やっと見れました。
ここで個人的経験談をひとつ。
僕は時々友達なんかに映画を勧めるのですが、たいてい
「いや誰かの受け売りな言葉だろ。説得力ない笑」
「古い映画はつまらないからいいよ」
なんてことを言>>続きを読む
好き。
愛のむきだしのテーマを下敷きにキムギドクが作ったらこんな感じになりましたって様な映画。
最後のスピッツが流れ出した途端、
くっ、、狂ってる、、、
と思いつつもなぜか爽やかな肯定感が溢れ出すなん>>続きを読む
はいキタ!今年度暫定ベスト!!
阿佐ヶ谷ロフトで鑑賞。ゼログラビティやGodzillaなど、スペクタクルを見に行くという意味で劇場鑑賞が必須な作品は数あれど、これほどまで対極な意味で劇場鑑賞が必須な作>>続きを読む
「LIFE」(おそらく写真を主に扱うような雑誌?)のネガ管理職につく冴えない妄想男をベンスティラーが演じる。経営方針(ネット配信への切り替え)の移行により休刊を余儀なくされたLIFEの最終号を飾る表紙>>続きを読む
死と生、過去と現在と未来、現実と虚構、自己と他者…
大林宣彦作品はこれは全ての境界を飛び越える。そしてそれらが一堂に会する「長岡花火」と「まだ戦争には間に合う」のラスト。平和への祈りと凄まじい情報量が>>続きを読む
泣ける映画を作るということにそもそも意味があるのか、泣ける映画がいい映画なのか。
まあそのことに関してはプロモーションの問題も大きいと思うので伏せておくことにする。
さあこの作品が本当に泣ける映画とな>>続きを読む
俄然支持!!!
非常に古典的でエンターテイメントの旨み良く捉えている。なんか昔のディズニー映画みたい。王道のシンデレラストーリー。そして滲み出る若尾文子の魅力。なんだこの画面に溢れる多幸感は!!これを>>続きを読む
file04初鑑賞後、白石流ぶっ飛び演出に慣れていないこともあり、白石作品の魅力を汲み取りきれない自分がいたが、超・悪人と今作を観て完全にやられた。彼の持つスケール感に既存のJホラーの枠は狭すぎる気が>>続きを読む
最後に小石並べて娘に運転させたのは、人道に沿った生き方をしてほしいっていう父親の心情のメタファーなのかななんて思いつつ。あそこで娘の贖罪の念を解放させてあげたのだと解釈。毎回センセーションナルな題材を>>続きを読む
実話が元だからといって手放しで賞賛すべきではないし、どこまで失礼なく誠実に描ききるかといったことこそがこういった類いのフィクションの意義であるという風に思います。ましてや観客の自己陶酔のためだけの感動>>続きを読む
核とゴジラの起源とを織り交ぜたオープニングイメージでまず泣けます。(後の設定を聞くまでは)そしてゆっくりとした下なめからのゴジラの咆哮でまた泣けます。放射熱線発動でさらに泣けます。そして、ムートーとの>>続きを読む
ホドロフスキー本人の幼少時代の自伝をもとに、家族との軋轢と再生を描く極私的作品。
"これは人々の魂を癒す映画であり、映画の中で家族を再生することで、わたしの魂を癒す映画でもあった"
監督自身のこの言葉>>続きを読む
これまで数多くの悪役やアンチヒーロー型の主役達が観客を魅了し続けた理由はそのキャラが観客に媚びたからではない。今回のマレフィセントはもともといい人が悪役のコスプレをしたようにしか見えない。悪の存在を履>>続きを読む
ファンタスティックミスターフォックスと天才マックスの世界しか手をつけていないウェス入門者の僕でもはっきりとわかる驚異の作家性。まあおしゃれ。しかし根底には戦争によって失われゆくものへの哀愁の念が込めら>>続きを読む
映画史に刻印された偉大なる挫折。ホドロフスキーのDUNE。監督本人、当時の関係者の証言をもとに、この物語は何だったのかを探る壮大なドキュメンタリー。
この映画の魅力はホドロフスキー本人の魅力に尽きる。>>続きを読む
スローモーション、超現実的演出、絵画のような美しい構図、サイケデリックな色彩感覚、あるシーンに違う場所の会話や音声を被せる編集手法。ドラン節とでも言うべきか、グザヴィエドラン、末恐ろしい…
そんな中に>>続きを読む
あからさまなパロディーシーンからコメディー版ミスト的展開になるのかと思いきや、途中でエクソシストが入ったり、ゾンビ的な略奪者に囲まれたり、ラストはインド映画風フィニッシュと...ストーリーが歪になるほ>>続きを読む
不遇の青春時代を送ったすべての学生が夢見る妄想を叶えてくれてありがとう。映画ってこういうもんだよなーってあらためて思わせてくれました。こんなの実際にはあり得ないかもしれないけど、そういうものに賭けて見>>続きを読む
ジャックヒルのコフィって!!!
人物描写と何の関係もない○○げな大根仁演出に嫌悪感を覚えつつ、ストーリーに対してのいい意味での嫌悪感のプラス要素として働いていたのかと妙に納得。なかなかの良作でした。
文句なし!!!
冒頭のジューシーフルーツのグッバイエディ。最高すぎる。脳天をえぐられるようなあの感覚。その後グロッキー状態の僕の脳にドラッキーな映像と音楽が注ぎこまれる。何が何だか分からないですがとに>>続きを読む
序盤は2人のアドリブ演技をいつまで見せられるのかと不安になったが後半に来て世之介的な物語構造(未来の死という限定的な要素を設けることにより、だからこそ今その瞬間スクリーンに映る他愛のない出来事が愛おし>>続きを読む
非常に居心地の悪さを感じる映画。なぜこのような居心地の悪さが生じるのだろうか。
約千人の大量虐殺を行ったアンワル氏は今もなおインドネシアでは英雄と讃えられる。大量殺人者が英雄視されているというこの事実>>続きを読む
めっちゃいい。
まず食事シーンがいい。
無言でロールキャベツ頬張るとことか。親父さんはダシから味噌汁を作るのに対してたま子のはタッパーごとなのとか。細かいところだけどちゃんと人物を説明する描写になって>>続きを読む
高校時代。僕が映画を真剣に好きになり始めた原点です。映画=「愛のむきだし」。ありがとう「愛のむきだし」。ありがとう園子温。
前半部分なんであそこまで爺さんが婆さんに合唱をやらせたくないのかがわからなかった。言葉では体に悪いとか失望させてしまうとか言ってはいるが。体調を崩した婆さんのために合唱団の仲間が家まで駆けつけてくれた>>続きを読む
んーーーー、微妙。高評価の嵐のなかでもうしわけないのですが。
まずエルザの抱える問題というものがそこまで深刻なものに感じられない。彼女の能力が外部に危害を加えてしまうというのならそこをもっとしっかりと>>続きを読む
他人事とは思えない。閉じた社会での閉じた論理というものは恐ろしい。一般的には"こんな酷いことが実際にあったなんて許せない!"という感想が多数派ではあると思うのですが。。。こういった社会の中で自分が絶対>>続きを読む
重い、苦しい...
この物語の構造上、観客側はオスカーの死を知りながらオスカーの生を見つめることになります。なので、犬のシーンとか母親の「電車で行けば」とかがより深く刺さってくるのですが...個人的に>>続きを読む
時計じかけのオレンジにも共通するテーマ性を感じました。しかし彼イコール純粋悪というふうには描かれていない気がします。自身の持て余す狂気や凶暴性というもののはけ口を見出せずに困惑しているように見えるので>>続きを読む
今見ても充分に面白いです。
モスラ=大自然の象徴
ゴジラ=科学技術が併せ持つ負の側面の象徴
高度経済成長に沸き立つ日本。そんな中この対立構造にいち早く気付き、それを誰もが楽しめる第一級娯楽映画で物語る>>続きを読む
終わり方が好きです。あれ?あっけないなと思っていたらローブローのようにじわじわ効いてくる。あれ?なんだろうなこの気持ち?おれ世之介好きかも!鑑賞後、劇中で周囲の人々が世之介を回想するのと同じように、私>>続きを読む
ちっちゃい頃に見たからただの豚アイドル映画だと思っていた。しかし見直してみるとただ単に豚がカワイイ映画というだけでは決してなかった。
ベイブはもともと食用豚でそれ以上でもそれ以下でもない。そんなシビア>>続きを読む
前作のハードルが高すぎるのであれこれ言うのは野暮な気もするけど、もっとスーパーヒーローそのものを相対化する視点が欲しかったかなと。見る分にはいいけど、実際にそれやったらアホだよねみたいな客観的な視点が>>続きを読む