仮面ライダー一号二号が死んでショッカーの支配が完了したパラレルワールドを舞台に、一部のライダーが反旗を翻す作品。
……前にこんなお話あったよなあ、『オーズ』の春映画で。
多数のオリジナルキャストがお>>続きを読む
「富士山の近くまで慰安旅行に行ってきました」的な乗りからだいぶ変わって、新しいことをしっかりやろうとしてる感じ。
『チェンジマン』と『フラッシュマン』の大型輸送メカは、宇宙っぽくて好き。
ヘリから引きずられているドラゴンさん、首がガクガクしてたの、ちゃんと見てますよ。
「チェンジソード!」と言いながらピストルモードで撃つのはどうなんだ。
敵味方合わせた女性陣のアクションがすごい。でも田中澄子さんは気を付けてねほんと……。
このキャラクター、何メートルの高さから落ちたら「危ない!」と思えばいいんだろう。いやスゲーけど。
007シリーズの『ムーンレイカー』あたりを見ている時のような謎の安心感。
女性とその買い物に付き合わされてる男性三人がジャッカー電撃隊だと気付くのに、かなりかかった。
当時ショーン・コネリー氏で展開していたボンド映画に対抗すべく作られた(?)、原作『カジノロワイヤル』の皮をかぶったスパイアクションパロディ作品。
全編で展開される不条理なギャグは面白いし、要所要所で>>続きを読む
ダメ男(人間)たちと、相対的にまともに見えるが実際はダメ女(魔女)たちが繰り出すブラック色強めの珍騒動を描いたスラップスティックゴシックホラーコメディ作品。
クエンティン・タランティーノ監督の『フロ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ブラム・ストーカー氏原作の『吸血鬼ドラキュラ』をベースに大きなアレンジを加えた作品。
日本の配給会社がつけた邦題とパッケージは大嘘で、主役格に据えられているのは病に冒されたアーサー・ホルムウッドだ。>>続きを読む
戦国時代にタイムスリップした自衛隊の一個小隊が、生き延びるために様々な状況を戦い抜く作品。
自衛隊員それぞれが戦国時代での生き方を模索していく過程が面白い。暴走するもの、逃避するもの、人間関係を築く>>続きを読む
大まかなお話運びは悪くないのだが、アクション的な盛り上がりが中盤の巨大戦で最高潮に達するので、お話的に最高潮に達するラストの二〇人必殺技まで気持ちが右肩上がりにはならなかった。二〇人必殺技の前に巨大戦>>続きを読む
ジョニー・デップ氏の出世作となった同名ドラマをリメイクした、アクションコメディ作品。
見た目も頭も子供に見える(?)警察官を高校に編入してしまう、いわゆる「なりすましコメディ」というくくりの作品だ。>>続きを読む
本作は本質的にミステリーであり、会話劇だ。
容疑者に仕立て上げられた「ジェームズ・バー」なる人物を巡り、トム・クルーズ氏演じるジャック・リーチャーが、法にも倫理にも縛られない、“彼自身の正しさ”を貫く>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「刺さった男」ロベルトを通じて、「La Chispa de La Vida:人生のかがやき」を描き出す作品。
……だと思うのだが、ロベルトが死ぬという「驚きの結末」によって、焦点がぼやけてしまった。>>続きを読む
原作小説『吸血鬼ドラキュラ』の、ドラキュラがトランシルバニアからロンドンへ移動する船旅を、外宇宙を旅する宇宙船に置き換えて、主人公チームをぶつけた(と思われる)作品。
もっとハッキリ言えば、「ドラキュ>>続きを読む
八〇年代に流行した、娯楽アクション超大作的な要素を孕んだ作品。
前作でロジャー・ムーア氏のボンドが傾倒していたコメディ路線が「スパイアクション要素のあるコメディ」まで振り切ったことで、本作はシリアス方>>続きを読む
ブラム・ストーカー氏の『吸血鬼ドラキュラ』の世界を歴史的事実と位置付けての後日談、という体の作品。
低予算ゆえにしょうがないとはいえ、多くの点において映画としての完成度が低すぎる。
壁ばかり映して空>>続きを読む
本作を鑑賞前に二つ、注意すべき点がある。
・この作品はニコラス・ウィンディング・レフン監督が「監督」した作品ではない。
・パッケージのような極彩色の派手な作品ではなく、カーチェイスや爆発もない。
こ>>続きを読む
悪魔のいけにえシリーズの七作目であり、一九七四年公開の一作目『悪魔のいけにえ』の直接的な続編。
この手の八〇年代スラッシャー映画にありがちな、「調子こいた若者が田舎の家に行ったら殺人鬼が出てきて血が>>続きを読む
ザッカー兄弟が監督脚本を手がける、裸の銃を持つ男シリーズの二作目。
前作からドカンと予算が増えたことで、スケール感が大幅に増した続編。増したスケールでなにをしているかと言えば、前作に引き続きどうしよ>>続きを読む
とある研究所で極秘に開発していた細菌兵器が漏れ、感染した職員が狂気に陥っていくパニックホラー作品。
この手のB級としては、派手に見せるべきところはきっちりお金をかけている。大きく分けて冒頭と前半と後>>続きを読む
本気でつまらなかった。
感想が一万文字を越えたので、駄目だった部分は箇条書きで。
・導入のキャラ紹介が眠くなるほど退屈。
・ハーレイ・クインがバットで殴ると死ぬザコと銃撃戦するだけの中盤。
・無策で>>続きを読む
誰もが知っているネタバレの代名詞である、「実は未来の地球だった」を否定する描写が出てきたのには笑った。
そうだよ、アレがあるからって地球とは限らないじゃん!!!!
海や雲や海底や溶岩など自然描写が綺麗で、リアルとも違うんだけど、なんか感動した。
特に早送りの雲の表現は何回か巻き戻して見てた。
え?
お話?
……私は好きですよ。
三回号泣した。
「私もこうやって、大切なものを忘れながら大人になったんだろうな」と懐かしんで。
「大切な人から悲しみを遠ざけようとして、逆に傷付けてしまったっけ」と身につまされて。
「私の人生も、捨て>>続きを読む
これは劇場に見に行くべきだった、超後悔した、ってくらい映像が凄い。ポツンと取り残された人間には途方もないほどの火星の広さ、何ものも無常に飲み込んでしまう宇宙の底知れなさ、でもそれと同じくらい大きく深く>>続きを読む
『鎧武』パートは、本編で死んでいたキャラの再登場が大きな見所だったが、アクションの比重が多く、本作の中でストーリーが組み立てられていなかったのが残念。あるキャラの復活も盛り上がらなかった。
『ドライ>>続きを読む
正直、全編爆笑だった、パロディと悪ふざけが行き過ぎて。
「あのシンケンジャーが、殿様が、あのキャストが、こんなバカなことしちゃいましたよ!」で楽しめる人なら、プラス一点でよい。
実際、わざわざVシネ>>続きを読む
「『スターウォーズ』に影響を受けたボンドが、ついに宇宙に進出した荒唐無稽な作品」と揶揄されることが多いが、この作品はむしろ、「水面に映った月を熊手で拾おうとする人」というタイトル通りの意味で揶揄される>>続きを読む
凄かった……。
序盤に泣いて、中盤で泣くほど笑って、最後にまた泣いた。
『ゴーバスターズ』を見ていた人は、是が非でも見て欲しい。
ほんと凄い。
マジ凄い。