花束っていうものは、貰った人もあげた人も大体嬉しい。それは花が瑞々しかったり、花束そのものが綺麗であったりするからだ。
しかし、花束は造花やドライフラワーでない限り、うちに持ち帰りクキの端を水につけ>>続きを読む
朝ドラ、つまり朝の連続テレビ小説をむちゃくちゃにした感じの展開。セリフやカメラワークも斬新。海外映画や舞台の要素を取り込んでる?と思わせるシーンもある。
照明ライティングも斬新で、セリフをしゃべって>>続きを読む
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この作品は、いかに日常が素晴らしいもので溢れているかを思いださせてくれる作品である。
そして、なにかを始めるには、そこに飛び出すちょっとした勇気が必要であることを思い出させてくれる。
序盤のジョゼの>>続きを読む
忘れられない映画の一つ。
「気持ち悪さ」がアートっぽくなっていて、どこか心地よさを感じさせるヤン•シュヴァンクマイエルの手腕に脱帽でした。
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この映画のことを書く前に、当時の時代背景を考えなければならない。1990年はまだバブルが弾けておらず、映画業界にオカネが回っていたことがこの映画の制作において重要だったに違いない。
オムニバス作品な>>続きを読む
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ピアノコンクールを主題とした映画だということですが、私は2021年のショパン国際ピアノコンクール本選をネットからとはいえ観てしまったのでそれと比べてみてしまっていました。
なのでショパコン出場者であ>>続きを読む
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ノルウェーの映画で後半につれて残虐シーンが多くなってくるので、日本人には受け入れがたい映画なのかもしれないけれど、ストーリー展開と撮影技法、技術が高いので見やすい映画です。
書いておきたいこととして>>続きを読む
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ストーリーが説明的じゃないところが素晴らしかったです。
主人公のケンジが音楽を始めた動機は結局のところ、
1.女の子にモテたかった
2.夕陽を見つめてたらケンカばかりの日常がくだらなく思えた
3.道を>>続きを読む
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1998年の作品を2022年に観ました。
私は1998年、映画を自由に観れないかもしれない子どもではなく、自由に映画を観れる年齢でした。
しかし、なんとなく観なかった作品でした。
この映画、書いてお>>続きを読む
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この映画はニューヨークインテリ層に向けた映画なのかな、と序盤の何分かで思いました。
ただ、映画を見終わったら、ウディ•アレン氏の映画を初めて観る方でも、他作品を何本も観てる方でも楽しめそうな映画だな>>続きを読む
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この映画はあらすじを読み、パッケージを見れば分かる通り、障がい者の子どもが主人公である。
私は「障がい」をテーマにした映画は障がい者の方の目線に立って観るようにしています。
障がい者がでてくる映画って>>続きを読む
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主人公はタイトルから想像させられる通り、リチャード。
この映画はリチャードが医師から死の宣告を受けたところから始まる。
死の宣告を受けた人間がどういう思考と行動、発言をするのか、ということをテーマに>>続きを読む
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一見神経質だけど、細かいことに気づける人、消費者利用者の心理がわかるビジネスマンというものは、対話相手がいつもなにを考えているか自分目線ではなく相手がどういう人間か想像し続けないとそういう能力を持ち得>>続きを読む
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主役のジェイミー・フォックスが序盤、脅威の身体能力をもつおばあちゃんのバンパイアと戦う。
これ、なんで最初の方にこのシーンをもってきたかと言うと最初のほうに視聴者の心をつかまないと、別の映画作品や別コ>>続きを読む
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原作未読になります。
この映画のテーマソングになっているビートルズの曲はとても好きなので観賞。
水原希子さんの魅力が爆発してます。
映画のシーンとして印象に残ったのは、
松山ケンイチさん演じる主人>>続きを読む
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この映画を観た方は、成田凌氏演じるマモルがひどい男性という風に受け取るかもしれないが、マモルはテルコを恋人にしようとしていたことも考えていたがムリだった、という気がしてならない。
まず靴下が入ってい>>続きを読む
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スポーツ競技というものは、子供のころにスポーツを本気で取り組んだ人は分かると思うけれど、集団の中で人よりも技術の習得がはやい子どもが存在する。
彼らはだいたいアタマで考えてスポーツをやっているという>>続きを読む
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スコア4.8をつけましたが、この映画に関しては観ない方が良い人は観ない方が良いです。特に女性は観ない方が良いと思います。
シェイクスピアの演劇っていうのは、結局のところ、作品全体で何が言いたいかとい>>続きを読む
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女性の、心から幸福を感じているような笑顔には、お相手の男性だけでなく、世界中の人間を幸福にさせるチカラがあるのかもしれない。そう思いました。
この映画のレビューは上記に書いたことで充分だと思います。
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この映画、私の、リアルでの知り合いの評価は低かった?ものの私は面白いと思いました。
知り合いが評価を低めにしゃべっていたのは、この映画のクオリティと評価のされ方、観客動員数に嫉妬していたのかなと思いま>>続きを読む
ちょっと前の映画なので、CGがアレなところがあるとは言え、今観ても笑えると思います。
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ソフィア・コッポラ監督は、もしかしたら日本人の大切な誇りを取り戻すための書である「葉隠(はがくれ)」もしくは「葉隠入門」を読んだのかもしれない。
なぜならば、ありふれた日常を大切にしようというメッセ>>続きを読む
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この映画がリリースされてしばらくしてハリウッドがリメイクしたけど、「いやいやオリジナル(本作品)の撮影技法、ストーリーのススミ方は超えられないでしょ」と思いリメイクリリース時、観に行きませんでした。>>続きを読む
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最初に観たときは、スコア5.0くらいの感覚だったが、時代が経ち、この作品が持つ意味合いが変わってきたように思うので4.0。
腑に落ちないのが、白亜紀後期に生息していたと言われているティラノサウルスが>>続きを読む
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コロナ禍に入った際、この映画を観たい、という欲が高まり観賞。通算2回観ている。
なぜかというと、ウイルス蔓延により、荒廃してしまった人間世界がストーリー上にでてくるためだ。
まずストーリーがうまく出>>続きを読む
この映画、私にとってはおもしろい、おもしろくないという感じで2元的にしゃべれません。
この映画を観たことで、他の映画に製作チームのウラの意図や、宗教概念や倫理観、哲学等、なにか隠されていないか、よく考>>続きを読む
男女関係なくオススメできる恋愛映画というものは少ないかと思う。
なぜなら、恋愛映画というものはだいたい男性視点、女性視点という風に男女どちらか一方の目線で描かれてストーリーが展開していくため、視聴者>>続きを読む
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フランソワ•オゾン最高傑作。
邦題は「焼石に水」。
すごいめちゃくちゃおかしなストーリーだけど、おかしすぎて引き込まれる。
ストーリー上にあるような展開は、おそらくフランス国内の日常ではあり得ないで>>続きを読む
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本作、実は実話をベースに制作されている。
ViceのWebサイトに映画の主人公である刑事役の役作りの元となった人物のインタビュー記事がある。
記事はリリースされた当時、Vice内でビュー数がすぐ上>>続きを読む
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本作はホラー原作、ホラー小説の巨匠であるスティーブン•キングの非ホラーの短編集が原作。
私は前述した原作を読んでませんが、本作の映像内にはエンディング近くになり、大人になり作家になった主人公が登場し>>続きを読む
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この映画は2人の兄弟にスポットが当てられストーリーがすすんでいく。兄弟っていうのは、その2人しか分からないような、自宅の外側と比較するとすごい閉鎖的であるかもしれない、密な関係性が子どものころにあった>>続きを読む
マイケル•ムーア監督。
この映画をみてから、情報を疑う、もしくは状況によっては疑わない、自分なりの意見を持つ、ということをやるようになりました。
私はこの映画を観なかったら、あらゆることに受け身の姿>>続きを読む
クリストファー•ノーラン監督の映画は何本も観ていますが、この映画はその中でも異質なものに思えました。
なんでかって言うと、初見、つまり一回通しで最初から最後まで観てこの映画の内容、構造を理解するのは>>続きを読む
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天才監督川島雄三さん、監督作品。
モノクロ映画です。
この映画、なにがすごいかっていうと、
フィックス撮影(カメラを固定して撮影すること)しかできなかった時代において、できることを大体やっているとい>>続きを読む
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竹中直人氏、監督and主演作品。
竹中氏が映画で初めて監督をつとめたのは91年、「無能の人」(←もちろん観賞しました)みたいなので、撮影日、公開日にタイムラグがあるものの、それから6年が経過してリリ>>続きを読む
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この映画の主人公は記憶をなくした日本の首相。
冒頭シーンの撮影、ストーリーのすすみ方が素晴らしい。
記憶をなくした人間がどういう心理状態で行動していくかが、表現されている。
観客は、記憶をなくした首相>>続きを読む