シネラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シネラー

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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.5

今年の初劇場鑑賞であり、
午前10時の映画祭にて再鑑賞。
4Kリマスター化された映像による
細やかで懐かしい特撮を拝めて良かった。

物語としては、
阿蘇山の鉱山で作業員が変死する
奇っ怪な事件が起き
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

新年の映画鑑賞一発目。
ゴジラシリーズ第2作であり、
初の怪獣対決も描かれた本作を再鑑賞。
前作から核へのメッセージ性や
重苦しい雰囲気は和らぎ、
怪獣達の荒々しい対決に加え、
企業側のめげない復興努
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ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1985年製作の映画)

2.5

2020年、"ルパン対複製人間"。
2021年、"カリオストロの城"。
近年の映画納めが
このような流れになっているので、
今年も大好きな「ルパン三世」で映画納め。
そこで劇場版第三作となる本作を再鑑
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.5

クリスマス映画の古典とも言える
本作を初鑑賞。
サンタクロースを巡っての裁判の中で、
人の人の大事な信頼や温かみを描いた
素晴らしいクリスマス映画だと思った。

物語としては、
クリスマス商戦の真っ只
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SLAM DUNK 吠えろバスケットマン魂!!花道と流川の熱き夏(1995年製作の映画)

3.5

TVアニメ「SLAM DUNK」の劇場版
としては4作目となる本作を再鑑賞。
個人的に「SLAM DUNK」劇場版の中で
一番好きな作品だ。

物語としては、
流川の後輩である水沢イチローが膝の
難病
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

前作の3Dリマスター版を鑑賞した事で、
一層の楽しみとなっていた本作を
公開初日の3Dで鑑賞。
期待通りの美しい映画体験を届けてくれる
親子愛に満ちた作品だった。

物語は前作から十数年が経ち、
パン
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.0

『シャザム!』を再鑑賞したところで、
DCEU最新作である本作を劇場鑑賞。
頭を空っぽにして、
圧倒的な力を誇るアンチヒーローに
惚れ惚れする映画で良かった。

物語としては、
破壊神ブラックアダムが
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

DCEU最新作である
『ブラックアダム』の鑑賞前に、
DCEUで関わりのある本作を
劇場公開以来の再鑑賞。
見た目が大人の子どもヒーロー
という軽くて明るい作風でありながら、
家族の為に戦う皆が団結す
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

バスケ漫画の金字塔。
人生で初めてコミックスを全巻揃え、
TVアニメも幾度と視聴した作品であり、
製作発表から楽しみで仕方がなかった
「SLAM DUNK」の完全新作を
令和の世に劇場鑑賞。

本編レ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

『すずめの戸締まり』を観たので、
まだ観た事がなかった本作を初鑑賞。
全体的には『君の名は。』よりも好き、
しかし嫌いな部分は『君の名は。』
よりも嫌いという印象。

物語としては、
家出して東京へと
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

新海誠監督の最新作を劇場鑑賞。
新海監督の作品を劇場鑑賞するのは
初めてであったが、
本作は映画館に赴いて良かったと
心底思う位に素晴らしく、
結末部分では涙が出てしまう作品だった。

物語としては、
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0

MCU第30作目であり、
映画作品としてはMCUフェイズ4を
締めくくる本作を劇場鑑賞。
ティ・チャラことブラックパンサー
もといチャドウィック・ボーズマンが
亡くなられた事でどのような作品となる
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

4.0

今月に入ってゴジラにガメラの新作
が続けて発表されたので、
"平成ガメラ三部作"を手掛けた
金子修介監督による本作を再鑑賞。
当時のゴジラの"ミレニアム"シリーズ
の中で一番好きな映画であり、
一本の
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.5

最終作までを再鑑賞したところで、
20周年記念のキャスト・スタッフの
同窓会となった本作を初鑑賞。
製作陣も視聴者側も再び魔法の世界へと
呼び戻してくれるような
魅力的で夢のような時間だった。

『ハ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.5

シリーズ第8作の最終章後編を再鑑賞。
第1作から紡がれてきた末の
見事な大団円であり、
ハリー達と同年代の自分にとっては、
本当に一つの学生時代が幕を閉じたと
感じざるを得なかった、
約10年に及ぶフ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.5

シリーズ第7作の最終章前編を再鑑賞。
シリーズ初の二部構成な上、
内容自体もそれまでのシリーズと違って
学園要素が皆無となっただけに、
単独の作品としては好き嫌いが大きく
分かれそうな映画ではあるが
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.0

シリーズ第6作を再鑑賞。
最終章への方向性が見えてくる
面白味がありながらも、
全体的にそれ以外の恋愛要素といった
部分も多く描かれている事で、
少しバランスの悪い映画だと思った。

ハリーとダンブル
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.5

シリーズ第5作を再鑑賞。
物語的には停滞しているようにも感じるが、
孤独に陥っていくハリーに寄り添う
仲間達の存在を良く描いた作品だと思った。

闇の帝王の復活の真偽が問われ、
かつてヴォルデモートに
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

シリーズの大きな転機となる第4作を再鑑賞。
前作まででもシリアスでダークな要素や
展開はあったが、
本作を思うと平和だったと思う位に
尾を引くシリアス展開が描かれた事で、
ハリー達が子ども時代を卒業す
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.5

シリーズの第3作を再鑑賞。
本作以降は劇場に足を運んでいるが、
シリーズで初めて劇場鑑賞した事も
あってか思い出深く、
個人的にシリーズで
一番好きかもしれない作品だ。

監獄アズカバンから
囚人シリ
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

シリーズ第2作となる本作を再鑑賞。
前作同様に学園生活を描きつつ、
ミステリーやダークファンタジー
といった要素が強くなった続編であり、
それでいて辻褄が合っていく展開が
とても楽しめる映画だった。
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.5

世界中の人々を魅了した
記念すべきシリーズ第1作を再鑑賞。
やはり本作が上手く原作を描いたから
こそ、
現在に至るまでの人気やシリーズが
続いているのだと感じさせる、
少年ファンタジーの金字塔だと思っ
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.0

300レビューにあやかり、
ザック・スナイダー監督の本作を初鑑賞。
好きと思える部分も無くはないが、
全体的にはもっと上手く描けただろうに
と思う映画だった。

紀元前480年を舞台に、
300人のス
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.5

ハロウィンの時期なので、
未鑑賞だった本作を初鑑賞。
『ハロウィン』(2018)から続く
新三部作の第二作となるが、
前作がリスペクトに溢れた作品だったが、
本作はそこからの波及していく
恐怖や狂気が
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ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.0

スタローンによって再編集され、
新しく生まれ変わった"ロッキー4"を
劇場で鑑賞。
人間味を感じさせる描写の追加が良く、
正に"ロッキー4"の決定版だと思った。

内容としては、
『ロッキー4 炎の友
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

公開当時から興味はありつつも、
そのままだった本作をようやくの初鑑賞。
素晴らしい60年代の美術と
女性の社会的テーマを描いた作品であり、
男性としても鑑賞して良かったと思う
映画だった。

物語とし
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うる星やつら オンリー・ユー(1983年製作の映画)

3.5

令和の世に新たに製作される
「うる星やつら」の放送を記念して、
過去の劇場版第1作を初鑑賞。
監督は押井守なのだが、
監督が脚本を務めていない事で
押井監督らしい難解さは身を潜め、
王道なドタバタ・ラ
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

数学者ジョン・ナッシュの半生を描く、
アカデミー賞4部門を受賞した本作を再鑑賞。
周囲の支えや愛情を受けながら、
自身の難題と向き合って紐解く天才に
感動してしまう映画だ。

天才数学者ジョン・ナッシ
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

3.5

TVシリーズの第6期も放送開始したので、
"ヒロアカ"の劇場版第3弾である
本作を初鑑賞。
相変わらずの高いクオリティの
戦闘シーンに王道なヒーロー展開に
満足できる映画だった。

物語としては、個性
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.5

ジェームズ・キャメロン監督によって
3Dリマスターを施され、
初公開から13年と月日が経った
『アバター』を劇場で初鑑賞。
個人的に今まで観ようと思っても
踏み出せない映画だっただけに、
映画館という
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

前二作を復習したところで、
最新作である本作を劇場で鑑賞。
劇場版らしい重厚な人間模様の中で、
真実によって少しの救いがある
結末を描いたガリレオで良かった。

物語としては、
一人の女子高生の殺人事
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.0

『容疑者Xの献身』に続き、本作も再鑑賞。
率直に言って、美しくて儚い
ジュブナイル・サスペンスだった。

物語としては、港町へ訪れた湯川先生が
そこで起きた殺人事件を追いながら、
出会った恭平少年と交
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

最新作も公開したので、
"ガリレオ"シリーズの劇場版第1作を再鑑賞。
ドラマ第1シリーズからリアルタイムでシリーズを追っているが、
本作の結末は何年経っても印象深く、
一本の映画として素晴らしい
人間
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マスク(1994年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーにて久し振りの鑑賞。
ジム・キャリーの振り切ったコメディは、
昔も今も笑ってしまう面白さに溢れていた。

内容としては、
冴えない銀行員スタンリーが、
奇想天外な超人的パワーを得る
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

アカデミー賞で2部門を受賞し、
アンソニー・ホプキンスが認知症の父親
を演じた本作を初鑑賞。
物語が進むにつれて
寂しさや虚しさが増していき、
最後には涙ぐましくなる傑作だった。

認知症を患う父親ア
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百花(2022年製作の映画)

2.5

原田美枝子、菅田将暉、長澤まさみ
というキャスト陣や認知症という題材に
興味を惹かれ、
久々となる邦画の劇場鑑賞。
結果として、想像していた物語との
違いもあった為、
何が主題なのかが分からない映画だ
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