カートの誕生日から1日遅れで鑑賞。
もうカートが生きた時間より失ってからの時間の方が長くなってしまった。まだ21年しか生きていない私にはこの長さ短さがわからないが…
Nirvanaの曲をバックに、>>続きを読む
手紙が読み返されていくように、ドノヴァンの心情と子役だったルパートの母親との関係や学校生活が描かれている。
人気が出るほどに疑心暗鬼になって孤独になってしまったり、セクシュアリティのことを隠しながら>>続きを読む
殺した相手に成りすまして生活する主人公。
犯罪者ではあるけど、フィリップの彼に対する態度を思うと何とも言えない気持ちになる。
画角とか構図もかっこいいし音楽もいい。特に船上のシーンは緊迫感があり60>>続きを読む
無法地帯と化したメキシコの麻薬カルテルに立ち向かう任務の話。
カルテルと戦うというより、女性警官の視点からこの極秘任務の闇を知らしめられる。
メキシコの警察すらもカルテルに買われた状況下では、悪には>>続きを読む
詩的で耽美な作品。
現代版ロミオとジュリエットと言いつつ、愛の言葉を交わす時など美しい言い回しがありドラマチックだった。
映像も衣装も鮮やか、華やかで見応えはあるけど、ロミオの周囲の騒がしさがこのス>>続きを読む
イエスといえば最初は嫌なことでもいいことが待ってる!
自信を持てず何でも嫌だ…と言い、どうせ人を傷つけたりがっかりさせてしまうならと人付き合いもろくにしていなかった主人公がまるで自分を見ているようだ>>続きを読む
ナルコレプシーでストレスを感じると途端に眠ってしまう少年の荒んだ生活。
どれだけ無茶苦茶な母親だったとしても、彼にとっては眠ってしまった時に昔の母親と自分の姿を夢に見たり、切っても切れない、忘れられ>>続きを読む
突然あなたの娘だと赤ちゃんを託されるが、それまでの遊び人の様とは別人のように娘にありったけの愛情を注ぐ父親。
これ以上はないと思うくらい仲が良く、2人の弾ける笑顔を見ていて幸せな気持ちになった。
さ>>続きを読む
スラム街や貧富の差の現状が映し出されながらも、兄弟2人の健気で楽しく生きる姿が描かれていてほっこりする。
とにかく笑顔が輝いてた…
「ピザを食べたい!」というところから、ピザを食べるために頑張る話か>>続きを読む
教会組織の中にある悪を暴くために、奔走する記者達。
色んな人への綿密なインタビューを重ねながら、徐々に事の重大さが明らかになっていく。
私にはあまり馴染みのない感覚だが、幼い頃から教会に連れてっても>>続きを読む
声を上げることの大切さと難しさを痛感させられる。
全く見当違いの報道で主人公が犯罪者扱いされ、メディアの杜撰ぶりというか、どれだけ視聴者を扇動できるかばかり気にしている。
報道があってから、牧師に>>続きを読む
ギリギリを攻めた風刺がきいており程よいシニカルさで、悪いことしてるのにそこまで凶悪に見えない不思議…。
権力のために上り詰め、こんなことが罷り通っていたのかと驚かされる。しかも、それを映画化できると>>続きを読む
どうしても介護する/されるという関係になったり、障害に対して気を遣ったりするところを、ドリスはお構いなしに接する。
少しドキッとするようなこともあったけど、フィリップが発作を起こしたりしたときはすぐ駆>>続きを読む
突如地球に現れた謎の生命体からのメッセージを読み解いていく過程が、そうやって理解を深めていくのかと驚いた。言葉があって初めて概念が成立する的なところは中学の頃習ったソシュールの理論を思い出す。
娘の>>続きを読む
何度生まれ変わってもイーサンの思いを受け継いで、孫を守り抜くその健気な姿に感動する。
姿は変わってもすぐベイリーだと気づいてすんなり受け入れてもらえる関係、この家族以上の不思議な固い絆があるのが素敵>>続きを読む
映像がとても綺麗でCGすごい…
シンバが掲げられて、動物たちみんな喜んでいるとことかその迫力に感動した。
アニメ版を見たことがないため、こんな親子愛の感動するストーリーだったとは知らなかった、、
2>>続きを読む
おじいちゃんの姿に生まれ段々若返っていき最期は赤ちゃんに。
自分は老いていくのに、愛し合った人は子供の姿になっていくってどんな気持ちなんだろう…
あり得ない話なのに、全く違和感なく1人の人生として見>>続きを読む
分かり合っていたはずなのに、いや分かり合っていた気がしていただけかもしれない。
森の中の道路にひたすら線を引き続け、テントに泊まって生活を送る中で、それぞれ人間関係の難しさに向き合う2人。
衝突は時>>続きを読む
やってることは物騒なのに、耳に残る軽快な音楽と2人のほんわかした雰囲気で、ギャング感のない愉快な話だった。
成り上がりの話ではあるけど2人の友情が見所。
最初女性のことで殴り合ってたのに、お互い正面>>続きを読む
安定した生活、変わらない日常ほどありがたいものはないし楽ではある。
でも、何かを我慢して可も不可もない現状維持の生活にうんざりするくらいなら、時には自分の気持ちに従ってみることも大事。
主人公にとっ>>続きを読む
指名手配中の両親と共に、幼い頃から髪型や名前まで変えて各地を転々とする日々。
そんな中でも、子供たちは抜け出したり反抗したりすることなく、むしろ普段から子供が率先して家事をやるほどで家族の本物の愛を>>続きを読む
大学を卒業して社会人となりそれぞれの道を歩み始めるも、まだ学生気分が抜け切らずギャップに悩む中恋路や人間関係での衝突が起きる。
シーンの端々や言葉選びにユーモアがあり、ファッションや音楽、価値観など>>続きを読む
脱獄に巻き込まれた囚人たちが、まさかの神父として身を潜めることに。
ロバートデニーロの誤魔化しスマイルや、ショーンペンのすっぽ抜けた感じと時折出る本質をついた発言のギャップが面白い。
リラックスして>>続きを読む
禁止事項ばかりで退屈な、閉塞感漂う田舎町の現実に直面して、大人たちにダンスで抗おうとする反骨精神やエネルギーに溢れている。
主人公がイケイケな都会っ子かと思いきや結構誠実な感じで、1人で弾けるように>>続きを読む
ゴッドファーザーの威厳、終始張り詰めた緊張感がずっと漂っている。
なんとか保たれていたファミリー間での秩序が静かに崩れていく様が描かれている。
ギャング同士の抗争とはいえ、派手なやり合いというより冷>>続きを読む
旅行途中に喧嘩して夫と別れ、その虚しさや悔しさを抱えたまま同じような雰囲気を漂わすカフェに辿り着く。
ブレンダとジャスミンに友情が生まれて、2人の感情に呼応するようにカフェも周りの雰囲気も和やかにな>>続きを読む
嘘は時々つく、本当のことを言っても信じてもらえないから っていう言葉が印象的。
主人公は学校でもやたら自分ばかり叱られ、家に帰っても怒られるし親は喧嘩している。
親は、夫婦関係があまり良くないことを>>続きを読む
ドゥザライトシング、正しいことをしろ。
言葉ではこんなに単純なのに、そこに含まれる深い意味を痛感させられる。
黒人差別を禍々しく描いているというより、人種が違うというだけでだけで対立する人々の醜さを>>続きを読む
アダムス色が大爆発。
1作目はアダムス家と初対面でまだ遠い関係だったのが、この2作目でグイッと引き寄せられた感じ。
フェスターの危険な恋路にはハラハラさせられるが、デビーの予想を上回るフェスターの鈍>>続きを読む
吃音症を克服し、国民のために自分の言葉で伝えようと努力する国王。
つい国王や貴族は生まれながらにして尊大で、中には傲慢な人がいるというイメージがあったが、紆余曲折あって国王になったもののこんなにも国>>続きを読む
突然大切な人がいなくなってしまった中で、残されたその恋人や家族が喪失感と共にどう生きるかが描かれている。
美しい映像はもちろんのこと、説明的な描写が省かれることで、人物たちの会話や状況、表情からひし>>続きを読む
狂ってて面白い!
見たことないと思ってたら、見てるうちに幼い頃に何回か見た記憶が蘇ってきた…
あの奇妙なマスクとジムキャリーのチャーミングな笑顔で思い出した。
警官も一緒にダンスするシーンがとても>>続きを読む
夢と現実が交錯していき、二人の女性との関係が分からなくなっていく。
あのテレビの映像が伏線になっていたのかとびっくり。
キャスト陣は豪華だけど、内容は当たり障りのない感じがしてしまった。
思っていたよりパンチの効いたものではなかったけど、こんな異色の家族が普通に生活している世界観がいい。
夫婦のいちゃつき方もなんかじわじわくるし、子供たちがお遊戯会で個性出しまくってて面白かった。
友達の宿題のノートを間違えて持って帰ってしまい、届けるために必死で家を探す男の子。
そこまで必死なのは、そのお友達のネマツァデは先生に次ノートに宿題をやってこなかったら退学だと怒られたばかりだったか>>続きを読む
詩人のムーンドッグはアルコールとドラッグと女に明け暮れている。
でも、彼の持ち前の魅力と彼が紡ぐ言葉に翻弄されてしまう憎めない存在。
絵的にも美しいシーンばかりで、映画全体でこのムーンドッグのfun>>続きを読む