずが、それでも凄い!)
様々な角度から、船や海や空のディテールを丁寧に映し出している
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天国と地獄(1963年製作の映画)

3.5

地獄に堕ちるのを待つ時、人はああなってしまうのか…


まず、震えとなり体が反応する
⬇︎
この震えが、自分は死ぬことが怖いのだと自覚させる
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息を殺して(2014年製作の映画)

3.3

シュールで退屈な映画だったな。
でも、時代の空気感がよく現れた映画だったと思う。

自動制御された工場。
特に仕事も無いのに帰ろうとしない従業員。
びーじーえむは、機会の稼働音。
静かに少しずつ鬱屈し
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.8

プレモルの手法使用映画にハズレ無し!

あの赤は決して鮮やかな色ではなかったけれど、戦争と人間の残酷さをとても鮮明に表していた。

人なんて環境次第で簡単に変わってしまう。
誰だって、天使にも悪魔にも
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遠くの空に消えた(2007年製作の映画)

3.3

今では、個性派として日本を代表する俳優になった神木隆之介。ちょっと狂った天才役がかなりハマってきたと思います。

そんな神木君の声変わり前の作品。
少年・神木隆之介が空を見上げる印象的なメインビジュア
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.0

企業理念やビジネスモデルは一言で説明できないといけないって言うけど、「人物」は一言では説明できないよねって言うことかな…?

その人物を象徴するようなキーワードをみつけても、それって結局その人の一面で
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

4.5

どうも! 「62分後の衝撃」と言うキャッチコピーにまんまとのせられて、映画を観に行った単純ボーイです。

62分待つまでもなく、オープニングからガッチリ心を掴まれました!

ポストロック的な表現のモダ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.3

『時計じかけのオレンジ』で、アレックスが Singin' in the Rain を歌いながら、非常な暴力をふるっていたシーンが印象的だったので、鑑賞しました。

この映画、メインキャスト3人のスペッ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.8

男と女ってのは一体…

自分の両親は仲がいいので、離婚は遠い世界の話のような感覚がある。
まぁ、結婚していない自分にとっては離婚なんて想像できるはずがないのだけれど…

しかし、ここにはその現実を身近
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

昨年末に『コメット』と言う映画を観た。
僕は、こんな美しい映画観た事ないと深く感動したのだが…
他の方のレビューを読んでみると、センスないとか、脚本や会話がダサいとか、つまんないと言う意見が多くてアレ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.0

フィルマークス試写会にて鑑賞

もしかしたら初めてかもしれない。
本当に手に汗を握ったのは…
高さ411m、地上110階のワールド・トレード・センターにワイヤーロープを渡して命綱なしで綱渡りをした人の
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建築学概論(2012年製作の映画)

4.0

最初は、安っぽい恋愛ドラマだと思った。
でも、だんだん感情移入してしまい、泣いた。

うん、なんか色々思い出した。
初恋の事、
高校時代めちゃくちゃ好きだった人の事、
それはただの片思いで終わった事、
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします
(・Д・)ノ

さて、2016年1発目は『ロッキー』の新シリーズ『クリード』です。

実は『ロッキー』は観たことがなく、『クリード
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ファンボーイズ(2008年製作の映画)

4.0

ちょっと昔、そんな遠くない銀河系で...
こんな熱い物語があったなんて!

ep7公開前に、ep1~ep6を一気に観た俄かファンの自分は知らなかった!
しかも、『スター・ウォーズ』ファンの熱い思いをの
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

酷すぎる、こんな教育者がいるなんて。

2000年から2005年にかけて韓国光州広域市の聾学校の生徒たちに対して、校長や教員達から性的虐待や暴力が日常的に行なわれていたと言う事実を元に原作が書かれてい
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青空娘(1957年製作の映画)

4.0

若尾文子さん素敵!

爽やかで、溌剌として、可愛らしい。

まさに青春
まさに青空娘

青い空と緑の大地に赤いスカートの文子さんが映える。
このシーンでもう心は青空です。

ストーリーは、日本版シンデ
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.5

いよー⤴︎、 ポン♪
冒頭から、かけ声とジャパニーズ・パーカッションの歌舞伎音楽? で圧倒的なインパクトをかましてくる、アバンギャルドな映画でした。

詐欺紛いの手を使い生計を立てる家族の話。
この家
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.7

コミカルな会話劇がテンポ良く進み、若尾文子さんが軽やかに魅力を振りまく。

様々な人の思惑が絡み合い、遠回りしながらもそれぞれが落ち着く所に落ち着いていく。
そんな人間模様がとても楽しい。
そこで繰り
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.0

感動した!

公民権法施行の後も人種差別が渦巻く1971年に、教育改革によりヴァージニア州に生まれた白人黒人混合の高校フットボールチーム。

「肌の色が違う」というだけでお互いいがみ合いバラバラだった
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.3

毒々しく刺激的な衣装とインテリア、そして、キャラクターが、バンッとでてきて、異様な雰囲気で幕をあげる。
そのイメージ通りの、イカれた暴力と快楽の世界が広がる映画でした。

とにかくアレックスが率いる不
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

この映画に出会えた事が、最高のクリスマスプレゼントです。
(別に、強がりじゃないよ。イブに1人だからって…本当にそう思ってるから。)

甲斐性がなくどうしようもない僕でも、誰かの人生になくてはならない
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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

白目向いて、黒目もクリープのCMの様に、マーブルに濁る映像からスタートする。
その人、罠にはまり卵スライサーにかけられてTHE END…
最初から、超怖かった。

気がつくと、キューブ状の部屋にいる。
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殺人の告白(2012年製作の映画)

4.0

時効成立後、殺人を犯した事を告白し、その事件を本にして一世を風靡するイ・ドゥソク(パク・シフ)。
非倫理的な殺人犯とその遺族、警察、果ては世間を巻き込んだ社会派サスペンス。

この映画について1つだけ
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共喰い(2013年製作の映画)

3.3

田舎の閉塞感がもの凄く伝わってくる映画だった。
ただ、もっと暴力的で怖い作品だと思っていたので、物足りなかった。

父親は交わりの時に暴力を振るわないと、エクスタシーに達せない異常な性的趣向の持ち主。
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.6

映画が始まり、イーサン・ホークの横顔が映し出された瞬間
か、かっこいい…と思った。

イーサン・ホークのかっこよさはさておき、近未来SF映画『ガタカ』
SF作品でありながら、テクノロジーの進化による驚
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COMET コメット(2014年製作の映画)

5.0

『アメリ』や『ムード・インディゴ』が好きな人にオススメです。

上記2作品のように、リアルの世界にファンタジーの要素を盛り込み、かわいくてオシャレで不思議な世界観を創り出しています。

ある一組の男女
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ソークト・イン・ブリーチ カート・コバーン 死の疑惑(2015年製作の映画)

3.0

Smells Like Teen Spirit
僕は、この曲のリフが、ロック史上最もカッコいいリフだと思っている。

ギターでロックをやった事がある人であれば、
1回はこのリフを弾いた事があるのではな
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法の書(2009年製作の映画)

3.5

『法の書』というタイトルで、イラン映画。
それなのに、コメディという衝撃!
でも、コメディなのは前半までで、嫁いびりがだんだん陰湿になる後半は結構シリアスだった。

宗教や信仰は、本来正しく生きるため
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